大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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焼き芋

路上でいろいろなものを売っているといっても、今日の写真はチョーまともだよ。見ての通りの「焼き芋」だ。

見た感じは、普通のサツマイモだし、石焼芋ではないにしても、日本で売っているのと変らないようだ。
実は、あまりにも当たり前すぎて、紹介するまでもないと思ったのだが、一応食べてから報告しようと、ちいさな芋を一本買ってみたら、1元だった。

基準の値段を聞いたところ、2.5元だという、例によって1斤(500グラム)の価格だから、キログラム当たり5元と言うわけだ。日本の価格が分からないけど、小さな芋1本が1元だったので、印象としてはかなり安いかなと。

味の方は、甘さはたっぷりなのだが、ビチョビチョの感じであまり美味しくなかった。日本の美味しい焼き芋って、九里四里美味い十三里半(栗より美味い)というくらいポクポクしているよね。そんな感じは受けなかったな。
日本の焼き芋の方が美味い。
キーワード:焼き芋

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ベタを買った

大連の路上ではなんでも(とは言いすぎだけど)いろいろなものを売っている証に、今日は、オレ買ったベタの写真を紹介しよう。

全体が青で、胸元が赤色の綺麗な魚体だろう、ところで、ベタって知ってる?
はてなキーワードによれば、
=====
キノボリウオ科の淡水産の硬骨魚。雄は10cm、雌は5cm。
雄はひれが長く色彩が美しい。
闘魚の一種で、雄同士を一つの水槽に入れると、激しく争う。
迷器(ラビリンス)という補助空気呼吸器官を持ち、エラ呼吸の他、直接に空気中の酸素を取り入れる。
ごく小型の水槽で飼育が可能。東南アジア原産。熱帯魚として観賞。

=====
つまり、小さな容器で買うことが出来る綺麗な魚だ。
金魚売りの記事で、生き物の世話は大変だから買わないと書いたが、ベタなら飼育が楽なので飼っても良いかなと思った。今は、ワイングラスに入れている。

金魚売りの記事では、金魚が2匹入って、砂利と金魚鉢が付いて5元だと紹介したが、こいつは、1匹だけで8元もした。金魚の何倍も高い。だけど、8元ということは、100円くらいだ。日本で買えば、1匹300~500円だから決して高くはないんだけどね。

こんな熱帯魚まで、道端で売っていることに驚いてしまう。
キーワード:鑑賞魚、熱帯魚

【“ベタを買った”の続きを読む】

早くうちに帰ってウンコしよう!って何?


こちらは誰でも知っている「黒猫ヤマトの宅急便」だ。


じゃあ、こっちの「おサルが運ぶ宅急送」って知ってるかな?


中国の街角で、ワンボックスワゴンのボディに描かれている「宅急送」のロゴ。オレは、てっきり「黒猫ヤマトの宅急便」が中国進出してビジネスを始めたのかと思っていた。

ところが「宅急送」は、日本留学の中国人が
「日本の宅配便サービスは中国でもいずれ急成長する」と読んで、1台の小型ワゴン車と社員6人で始めたベンチャー企業なのだ。

じゃあ、何故「宅急便」じゃないのだろうか? 商標権侵害を気にしたのかな? いやいや、そんな単純な理由じゃないんだよ。
「宅急便」と言う文字を、中国人が見たときに、どんな意味だと思うか? いろいろな解釈が出来て一概には言えないのだが、こんな解釈も成り立つのだ。つまり
「早くうちに帰ってウンコしよう!!」って。
急いで家に運ぶと言う意味もあるんだけど、商売でウンコを感じさせちゃいけないよな。

以下、読まなくてもいいけど、一応「事典」とか名のってる以上、少しはデータっぽいことも書いておかないと、中身に偽り有りとか言われちゃうんで、ちょっと調べてみた。

会社名「双臣一城快運有限公司」は1994年に開業した宅配便を取り扱う民間企業。創業者の陳平氏含め7人でスタートしたが、10年後の現在、全国68の支店・営業所に2000人の従業員、車両450台の企業に成長し、今や中国の宅配業者のナンバーワン。

発展のきっかけは、日本の松下電器産業を皮切りに外資系企業を顧客としたこと。95年には日本の運輸会社・一城(長野市)と合弁して資金力と業務内容を拡充した。
中国では、まだまだ、このようなサクセスストーリーが可能なのだ。

現在のサービスは、主要都市間なら24時間で、1500キロ以内なら1、2日で確実に配達する。料金は、北京-広州間(約2000キロ)で重さ1キロ当たり7.5元(約100円)。日本国内の宅配料金の半分程度といえる。扱う商品は家電やIT製品・部品、日用雑貨など企業向けが中心で、「個人客向け業務の比率はまだ1割に満たない」

本家のヤマト運輸は、2003年10月に「雅瑪多(上海)物流有限公司」を設立して、やっと上海に進出したが、かなり出遅れてしまった。外資企業に対する営業許可の規制など法的な問題もあったのだろう。
キーワード:物流業者、ロジスティックス

迎春花

3月までは、全く花の気配がなかった大連だが、4月の声を聞いたとたんにいろいろな花が咲き始めた。
毎年3月末から4月にかけて、街路樹で最初に花を咲かせるのが、オウバイ(黄梅)だ。一つ一つは綺麗な花なのだが、花数がそれほど多くないので、全面黄色一色とは行かない。


オウバイからやや遅れて、黄色の花を付けるのがレンギョウ(連翹)だ。こちらは、花が大きく花数も多いので、枝一面が黄色に染まったように感じられる。
アカシアの大連とは過去の話で、街路樹は殆どがアオギリ(青桐)に変ってしまった。そして低木の街路樹として多用されているのがレンギョウだ。4月中旬から下旬にかけて、街の至る所でレンギョウが景色を黄色に染めて、まるで黄色のカーテンのような風景を見ることが出来る。春の大連らしい風景だ。レンギョウは、花びらが大きいことと花数が多いことに加え、葉っぱが出る前に花が満開になるので、黄色一色に染まり綺麗なのだ。緑の葉っぱが出始めると、桜と同じように、ピークを過ぎたことを意味する。

ところで、これらの花の名前を中国人に聞くと、「迎春花」と答える。「オウバイ」も迎春花、「レンギョウ」も迎春花と。
「花をよく見てみろよ、花の形も枝振りも違うだろ!」
「中国では、全部、迎春花だよ」って。
「ウソだろ!」
勿論、専門家にとっては違う花なのだが、一般の中国人は、花の名前とか、魚の種類とか、日本人のように細かく分類分をしない。ピンクの花まで「迎春花」と言う人までいたのにはびっくりだった。
春に咲く花は、何でも「迎春花」と言うことらしい。
キーワード:街路樹、連翹、黄梅

タンポポの葉っぱ

今日も、路上商売の紹介シリーズだ。
とにかくいろいろな物を売っているが、今日はこれを買ってしまった。タンポポの葉っぱが一山で1元だった。

爺さんがネギなどの野菜と一緒に広げていた葉っぱだが、どう見てもタンポポの葉っぱだよね。きっと爺さんが、山に自生していたのを取って来たに違いない。

野良仕事で稼ぐ金って、時給換算すると2~3元くらいだと聞いたことがある。とすると、この葉っぱを集めるのに、20~30分くらいかかったってことかな。いやいや、タンポポの生え具合にもよるがそんなにはかかっちゃいないだろう、せいぜい10分くらいで採れるんじゃないか。と言うことは、この山が、一元で売れれば、この爺さんにとってはかなりいい稼ぎになるってことか。

一般の工員の給料を割り出してみると、月給が650元として、月23日出勤、1日8時間労働で計算すると、時給3.4元になるから、野良仕事よりはマシってことだ。仕事も安定しているし。こうして計算してみると、
学生バイトの家庭教師の時給が20~30元って、すごい高級なんだな。

タンポポの葉っぱは、サラダでも食えるのだが、虫の卵などの不安があるので生食は止めて、お湯で湯掻いて食べた。新鮮な山葵漬けを頂いていたので、これを使って山葵和えにして食べた。ちょっとほろ苦くて、美味しかった。
またまた決まり文句だが、ビールのつまみには最高



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キーワード:野草、自生、和え物、時給、月給、工賃、賃金

大阪焼き?

実は、この食べ物の名前は分からないんだ。
丸い焼き器の一つには生卵を1個割って落とし、別の器には小麦粉を溶いたものを入れる。更に小麦粉の上に、肉まんの中身みたいな具を少し入れる。両者がほぼ固まりかけたところで、玉子の方をひっくり返して、小麦粉の上に乗っける。一体化された玉子と小麦粉は、今川焼きのような丸い形に固まるのだ。餡子が入っているわけではないから、甘くはない。
お好み焼きの上に生卵を落としてひっくり返して焼いたものを「大阪焼き」と名付けて、日本の屋台で売っていたが、形は違うけどそんな感じの味わいの食品だ。

好みに応じて、辛い醤を塗ってくれる。1個1元
いくつかの店(屋台?)があったが、何れも夫婦で焼いていた。この写真では、右側で材料を仕込んだり、玉子を割ったりしているのが奥さんで、左側で仕上げ焼きと販売をしているのが旦那さんだ。どの店でも大体こんな感じで分業している。
5個ほど持ち帰ってビールのつまみにしたら、美味かった。



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キーワード:今川焼き、回転焼き

東北路

この道路は、「東北路」という高速道路で大連市内と開発区をおよそ30分で結んでいる。事故がなければあまり混みもせず快適に走れる。dongbei050322s.jpg
写真をクリックすると大きくなります。
さて、今日の話題だが、高速道路の料金のことだ。

実は、この「東北路」は、一昨年の秋頃までは有料だったが、ある日突然料金所が撤収されて無料になったのだ。僅か5元のことだから、どうということもないのだが、この考え方が好きだ。要するに、道路建設費はもう回収したから、これからは無料開放します、と言うわけだ。非常に分かり易い。

これに対して、日本の道路行政はなんだろう。首都高や東名高速などは、とっくに建設費を回収しているにもかかわらず、高い通行料をとる。ましてや、万年渋滞ともなると怒りの持って行きようもない。

以下は、ある論文再び「高速道路の無料化」を問うの要約だ。
=====
日本では、道路整備特別措置法に基づいて高速道路を造り、財政投融資などで建設費を借金して通行料でそれを返済し、料金はその道路の建設費と管理費などを返済期間内で賄える額で設定される予定だったし、償還後はその有料道路は無料になる筈だった。

ところが、とにかく道路を造ることが優先という「整備計画」によって「採算を度外視」して高速道路は延長され続けた。 また、各路線毎の収支計画ではなく、日本中の高速道路を一本化した“どんぶり勘定” で既存の通行料を新しい道路の建設費に充てたために、通行料も無料になるどころか、逆に値上がりし続けた。

こうして緊急性や経済性、採算性などを度外視して、東京湾にトンネルを掘り、瀬戸内海に複数の橋を架け、日本国中の道路が「整備」された結果、現在、道路公団が抱える債務は約40兆円の巨額に上っている。

=====
今日も、都会の「低速自動車専用道路」を走るドライバーは、田舎大臣が造った、前後1キロメートルに走る車とて無い地方高速道路の代金を負担しつう、ストレスにまみれながら、アクセルを踏むのであった。

大連の道路はいいよ。「大連-瀋陽高速」も出来たし、庄河までの高速「大庄道路」も快適だ。



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キーワード:

風船売り

このおばさんは、一日中、ずーっと立っている。
「いらっしゃい、いらっしゃい!」も言わないで立っているだけ。
売っているものは、細長いゴム風船で作ったダックスフントだ。


色とりどりで、中にはプードルみたいのもいるし、結構可愛い。
にも拘らず売れている気配はない。
昨日の「サンザシ飴」売りのおじさんと同じで、何も言わないで立っているだけでは、売れないだろう。鬱陶しいと思われても何かアクションを起こさないと、結果につながらない。街頭の物売りと言えども、才能が必要だと思う。もっとも、そんな才能があったら、こんな所で突っ立っていないかな。
こんな様子で、立っていることに意味があるんだろうか?と思ってしまうのが日本人なんだろうな。



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キーワード:道端、風船売り、風船犬

サンザシ飴

糖葫芦(タンフールー)売りのおじさんだよ。糖葫芦と言うのは、サンザシの実を串に10個ほど刺して、周りをべっ甲飴のような砂糖で固めた菓子だ。大連の方言では、「リゴ」と言うが、どんな字を書くのか分からない。

サンザシは日本には無いけど、丁度「リンゴ飴」のようにサンザシの酸味と冷たく固まったパリパリ感の飴の甘さがマッチして美味しい冬の風物詩だ。日本語的には、「サンザシ飴」と呼べばいいかな。キウイとかイチゴなどのバージョンもある。夏になると飴が溶けてしまうので見かけない、冬だけの商売だ。
ところで、このおじさんは、あまり売れているとも思えないのに、日がな一日寒風吹き荒ぶ中、ここに立って、「サンザシ飴」を売っている。自転車の藁束に刺してある串の数を見てくれ。せいぜい40本くらいだよね。1本1元だから、全部売れても40元にしかならない。自分の山で取れたサンザシの実と竹串を使って原材料費が無料だとしても、純利益は40元。 実際には、夕方になると、売れ残った「サンザシ飴」を2本1元とか、3本1元とかに値下げして捌くこともある。それでも、現金収入に魅力があるんだろうな。



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キーワード:サンザシ飴、りんご飴、

大連のげそ焼きはシシカバブーの味

中国人は歩きながら食べるのが好きなのかな?路上でいろいろなものを売っている。今日の写真は、げそ焼きだぁ!


げそ焼きと来れば、生姜醤油で焼き上げて、七味唐辛子を振りかけて食べる。香ばしさが漂ってくるようだ。

と、大きな期待を持って買ってみたら、「まずぅ!!、何これ!」って。
醤油の風味なんか全然なくて、なにやら癖の強い香辛料がガンガン塗りこまれている。辛いし素材の味なんかどっかに飛んで行っちゃたゾー。

これとは別の話だが、ホテルのレストランで、生のサヨリを見つけた。「これ焼いて」って頼んで、席でビールを飲みながら待っていると、「来た来た!」と!
「何これ!」淡白な薄味の白身魚が、香辛料で真っ赤!!食べてみたら、シシカバブーの味。

羊肉のように癖が強い素材だったら、香辛料で調整するのも悪くない。しかし、淡白な素材なら、さっと塩焼きにして、味が足りなければ、醤油をかけるくらいが美味しいのだ。何でもかんでも、香辛料で真っ赤にするのは止めてくれ。

中国人にとっては、日本料理の薄味がもの足りないと言う。普通にわさびが入った寿司の味が物足りないと、茶色になるほどわさびを溶かしたわさび醤油をたっぷり付けて食っている中国人。日本の煮物のコクがないと油をかける人たち。どちらもオレが目にした事実だ。
逆に日本人にとっては、中国料理の強烈な香辛料がうまいとは思えない。日本で食べる中華料理が美味いと思っているあなた、それは大いなる勘違いだよ。それは日式中華料理と言って、本場中華とは別物なのさ。

誤解しないで欲しいのだが、オレは好き嫌いないし、中華も美味しいと思って食べられる。だけど、1日2日は問題ないが、1ヶ月2ヶ月と続けると、さっぱりした薄味の日本料理が恋しくなる。

食文化って生活の基盤だから、一朝一夕にはどうにもならない。



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