大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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中国の中古車マーケットはこれから構築される。

中国のモータリゼーションの発達によって、中古車市場も形成されていくのだろう。

ただ、中国人は扱いが乱暴なので、中古車市場が成り立つのだろうかという懸念はある。

ボルボではネットを使って、中国全土の中古車市場からボルボの車両を探しだして、自社で整備をした上で無料のサービスをつけるという方法で、自社のブランド力を上げて、中古車のみならず審査の販売促進策を進めている。

中古車の価値が高まれば、安心して新車を買うことができるという心理を考慮してのことだろう。

「デリカの査定では一番熱意のある業者にお願いして売却しました」と言う記事が、象徴しているように、日本には一括査定システムがあるが、いずれ中国にも同じようなシステムが出来上がるに違いない。

広い国なので、日本とは違った進歩の過程をとるかもしれない。
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雲南省で大地震発生。

雲南省で大地震発生。

日本政府は、直ちにお見舞いと緊急支援の用意があることを伝えたが、習近平政府は、必要性を検討するとの返事。

地震災害の場合は、生存者救出には72時間の時間制限があるのだから、すぐに救援出動を養成すべきだと思うのだがなぁ。

中国の賄賂体質が日本の環境を汚染する

中国の環境汚染物質、PM2.5が、国境を越えて日本に襲い掛かってkる季節が近づいている。
NHKの報道によれば、「大気汚染が深刻な社会問題になっている北京市の担当者が、東京都の大気汚染対策を学ぶ研究集会は2日目を迎え、一行は東京都内で排気ガス規制を行っているディーゼル車の検査の様子などを視察しました。(中略)北京市環境保護局の宋強研究室主任は「技術だけでなく、全体として大気汚染をどう管理するかという体制に学ぶところがあると感じた。帰国後、どういう形で取り入れられるか検討したい」と話していました」とのこと。

日本の技術を取り入れて、環境対策の法的な整備を進めることは当然やらなければならないが、必ず問題になるのが。取り締まり役人に対する賄賂問題だろう。

わたしが大連駐在の頃、ある地域の工場騒音が問題になって騒音対策の規制が行われた。
規制に従えば、設備費用がかかるし、工場の稼働率が低下するので経営者の本音としてはやりたくない。
それでも、日本の企業は順法精神と環境保護精神とで、設備投資をして規制に従った運営に切り替えた。
ところが、隣接する中国企業では何も変わりがなく騒音を撒き散らしているのだ。
どうしてこんなことが怒り得るかというと、賄賂に他ならない。(証拠はないがそれしか考えられない)
取り締まりに当たる役人がうるさくいわなくなれば、経営者にとって問題は解決したことになる。
例えば、設備投資が1000万円かかるとして、賄賂が10万円で済めば、そっちの方がお得だという発想である。
北京や他の都市で、環境対策を進めるときに、隠れた問題として出てくることだろう。
習近平政権は、賄賂撲滅を叫んでいるが、おそらくダメだ。

中国賄賂体質が、日本の環境汚染にも影響すると言うお話でした。

今日から国慶節

中国では今日から国慶節。
工場稼動がしばらく停止するので、大気汚染が改善されるか。
日本にも影響が流れてくると心配されている。
これから、偏西風が強まる季節なので、心配だね。

お粗末な大連空港のトイレ

大連周水子国際空港は、世界13カ国につながり、外国29都市を含む、88都市と結ばれている。 2009年に完成した新ターミナルは、年間955万人が利用可能で、東北地区ではトップで、全国でも16番目だ。
正に、中国の北の玄関と呼ぶにふさわしい内容である。大連空港の中国語サイトはこちら

さて、中国ブログのネタで外せないのがトイレ話だが、4年ぶりの大連訪問でも、やはりトイレの話題に触れなければならない状況に出会った。
今回は、5日間滞在して、帰国する最終日のこと。CA東京行きに余裕を持って間に合わせるために、早朝6時半にホテルを出た。早かったので、トイレに行かなかった。
空港に着き、搭乗手続きも無事済んで、時間の余裕があったので、トイレに行った。大のほうである。
男子衛生間の表示にしたがって入ってみると、制服を着たおじさんが、暇そうにモップで床を磨いている。
あれほどの立派なターミナルなのに、男子トイレの大の個室は、3室しかなかった。
ドアの表示を見ると、一室が洋式トイレで、残りの二つは中式トイレだ。金隠しがないのでどちらを向くべきか分からない便器だ。詳しい説明はこちら
椎間板ヘルニアの影響でひざが深く曲がらないので、中式トイレはイヤだったので洋式トイレを使おうとしたが、洋式は使用中だった。
そもそも、国際空港に中式便器はないだろう。
欧米人がもっとも忌み嫌うのは、中式トイレ(和式トイレでも同じことだが)だという。
日本の空港では、(少なくとも成田空港には)和式トイレはなかったような気がする。

仕方なく、中式トイレのドアを開けて入ってみると、ひどいことにドアの内鍵が壊れている。
仕方なくその隣の中式トイレのドアを開けた。
なんと、そこには、流されないままのうんこがこんもり残っていたのだ。
『まったく、中国人のマナーは変わっていないな。使いっぱなしなんだ』
などと、捨て台詞を言いながら、鍵が壊れているほうのトイレに戻った。幾らなんでも、他人のうんこの上に盛り上げる気にはならなかったから、当然の選択だ。
内鍵が壊れているといっても、内側に開くドアだから、手で押さえればなんとかなると割り切った。
始める前に、トイレットペーパーのホルダーを見ると、ペーパーがない。
『管理が悪いなぁ、じゃ、今回は止めよう』
と、外に出てから思い出した。
中国では、小さいぺーパーを入れておくと、丸ごと盗まれるので、小便器の近くに大巻のトイレットペーパーを設置しておき、必要な分だけ巻き取ってからトイレに入るのだったと。詳しい説明はこちら。
探してみたら、予想通り大巻紙があったので、必要量を手にぐるぐると巻き取って、中式トイレに入って、ひざが曲がらず不便ながらも用を足した。
巻き取ってきたペーパーで尻の処理もしたし、ズボンをあげてベルトを締めなおして、流そうとしたときだった。
水を流すためのレバーがみつからない。足踏みペダルもない。振り向くと、光電センサーのような窓がある。
『ははぁ~ん、これだな』
センサーらしき黒い窓の前に手をかざしたが何も変化がない。さらに手を振ったり、タッチしたり、押したり、叩いたり、いろいろ試したが、水が出てこない。再度、室内を見ても、レバー、ペダルはおろか、ボタンも、紐も、動かせそうなものは何もない。まさかとは思うが、何枚目かのタイルが隠しスイッチなっていたのかも知れない。
しかし、そんなことが分かるはずがない。
どうしようもないので、人目を忍んで、逃げるように出てきた。
制服のおじさんは、相変わらず、モップで床を拭いている(振りをしている)だけだ。
思えば、隣の便器のうんこの人も、流せなくて仕方なく放置したものだろう。彼もあわてたに違いない。
こうして、ひどい罪悪感に苛まされながら、中国から機上の人となったのだが、今思い返しても、気分が悪い。

日本の技術をパクッていない

開業当初から心配されていた。パクリ新幹線の事故が実際に起きてしまった。
安全性をあれだけ騒がれていたのだから、起きるべくして起きた人災の面が強いと思う。
以前から思っていたことだが、時速300キロ、500キロの高速鉄道を作ること自体は、それほど難しいことではないと思う。見よう見まねでも出来るだろうと思う。
高速鉄道でもっとも大事なことは、システム制御技術だ。
東海道新幹線は、のぞみ、ひかり、こだまと3種類の停車パターンが違う電車が5分間隔程度で間断なく走っている。引込み線に停車しているこだまに、時速300キロののぞみが追突したら大惨事になることは間違いない。日本の新幹線では、開業以来人が死んだ事故は発生していない。(自殺はあるが)この安全性こそが、世界の鉄道に誇れる日本の技術である。
今回の中国の列車事故は、まさにこのリスクが露呈したものである。
制御システムは、機械やコンピュータだけの問題ではなく、それを管理する人間の育成も含むものだ。
缶詰合宿で勉強させても、一朝一夕に身に付くものではない。人材育成は、OJT(仕事をしながら学んでいく)での時間をかけたプログラムが必須だが、中国ではこの点を無視した。
中国の書き込みサイトにあった言葉が、重くのしかかる。

『今回の事故で、中国の新幹線は、日本の技術をパクッていないことが証明された』と。

事故原因解明に必要と思われる証拠物件(事故車両)を十分な検証もせずに、畑に埋めてしまった行為にも、疑問を感じる。

大連新港の火災事故・さらにその後

くらぞーさんの遼東の豕日記に「大連新港の火災事故・さらにその後」の記事が掲載されていますのでご覧ください。
爆発事故現場の半島の裏側にあたる泊石海水浴場の状況です。
かなり清掃は進んでいるようですが、まだまだ汚染の痕跡が残っています。
くらぞーさんのコメント
「浜やテトラポッドの原油除去は容易な事ではなく、まだまだ時間はかかりそうに見えました。」

とのことでした。

中国・大連「原油流出」 韓国企業に飛び火

中央日報より
 中国遼寧省大連のパイプライン原油流出事故で、大連沖の海洋汚染が広がっている。特に中国当局が原油の拡散を遮断するために大連港を閉鎖し、港の機能が事実上まひした。このため貨物の積載と荷役が適時に行われる、韓国貿易会社にも影響が及んでいる。

19日の中国メディアによると、16日夜に発生した中国石油(ペトロチャイナ)大連原油備蓄基地の爆発・炎上事故で、汚染海域が100平方キロメートルに拡大したという。前日の海洋汚染面積は50平方キロメートルだった。

現地消防当局は19日、約20隻の船舶と約400人を動員し、海に流出した原油除去作業を始めたが、風と潮流の影響で汚染面積が広がっている。

瀋陽韓国総領事館側は「大連港を通して中国と貿易をする韓国会社は、大連港のまひで輸出入物品納期に支障が生じるおそれがある」と注意を呼びかけた。

中国大連の原油流出、政府公表の60倍

中国大連の原油流出、政府公表の60倍 「回復は10年」=海洋保護専門家
 【大紀元日本8月1日】7月16日の大連石油パイプライン爆発事故で流出した原油量は、実際は、中国政府が公表した数字の60倍にあたる最大9万トンであると、米環境保護団体グリーンピースのメンバーである海洋保護専門家リック・ステイナー氏が、30日に見解を示した。なお、今回の原油流出の規模は同種の事故のなかでも最も深刻な事故に数えられ、生態への影響は、今後10年に及ぶと指摘している。
 ステイナー氏は米アラスカ大学の海洋保護分野の教授で、海上で発生した最大級の環境破壊と呼ばれる「エクソンバルディーズ号原油流出事故」において、緊急対策を補佐した人物である。今回大連で発生した事故については、国際環境保護団体グリーンピースの要請で、事故の後に現地入りし、調査研究を行った。
 同氏は7月30日の記者会見で、今回の爆発事故による原油流出は、中国政府公表の1500トンを遥かに超えるもので、6万トンから最大で9万トンの原油が海に流出していると推測した。「89年に発生したエクソンバルディーズ号原油流出事故よりも重大な事故で、人類が起こした原油流出事故でも最悪のレベル」と述べた。
 また、中国政府が発表した汚染面積435平方キロメートルについて、中国国内メディアは先週、その面積は946平方キロメートルに拡大したと報道していた。一方、ステイナー氏は、十分な空中観測システムがない以上、汚染規模を正確に把握することは不可能とし、「北朝鮮にも及んでいる可能性がある」と指摘した。
 大連市長は26日、原油除去作業について、「決定的な勝利を獲得した」と発表した。それに対し、ステイナー氏は、海面や海岸にまだ大量の原油が残っており、除去作業は今月いっぱいか秋までかかるとコメントした。なお、現地の生態が回復するには「10年以上を要する」と指摘した。
 一方、グリーンピースは、ステイナー氏の予測した数字はあくまでも「控え目」で、実際の流出量はさらに上回る可能性があるとしている。

ちなみに、記憶に新しい新潟県沖で起こったナホトカ号原油流出事故で海上に流出した重油は、約6,240キロリットルだそうです。

手作業で原油を除去する漁民
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集められた原油
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集められたドラム缶
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筵に原油を吸い込ませている漁船
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油まみれの貝
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こんな可愛い子も油まみれで作業中
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原油汚染だから泳がないで
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くらぞーさんの「遼東の豕日記大」『大連新港の火災事故・その後』に泊石湾海水浴場の生写真が掲載されています。

コンビナート火災、原因は人為的ミス

中国、石油パイプライン爆発事故があった港を封鎖=関係筋 2010年7月19日
 [北京 19日 ロイター] 中国当局は、石油パイプラインの爆発事故があった大連市の港を封鎖した。業界関係者がロイターに述べた。爆発は16日夜に起き、鎮火に15時間超を要した。 19日の国営メディアによると、爆発に伴い大量の原油が海に流出、50平方キロメートルに油膜が広がっており、当局では汚染拡大の防止に追われている。
 大連で2カ所の主要な製油所を操業するペトロチャイナ<0857.HK>は、1週間の港封鎖に対応できるよう危機管理計画を策定したという。

中国大連港、コンテナ取り扱い再開=新華社 (トムソンロイター)
 [北京 20日 ロイター] 新華社は20日、石油パイプラインの爆発事故があった大連の港でコンテナ事業を手掛ける大連港<2880.HK>が操業を再開したと伝えた。
 新華社によると、大連港は19日夜にコンテナの取り扱いを再開した。

大連石油パイプライン爆発、原因は作業ミス
 中国安全生産監督管理総局と公安部は23日北京で、大連で発生した中国の石油大手「中国石油天然気」の石油輸送パイプラインの爆発事故の原因を発表した。
 取調べによると、石油タンカーからの原油の荷卸し作業を中断した後も、業者側がパイプラインに強い酸化剤を含む原油脱硫剤を注入しつづけたことにより、パイプラインの爆発を誘引しました。この事故で死傷者は出ていませんが、火は15時間も燃え続け、事故現場の石油輸送設備がひどく破損したほか、周辺海域も汚染された。
 7月16日の午後6時20分ごろ、大連新港から「中石油」の大連石油タンクを結ぶ石油パイプラインが、タンカーからの原油の荷卸し作業中に爆発が発生し、パイプラインから原油が漏れ、火事が発生し、原油と汚水が海に流れ込んた。
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