大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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天牛

背中に羽根が生えた馬が「天馬」なら、こいつは「天牛」と言うしかないだろうな。羽根の先までなら優に20メートルを超える巨大なオブジェだ。
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ここは、UFOの展望台の隣の峰の頂上なのだが、何故こんなオブジェを作ったんだろうか?
実は、この辺一体は「童牛嶺」(tong2niu2ling3)と呼ばれる地域で観光開発に力を入れているように感じられる。そこで、「子供」と「牛」を組み合わせて、「嶺」の頂上に巨大なオブジェを作ったのだろう。

この山の頂に、これほどの資材をどうやって運んだのか疑問を持ったが、下の写真にレールが見えるので、ウインチ式のトロッコを作って運び上げたようだ。
niumen060402.jpg

「施工現場閑人免進」
このオブジェは、まだ完成していなくて、周囲は鉄板の塀で囲まれており、このように「工事中、関係者以外立ち入り禁止」表示されている。

だけど、ここは中国だ。こんな文字が書いてあったって、見張りがいなけりゃ、意味がない。
次から次と、塀の隙間から入り込んで、日曜の午後ともなるとちょっとしたデートスポットになってしまった。

だけど、天牛の像の周りは、とても急な絶壁に面しており、まだ手摺りが設置されておらず、危険な状態なのだ。もし転落事故が起きたら日本では、この現場の管理者の責任が問われるところだが、おそらく中国ではそんなことはないのだろうな。

何でも自己責任だから。

この件とは全然関係ないのだが、開発区には「天牛」という名の日本式焼肉屋がある。ここは、確かにうまいのだけれど、値段が高い。大人が普通に飲み食いしたら、200元オーバーは覚悟してね。
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せめてパンツくらい穿けよ

【重要な注意事項】

今日の記事には、性的な描写がありますので、この方面に嫌悪感を感じる可能性がある人は読まないでください。
男性更衣室の様子などを露骨に書いていますので、特に女性から、後で気分を害したなどと苦情を言われても受け付けません。







大連雑学事典では、下ネタ話は取上げないのだが、最近フィットネスクラブのロッカールームで毎日見せつけられ、あんまりだと思うので、思い切って書くことにする。

性的羞恥心と言ったら色々な現象があるだろうが、今日の話題は、性器を露出することが恥ずかしいかどうかについてだ。

人はそれぞれに持って生まれた性質があり、先天的な身体つきは本人の好き嫌いや努力にかかわらず変えられないものだ。生まれつき背が低いとか、胴が長いとか、頭が大きいとか、耳が大きいとか、足が短いとか、鼻が低いとか、目が小さいとか、こういう特徴って、普段から隠し立てすることが出来ず、他人に見えるものだから、自然に受け入れざるを得ない。たとえ優越感や劣等感を感じているとしてもだ。

だけど、「性器」って男女を問わず他人に見せるものじゃないだろう!!

何を言っているかというと、大連でプールのロッカールームやサウナの着替え室では、男どもはみんなちんぽこを丸出しなんだ。女性と違って男のちんぽこは体外にくっついているので丸見えだ。男しかいないから関係ないだろうという言い方もあるが、日本人にとっては耐え難い環境だよ。

日本の銭湯やサウナ、あるいはプールの着替え室では、例え男だけしかいなくても、さりげなくタオルで前を隠すとか、パンツを穿くときに後ろを向くとか配慮をするし、バスタオルを腰に巻いてパンツの穿き替えをする人だっている。友人達と一緒に温泉に入ったときに、ちらちら見えることはあるにしても、モロ出しはしないものだ。

ところが大連のサウナやプールのロッカーでは、連中は全く隠そうとせず、片手にタオルをぶら下げて、大股開いて歩いているんだ。

全身鏡に向かって立ったままヘアードライヤーで髪を乾かしている男がいた。ヘアードライヤーを使っているのだから、当然両手を頭の上にあげて髪の毛を乾かしている。パンツを穿いていないのだから、鏡に向かってちんぽこ丸出し。こうなると、鏡に映って四方八方360度どこからでも見て頂戴!!ってか。

また、ロッカールームで風呂上りに、パンツを穿く前に携帯電話を取り出して、立ったまま電話をし始めた奴もいる。もちろんみんなの方を向いているから、ちんぽこは丸見えの状態だ。近くでやられるとちんぽの毛の数まで数えられそうだ。
せめてパンツくらい穿けよ!!
せめて後ろ向くとか配慮しろよ!!

日本では、ちんぽこの大きさに自信のある一部の連中が隠さない傾向があるので、目に入るのは大きいちんぽこばかりで、オレなんか劣等感にさいなまされていたもんだ。だけど大連に来たらどうだ!
大きいヤツも、小さいヤツも、形が悪いヤツから、剥けていないヤツまでみんな誰も隠そうと言う素振りさえないんだ。見たいわけじゃないけど、目に入ってしまう。

サウナの中に垢すり人がいる。こいつらの仕事は、ベッドの上にマグロのようによこたわった客の全身を隈なく擦ることなんだが、あろうことか、タマタマのフクロを持ち上げその裏側まで擦っている。日本じゃ絶対に考えられない行為だ。
さらに、垢すりが終わったあと、そのままベッドに寝てしまう奴もいる。もちろんタオルで覆うなどと余計なことはしないので、ちんぽこ丸出し仰向け状態だ。

田舎に行くとトイレにドアがないことが多い。ある田舎で尿意を催して公衆便所に入った。
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入口は男女に分かれているものの、男のトイレに入ると、大便のために跨る穴が三つ開いており、小便のための溝が一つあるだけ。ドアはもちろん仕切りさえもない。たまたま男が穴に跨ってしゃがんで大便をしながら新聞を広げて読んでいた。ギョロっと目が合ったが直ぐ新聞に目を戻して読んでいる。前向きなので、下半身は露出されてちんぽこが丸見えだよ。よくこんな状況でウンチが出来ると感心してしまう。ある意味では職人芸だ。

女性でも状況は似たものだと思う。
衣料品売り場ではスカートを買おうとしているときなど通路でさっさとズボンを脱いで試着している女がいる。冬場は厚手の股引を穿いているので構わないのかもしれないが、幾ら厚くても下着は下着だろう。これが嫌で、中国では衣服を買うことが出来ないという日本人女性も多いと聞いている。
女性風呂や女性トイレは覗いたことがないので分からないが、状況は大同小異だろう。

性器を他人に見られるって、不快な恥ずかしいことだと思うのだが、中国ではそういう教育や躾をしないのだろうか?

日本人が気にし過ぎるのだろうか?
他の国の様子を知ってる人がいたら教えて欲しい。

さすがに今日は、現場写真は、なしです。
女性風呂の様子も、男性風呂と全く同じようです。
mikihirommさん、akanasさん、さりさりさんが、赤裸々に書き込んでくれました。ここに転記するのも気が引けるので、コメント欄を直接ご覧ください。

高空雑技

今日の記事は、4月18日付けの地元新聞「半島晨報」からのパクリだ。新聞紙面を撮影したので画質が悪いのは勘弁してくれ。
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記事によれば、17日午後3時ごろ、大連駅近くの203市電の架線の上に一人の男が上った。まるで「高空雑技」のようだと報じた。このため203市電は、正常運転が出来なくなった。
大連現代軌道有限公司では、感電を防ぐために電源を遮断して、数名の警察官と消防士が、停止した電車の屋根に上り、大勢の市民の前で捕り物劇が展開された。
見物人によると、午後2時過ぎに一人の男が何故か街路樹に登っていた。警察が近づいたら、するすると電車の架線に登っていったと言う。午後4時過ぎに4人がかりで「救出」し、派出所に連行した。
警察では、更に、この男が何故架線に上ったのか調べを進めている。(通報者に賞金30元)

広い中国だから、いろんな奴がいるもんだ。
日本でも、2005年10月、好きな人の名前を書いて、目立ちたかったと東京タワーによじ登ったお騒がせ野郎がいたね。

この記事でもう一つ面白いと感じたのは、通報者に賞金30元が支払われたと報じていることだ。日本でこのような面白記事の通報者に賞金、あるいは謝礼として現金が支払われることがあるのかどうか知らないが、こうしてあからさまに、この記事は30元とか50元とか値段をつけるような報道は見たことがない。

これだけじゃ、ちょっと物足りないので、同紙面からもう一つの記事を紹介しよう。

大連の肉・卵の価格が10年前のレベルまで値下がり
野菜は24.3%の値上がり


1斤(500グラム)の価格が、昨年は1.39元だった白菜が2.05元に値上がりし、昨年5.73元だったピーマンは7.24元に値上がりした。大連に持ち込まれる野菜は毎日450トンだったが、大雪などの影響で300トンにまで減少し、野菜全体では、24.3%の値上がりとなった。
分り易く日本円に換算すれば、1.5キロの中玉の白菜が1個、62円から92円に値上がりしたことになる。

一方、昨年5.83元/斤だった卵は4.64元に値下がりし、13.59元/斤だった豚バラ肉は12.08元と1993年の水準まで値下がりした。
これも分り易く日本円に換算すると、豚肉が100グラム当たり40円から36円に下がり、卵は、Mサイズ10個で105円から84円に値下がりしたことになる。

卵の値下がりは、鳥インフルエンザの影響と見られており、豚肉の値下がりは、昨年後半の供給過剰によるものと見られている。

とまぁ、こんなニュースが報道されたが、日本から見れば、どうせ安いのだから、どうでもいい範囲の変化だと思うだろうな。だけど、収入が限定されている、大連庶民にとっては、大きな変化なのだ。

お父さんが鈴木さんでお母さんは山田さん

「でっつさんの奥さんは、〔富士山花子〕って言うんですね。
でっつさんと同じ姓って偶然ですか?」


質問された瞬間、とっさに何を問われているのか分からなかった!

オレの名前は〔富士山でっつ〕(勿論仮名)。
オレの部屋の壁には、花文字で書かれた妻の名前が張られている。
これを見て、学生バイトの家庭教師の口から自然に出たのが上記の言葉だ。

夫婦が同じ姓で、何が偶然だ! 夫婦なんだから同姓で当たり前だろう!
そう思うあなたは、日本文化にどっぷり浸った純粋な日本人で、とても国際人とは言えない。

恥ずかしい話だが、中国に来てからかなりの時間が経過するまで、中国では夫婦別姓であることをオレは知らなかった。結婚した女子社員の王さんが、于くんと結婚してからも王さんで通しているので聞いてみたら、びっくり!!
「中国では結婚しても、女性の姓は変わらないんですよ」って。
法律的には、夫の姓を名乗っても良いのだが、慣習的に自分の姓を変えないのが普通だ。
「じゃあ、子供の姓はどうなるんだ?」
「子供は父親の姓を名乗ります。」
子供の姓は出生時に選択出来るのだが、殆どの場合迷う余地もなく父親の姓を名付けることになっている。

こんなきっかけで、世界の様子を調べてみた。日本から出たことのない人にはまったく想像も出来ないことではないかと思うのだが、外国では夫婦が別の姓を名乗っていることが結構多い。
こんな疑問も中国に住んでいればこそなので、大連雑学事典の材料にした。

日本では、【民法750条】
「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫または妻の氏を称する。」

と定められており、必ず同姓であることを規定している。一般的には結婚した時点から、妻は夫の姓を名乗るのが当たり前で、婿養子のような場合に例外的に妻の姓を名乗ることがある。いずれにしても、夫婦及び子供は同じ姓を名乗ることが法律で定められている。お父さんが鈴木さんでお母さんは山田さんなんてことは、奇怪で考えられないよね。

また、日本で男女が同居していて表札が2枚掲げてあったり、違う姓が書いてあったりすると、内縁関係だと疑われる。

中国の他に、お隣の韓国でも夫婦別姓が当たり前だったのには驚いた。
いろいろ調べているうちに、壁にぶつかった。一概に分類できない国が多過ぎる。カナダやアメリカは州によって違うし、単に夫の姓を残すか妻の姓を残すかだけに留まらず、いわゆるミドルネームで夫婦の姓を並べるものや、父親、祖父の名前を連ねたり、家族の呼称を入れたりと様々だ。夫婦が二人で相談して新しい姓を作り出しても良いところまであった。一般的にかなり柔軟な対応が多いように感じた。
簡単にまとめたリストを紹介する。

夫婦同姓が一般的な国:
日本(夫の姓が一般的、妻の姓も選べる)、
インド(夫の姓、法律で定めている)、
タイ(夫の姓、法律で定めている)、
オーストリア、
スイス、
イギリス(習慣的に夫の姓)、
フランス、
南アフリカ、
オーストラリア(習慣的に夫の姓)

夫婦別姓が一般的な国:
中国(子は父の姓)、
オランダ(子は父の姓)、
スペイン(子は父母の結合姓)、
カナダ・ケベック州、
サウジアラビア、
シンガポール、
コートジボアール、
韓国・北朝鮮(子は父の姓)

妻が夫の姓を付加する国:
「鈴木太郎」と「山田花子」が結婚すると、妻の名は、「鈴木山田花子」となる。山田がミドルネームになる訳だが、日本人的にはなじめないね。

ペルー、
ブラジル、
イタリア、
アルゼンチン、
台湾

ミドルネームといえば、ピカソの本名はとても長いことで有名だ。
「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランチスコ・ド・ポール・ジャン・ネボムチェーノ・クリスバン・クリスピアノ・ド・ラ・ンチシュ・トリニダット・ルイス・イ・ピカソ」
このピカソの名前は、ピカソの「祖父」・「叔父」・「父」・「乳母」などの7人分の名前とキリスト教でいう「神」・「キリスト」・「聖霊」を「三位一体」として意味する言葉まで加えた名前だそうだ。

さて、日本でも、夫婦別姓の法案が作られて、議論されている。
昭和60年代以降、女性の社会進出に伴い、結婚後も仕事を続ける場合、改姓による様々な証明書類の訂正手続きが面倒であるとの声が上がり、政府は「夫婦別姓制度」の導入を検討し始めた。
ところが、大勢の人がこの法案に反対している。選択的夫婦別姓に反対する主な理由には、次のようなものがある。

①夫婦別姓は、親子別姓となり、子供に悪影響を与えるおそれがある。
②実際に夫婦別姓を選択しようと望む人は僅かである。
③仕事上の不便は、旧姓を「通称」として使用できるよう法整備することで解決される。
④同姓制度と別姓制度を同等のものとして、二つの家族形態が共存することはふさわしくない。
⑤別姓制度は、結婚・離婚のハードルを低くし、安易な結婚・離婚が増加するおそれがある。(夫婦別姓制度との因果関係は不明だが、最新の統計によると、北京の若年層の離婚率が51%に達したと言う)

一方男女平等の立場から、完全別姓を唱えるグループもある。例えば、東京弁護士会が出した「これからの夫婦別姓」(日本評論社)では、次のような主張がある。
「夫、妻それぞれが相手に譲歩することなく、自分の望む姓を使用できる権利を認められることによって、初めて結果の平等が満たされるのである」と。
確かに、結婚して夫の姓に変ったとたんに、まるで夫に従属しているように感じるとか、今まで築いてきた社会的地位をすべて失い、人生がリセットされたような気がするという女性の声もある。

女性の地位向上のために、夫婦別姓が良いのかどうか分からないが、中国の女性は日本女性よりも、家庭内でも社会でも強いように感じる。出世というか、社会的に高い地位に就いている女性の比率も日本よりはるかに多いようだ。

日本では、伝統的に夫婦(家族)同姓の歴史があるので、夫婦別姓制度を取り入れるのは、容易なことではない。それよりも、例えば会社では旧姓のままでも各種社会保険が受けられるなど、通称として、不利益なく結婚後も旧姓が使えるような法整備が現実的な選択肢だと思う。

読者のコメントから
KMさん
日本でも昔は夫婦別姓
原始は母系制社会といわれ、中国が男系制社会なのに対して、
日本は古来は双系制社会でした。ですから、鎌倉幕府を創設した源頼朝の妻政子は結婚後、源氏とはならず、北条(平)のままです。これは、現在でも歴史教科書で「源政子」とは表記せず、「北条政子」とすことに表われています。したがいまして、本来結婚しても姓氏は変わらないのです。ですから、夫婦別姓が日本の本来なのです。決して伝統ではないのです。
これが庶民に至るまで、夫婦同姓に変わったのは、明治維新で、フランス民法に範をとって、民法を制定して、戸籍としての家を確立してからです。もちろん、この前提には江戸時代からの武士の家概念がありました。
このように、現在の日本人が伝統を思っていることでも、明治維新苛の新しいものが多くあるのです。

面白中国語-1

日本語と比較したときに、面白いと感じる中国語が沢山ある。今までにも時々紹介してきたが、それらも含めて、再度まとめてみた。
今回は10個紹介する。

「前後」と「左右」
日本語なら、「学校まで歩いていくと15分前後です」とか「小型車なら100万円前後で買える」というが、中国語では、「前後」の部分を「左右」(zuo3you4)に置き換えて言う。「3時左右に電話するよ」あるいは「大連にいる日本人は5000人左右だ」となる。

ナマズは「鮎」、アユは「香魚」

中国漢字で「鮎」(nian2)と書けば、ナマズのことだ。じゃぁ、アユはどう書くかと言うと「香魚」(xiang1yu2)になるのだ、香魚は日本でもアユを指す言葉として使われている。

「相撲」は「シャンプー」
単なる発音の問題だが、「相撲」は、シャンプー(xiang1pu1)と言う。日本語のシャンプーそのものだ。お相撲さんは髪が長いのでシャンプーをたくさん使うのだろう。

「ライブドア」は「ホリエモン」
ライブドアの中国名は「活力門」(huo2li4men2)だが、先入観を持って聞くと「ホリエモン」と聞こえるから面白い。

「走」は歩く、走るの意味はない

中国語で「走」(zou3)と言えば、歩くことを意味し、走るの意味はない。商店で店員が客を送るときに言う言葉で「慢走」(man4zou3)がある。直接的な意味は、「ゆっくり歩け」だが、「お気をつけて!」という感じだ。走るはパオ【足編に包】(pao3)と言う。

「九」は「ジュウ」

物の個数を数えるとき、イー、アル、サン、スーと進んでいくのだが、「九」は「ジュウ」(jiu3)と言うので、ついうっかり「十」と間違えてしまうことがある。

薬は「食べる」、お粥は「飲む」

日本では、薬は飲むと言うが、中国語では「喫薬」(chi1yao4)と書いて、「薬を食べる」と言う。一方お粥は「喝粥」(he1zhou1)と書いて「お粥を飲む」と言う

「入院」ではなく「住院」

病院の中に泊り込みで治療を受けることを日本語では「入院」というが、中国語では「住院」(zhu4yuan4)と言う。病院に入るよりも、病院に住むの方がぴったりのような気がする。

「手紙」はトイレットペーパー
これは有名な単語なので、多くの人が知っているだろう。中国語で「手紙」(shou3zhi3)と書けば、トイレットペーパーのことだ。日本で言うところの手紙はなんと言うかといえば、「信」または「書信」(shu1xin4)になる。

「結束」は終ること。
「地元住民が結束して、地域の子供たちを守らなければならない」のように、日本語の「結束」は「一致団結」の意味だが、中国語で「結束」(jie2shu4)は、終わる、終わらせる、けりをつけるの意味で普通に使われる。「団結」の意味はない。

今日の記事は、ここまでで結束了(ジエシュ-ラ)。

100元札を拾った

ある雨の日のこと、とある店の前で100元札を拾った。びしょびしょに濡れていて、踏まれたりして少し破けている。
どうしよう!? 100元といえば、工場作業員の月給の1割に相当する大金だ。交番に届けるか? いや、子供じゃあるまいし「イン・マイ・ポケット」で良いだろう。
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ん!! ちょっと待って! このお札、なんか変だよ。

中国のお札って、毛沢東の肖像画があるはずなんだけど、このお札にはビルの絵があるだけで、裏を見ても肖像画が無い。

でもちゃんと「中国人民銀行」って書いてあるし???





「札勘」って言葉を知っているかい?

銀行員がお札を数える時に、札束を扇形に広げて、サッサッーと数える時の手捌きって、見ていても惚れ惚れしちゃうよね。あんなふうにお札を数えることを「札勘」って言うらしい。つまり、「札を勘定する」って言う意味の金融業界の専門用語なのだ。銀行に就職すると、新人研修で札勘の練習をやらされる。
「札勘」には、「横読み」「縦読み」の技術がある。
「横読み」は、お札を扇のように広げて違う紙幣が混じっていないかを確認しながら、3枚とか5枚とか数えていくので、速い。
「縦読み」は、片手に札束を持ち、もう一方の手で一枚ずつめくりながら数えるやり方で、新入社員の取り敢えずの目標は、100枚を40秒以内に数えることだ。

そういう訳で、実は、この拾った100元札は、「札勘」練習用の模擬紙幣あるいは擬似紙幣だったのだ。良く見ると左の透かしの部分に「點鈔券」と書いてある。「點」は点検の意味、「鈔券」は紙幣の意味、つまり検査用紙幣と言うわけだ。更に裏面を見ると「練功専用」(練習専用)とも印刷されていた。

ホームページ検索で、札勘用の模擬紙幣を探してみたんだけど、日本では、白い紙を札の大きさに切っただけのようだ。これほど丁寧に印刷した練習用の紙幣って、他にもあるのだろうか?
そんな疑問をあるホテルのキャッシャー(現金係り)の女性に聞いてみたところ、うちにも練習専用の模擬紙幣がありますよって、見せてくれた。そのホテルの名前が印刷された模擬紙幣だった。

結婚アルバムのロケ撮影

4月に入って最初の日曜の昼下がり、開発区の海岸を歩いていたら、結婚式のアルバム写真の撮影に遭遇した。

ここは、「九龍壁」の下にある海岸で砂利浜だけど海水浴場にもなっている。この辺一体の海岸は、以前は「南砣子」(nan2tuo2zi)と呼ばれていたが、海岸を整備して海水浴場が作られてから「泊石湾」と名付けられた。しかし、昔からいる人にとっては、「南砣子」の方が馴染んでいるらしく今でも「南砣」とか「南砣子」と呼んでいる。
だけど、多くの人は名前を知らずに「海に行こう!」で通している。
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話しをお嫁さんに戻してと、綺麗な可愛い感じの花嫁さんだ。
結婚式の車列の記事でも紹介したように、大連の結婚式では、車列の先頭でハッチを開けたワゴン車やトラックが先導し、新郎新婦が乗った車を正面からビデオ撮影するのが普通だ。これに結婚披露宴の様子を合わせて、結婚記念のビデオを作り、これを以前はVCDだったが、最近はDVDに焼いてもらう。
一方、紙のアルバムにもすごいお金をかける。この人たちの月収は1000元そこそこだと思うのだが、数千元のアルバムを作ることさえあるらしい。結婚式場の記念写真や披露宴会場の写真の他に、必ずと言って良いほど、ロケを張る。日本では、新郎新婦が屋外で写真撮影をするなんてめったにないだろうが、こちらでは極めて当たり前のことだ。

この海辺も、結婚記念撮影のロケ地になっているようだ。海を背景に洋々たる未来を写そうとしているのか。カメラマンの要求に合わせて、華麗なポーズで撮影に応じている。

笑っちゃうのは、ここで後ろを振り向くと、白いウェディングドレスに身を包んだカップルが3組、順番を待っていたんだ。この浜が特に良いのか?このカメラマンの腕が素晴らしいのか分らないが、順番を待っている花嫁さんは疲れてしまったのだろう、こんな衣装で座ることも出来ず、大あくびをしていた。


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今日の記事はここまでなんだけれど、一つおまけ。

ナメクジに塩、トマトになぁんだ?の記事で紹介したことだが、信じがたいことに、大連ではトマトに砂糖をかけることが多い。
一方、NHKの朝ドラ「風のハルカ」の最終回でさすらいのカメラマン猿丸が言っていたこと。見ていた人も多いと思うが、
「トマトに牛乳」
粗切りしたトマトに冷たい牛乳をかけるだけなのだが、やってみたら結構うまかった。気になるようなら一度試してみたら?
泣いて喜ぶほどうまいわけじゃないけど、意外にしっくり来るのにちょっとビックリ。少し塩味を付けても良いかも!tomato060402.jpg


ひまわりの種

ひまわりの種と言えば、オレが日本にいた頃は、息子が飼っていたハムスターの餌と言う認識しかなかった。想像範囲を広げても、せいぜい、リスの餌、鳥の餌、油の原料辺りまでだった。
写真は、黒い種だが、白い種もある。工場生産品で袋に入ったものもあるが、店先で炒り立ての香ばしい量り売りの方が一般的かもしれない。


大連の人たちは、ひまわりの種を良く食べる。もちろん主食じゃないし、レストランで食べるようなものじゃない。
じゃあ、いつ食べるかっていうと、基本的にヒマなときだな。男が手持ちぶたさになるとついタバコに手を伸ばしてしまうような感覚だと想像している。スポーツ観戦、客が来ない店番、何するともなくテレビを眺めているとき、ニ三人でだべっているとき、本を読んでいるとき、その他いろいろだ。

サッカーを見に行ったときに、隣に座った人が、一握りのひまわりの種をオレにくれた。こんな小さな粒だし、外の殻は食べられないので剥かなければならない。殻はどうするかと言うと、言わずと知れたポイ捨てだ。観客席のあちこちにひまわりの種の殻が散らかっている。そういうマナーらしい。
店番をしながら座っている女性の足元には、ひまわりの種がいっぱい散らかっていることが多い。最初からくずかごを用意してそこに入れれば良いのにと思うのだが、こういうマナーらしい。

食べるために、爪を立てて、爪で割ってから中身を取り出そうとすると、えらくめんどくさい。苦労して中身を取り出しても、5ミリにも満たない小さな粒が取れるだけだ。こんな物を剥いて食うヤツの気が知れない。

と思ったら大間違い!!

これには、これなりの食べ方があるのだよ。
種の太い方を指で挟んで縦に持ち、細い方の先のほうから前歯で軽く噛み潰していくと、うまく指を操作すれば、殻が割れて、扇のように広がる。

広がった状態が左の写真だ。親指と人差指で挟まれた扇形の中央に立っているのが食べるべき中身なのだ。この部分を舌先で舐めるようにすくいとる。写真を撮るために扇形を外に出したが、本来は歯の内側、つまり口の中で行われる作業だ。
この一連の作業が実に速い。1粒当たり1秒とは言いすぎとしても、恐らく2秒はかかっていないだろう。


ha060307.jpg大連の商店で女子店員と話をしていると、時々、前歯の一部がV字型に削られた跡があることに気付く。子供の頃から、ひまわりの種を食べ続け、ひまわりの種が当たる部分の前歯が削られ、V型の研磨痕が出来たのだと言う。オレは結構ずうずうしいつもりだけど、さすがに「口元の写真を撮らせてくれ!」とは言いずらいので、ここはイメージの絵で我慢してくれ。前歯の片方の人もいるし、この絵のように両方の前歯が削られている人もいる。そこまでして食うほどのものじゃないだろうと思うのだが、暇つぶしにはうってつけのようだ。
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