そもそも、インスタントラーメンって、日清食品創業者の安藤百福さんが、苦労して開発した日本原産の食品なのだが、いまや、世界中の国々に氾濫している。その国毎に、国民の味を作っている。タイのトムヤンクンラーメンなんかがその代表例だ。
当然中国にも、沢山のインスタントラーメンが溢れている。
中国語では、「方便面」と言う。便利麺という意味だ。簡体字では麺の字が無いので、面で代用する。
さて、中国の方便面だが、一口で言うと美味くない。不味いと言うと御幣があるが、一般的な日本人の口に合わないと言った方が良いだろう。何が悪いかと言うと、香辛料と油脂だろうな。油脂の袋だけ入れないようにしたり工夫もしたが、一般的にあまり美味くない。
だから、日本からのお土産に、日本のインスタントラーメンを希望する人が意外に多い。
そこで、この「辛ラーメン」なのだが、辛いことは無茶苦茶辛いのだが、これは食える。麺の腰が強くてしっかりしている。どうも、中国人の好みは、伸びて軟らかくなったべとべとの面が好きなようだが、その点、この「辛ラーメン」は、長く煮込んでも崩れない。
韓国系の会社「農心」の製品だ。

韓国に行ったことがある人なら、一度や二度は、ラーメン鍋を食べた経験があるのではないだろうか?
日本では鍋を食べた後の仕上げは、ご飯を入れて雑炊か、うどんを入れて煮込みうどんと相場が決まっているが、韓国では、インスタントラーメンを入れるのだ。ちゃんとした料理屋でインスタントラーメンを出してくるのには、最初は驚くが、食べてみると美味いんだなこれが。このときに入れるラーメンが、「辛ラーメン」なんだ。鍋でぐつぐつ煮込んでも煮崩れしないが、普通のインスタントラーメンでは、どろどろになってしまうので真似できない。
麺の腰がしっかりしているのが、美味さのポイントだ。
辛ラーメンのシリーズで「キムチ味」があるのだが、これだけ辛いと、キムチもへったくれも無い。
この会社の製品で、辛くないのが「上海湯面」シリーズだ。写真はチキン味の5個パック。

「上海湯面」シリーズには、チキン味、海鮮味、牛肉味などがあり、どれも日本人の口に合うと思う。最近あまり店頭で見かけなくなったが、もし見つけたら試してみても損は無いと思うよ。
