大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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そのうちに遊びにお出でよ

仲良くなった友達に「そのうちに遊びにおいでよ!」とは、日本人が社交辞令半分でよく言うセリフだ。

日本人同士であれば、「はい、そのうちに機会があれば」で、過ぎてしまうことが多い。取り立てて騒がなければ、お互いに忘れてしまって、約束そのものが立ち消えになってしまうものだ。

ところが、中国人との会話となると、だいぶ感じが異なる。
オレの感覚によれば、「そのうちに遊びにおいでよ!」と声をかけたら、1週間以内に誘ってあげないと、
「いつ遊びに行ったらいいですか?」と問われることだろう。

極端な場合は、夕方突然電話がかかってきて、
「もしもし、今から遊びに行って良いですか?」
「えっ!今どこにいるの?」
「お宅の玄関の前です」
ドアを開けてみると、花束なんかを抱えてニコニコしている。

中国人との遊びの約束でも、食事の約束でも、来週だの来月だのという長期の約束は少なく、たとえば
「でっつさん、こんど一緒に食事に行きませんか?」
「いいよ、いつにしようか?」
「じゃぁ、今夜はどうですか」という具合だ。

中国人がせっかちなんだろうか?日本人がいい加減なのだろうか?

中国人との交友では、社交辞令のお誘いは止めて、「遊びにお出でよ」と言うからには、具体的に日にちを指定するくらいの気持ちでないと、声をかけてはいけないと思う。逆に日にちを指定しなければ、「予告なしに、いつ来ても歓迎します」の意味に取られるような気がするのだ。

事実、友達が訪ねて来たとなると、いろいろな予定を変更して、友達優先の対応している中国人が多いように感じている。それだけ友達とは大切なものなのだろう。

読者諸氏の感じ方は如何なものであろうか?
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面白中国語-2

前回の「面白中国語ー1」に続いて、今日も10個紹介しよう。

「汽車」は「自動車」
これは今更言うまでもない有名な単語だが、中国語の「汽車」(qi4che1)は、自動車を意味する。レールの上を走る日本語で言うところの「汽車」は「火車」(huo3che1)になる。「電車」は日中共に「電車」(dian4che1)だ。

3本の書物
書物、即ち「本」のことは「書」と言う。面白いのは、書物の数量詞は「本」(ben3)であり、1本、2本と数える。日本語の「3冊の本」は「3本書」となる。日本風に直すと、「3本の書物」になる訳だ。 鉛筆じゃないっつーの。じゃぁ鉛筆どう数えるかと言うと「1枝鉛筆」と言う。数量詞については、多彩な数量詞でも触れたことがある。

プレゼントに時計は禁物
中国語で時計のことを【金偏に中】ズォーン(zhong1)と言い、物事の終わり(ある場合には死をイメージ)を示す「終」と同じ発音なので、プレゼントすると忌み嫌われる。ただし【金偏に中】は、壁掛け時計や置時計だけなので、腕時計「手表」(shou3biao3)は関係ない。でも親しい間柄じゃないと腕時計なんか贈らないよね。

「花銭」ってお祝い金じゃないよ
「花銭」(hua1qian2)とか「花時間」って、なんか良いイメージだよね。
日本語で「花明り」とか「花筏」あるいは「花垣」「花霞」「花衣」など、花を使った言葉にはロマンチックなものが多い。
ところが、中国語で「花」を動詞に使うと「消費する」と言う意味になる。だから「花銭」は「お金を使う」と言う意味だし、「花時間」は時間を費やすことになる。「花心血」ではなんと「心血を注ぐ」という強烈な意味になる。
決して、古典的な使い方ではなく、日常的に使っている動詞だ。

電話は打つもの
日本語では、電話はかけるものだが、中国語では「打電話」(da3dian4hua4)と書いて、打つものだ。日本語でも「電報を打つ」と言う言葉があるので案外語源は近いのかも知れない。

オートバイはモーター車
なぜこうなったのか由来は知らないが、オートバイのことは、「モーター車」という。勿論漢字があって「摩托車」(mo2tuo1che1)と書く。「摩托」は、いわゆるモーター、電動機のこと。

車には座る、自転車には跨る
日本語では、自動車でも自転車でも何でも「乗る」と言うが、中国語では、自動車には座る「坐」(zuo4)と言い、自転車には跨る「騎」(qi2)と言う。
「坐」を使う乗り物は、自動車、バス、汽車、電車、飛行機、船など、「騎」を使う乗り物は、自転車、オートバイ、馬、らくだなど。 はて、タイでは像に乗ったのだが、さてどっちだろう?
日本の通勤電車は「座る」ものではなく「立つ」ものだが、エレベータに乗るのも「座」を使うので、電車に立って乗っても「坐」を使うのが正しいようだ。
「乗」(cheng2)と言う動詞もあるのだが、一般には「坐」か「騎」を使う。

パンツは内ズボン
ズボンは【衣編に庫】(ku4)と言う。以下「袴」の字で代用する。通常は「子」を付けて「袴子」(ku4zi)という。これに対して、下着のパンツは、「内袴」(nei4ku4)つまり「内ズボン」という訳だ。日本語では、外来語をそのままカタカナにして「パンツ」と呼んでいるが、カタカナがない中国語では、工夫しているんだ。
広辞苑によれば「パンツ:ズボン風の下ばき」とあり、中国語の意味付けそのものだ。

「野菜」と書くと、山菜になっちゃう
「野菜」は、文字通り「野」の菜なので、食用になる野生植物を意味するので、日本語で言えば「山菜」がピッタリだ。
畑で栽培する普通の「野菜」は、「蔬菜」(shu1cai4)という。

ブラジル戦

意外なことに、日本先制、やったぜ日本。
3時35分 サントス→玉田 まず1点先行。
加油日本!!
こりゃ寝ていられない。

と、思ったら、すぐに返された。
3時47分、前半終了間際、簡単にヘッディングで1点。
1対1か、あと3点欲しいな。

ありゃりゃ、また1点。
4時12分 綺麗なロングシュートで追加された。
もう寝ようかな。

もうだめだ。
4時17分 簡単にチャンスを作って、あっという間にまた1点。
簡単に縦パスが通っちゃうことに問題があるよな。
3対1、無理だ。
クロアチアが2対1でリードしているから、蜘蛛の糸よりも更に細くなっちゃったけど、可能性はまだ残っている。
でもなぁ、ブラジルから最低でもあと4点取らなきゃならないし。

無理だ、無理だ、寝よう、寝よう。

絶好のチャンスのフリーキックでも点が入らないし。

4時35分 オーストラリアがクロアチアに2対2と追いついてしまった。
可能性が殆どなくなったと思ったら、
4時39分 またブラジルの追加点だよ。

いっそのこと、オーストラリアが勝ってくれれば、未練なく諦め切れるんだけどなぁ。
オーストラリア頑張れ。ヤケクソだぁ。

もう、ロスタイムしか残っていない。
ロスタイムで点を取られるのが得意だからな、日本は。

それにしても、ブラジルの黄色い奴はどこにでもいるなぁ。
ブラジルの選手は、きっと日本より3人くらい多く入っているんだよ。審判に講義しよう、ブラジル選手が14人もいるぞって。

あ~ぁ、終わっちゃった。1対4、こんなもんだろ。
今大会ではブラジルにとっては初失点だ、よくやったよ。
お疲れさん。
今日も仕事だ、1時間でも2時間でも、寝よう寝よう。

窓ガラスが落ちた

ここは開発区銀座の中心街ともいえる、高級デパート、マイカルのビルだ。
下がマイカルの店舗で、上の方が高級アパート、日本式にいえばマンションになっている。
2年ほど前に建設された時から気になっていたんだけれど、ピラミッドを縦にして貼り付けたような奇抜なデザインのガラス窓が沢山並んでいる。落ちて来たら危ないなと思っていた。
実際に、大連に来てから、壁面のタイルが剥がれて落下する場面を2回目撃しているので、危機感を持っていた。
mykal060618.jpg

つい先日のことだ。
マイカルに行こうとしたら、周囲が警察のテープで囲まれ、立ち入り禁止になっていた。警察官が3名ほど張り付いていて、入ろうとする人に対して、呼子を吹いて警告していた。
はじめ何があったのか分からなかったが、事情通にいろいろ聞いて状況が理解できた。

先週のある日、ピラミッドのガラスが剥がれ落ちて、下の通行人に当たり、16名が負傷したそうだ。幸い死亡者はいなかったものの、一人の女性が惨いことに耳をそぎ落とされたそうだ。

写真の右上方に拡大図を載せているが、ピラミッド状のガラス窓が分かるだろうか?
中央のピラミッドの左側の窓に、白い天幕が張られているのが見えるよね。この部分のガラスが外れて落ちたのだ。同じように別の場所からも、全部で3枚のガラスが落ちた。

地震でもないので自然にガラスが落ちてくるなんて信じられない建物だ。そもそも、ガラスが壁の外側に張り出した設計って、どう考えたって危険だろう。
姉歯建築士の耐震強度偽装なんか問題にならないくらい危険な設計だと思う。よくこんな設計書が認可されたものだ。
震度1、2程度の軽い地震でもガラスの雨が降るに違いない。

事故を起こしたからには、全面改修が求められると思うのだが、誰の責任だろう?
施主か? 設計者か? 建築業者か? 認可した政府か?
言い訳させたら、みんな勝手なことを言うんだろうな。
施主は、かっこいい奇抜なデザインにしてくれと言っておきながら、自分は専門家じゃないから分らない、全て建築屋に任せていたと。
設計者は、設計通り施工すれば絶対に落ちないはずだ、これは手抜き工事だとか。


コメントから抜粋
遼寧省営口市在住さん

歴史的に考えて見ると、現存する中国の古典建築(大は故宮の宮殿建築から、小は北京あたりに残っている四合院まで)は、外壁は昔の灰色レンガ(「青磚」と言う)ですが、柱や梁の構造物は木製ですから、基本的には木造建築で、いずれも優れた技術の塊です。
また、近代の洋風建築も非常に真面目に造られたものが多く、今でも立派に残っていますね。
新中国建国以後も60年代前半まで(つまり「文革」以前)に造られた建築は、非常に真面目に造られていて、質の高い頑丈なものが多いです。その代表格は「人民大会堂」など「北京の十大建築物」と言われるものです。
但し大連の場合は、戦前の日本統治時代の大型近代建築が多く、それをそのまま使い続けて来ましたから、90年代に入るまで新中国建国以後に建設した大型建築物というのはほとんど無かったようです。

それが「文革」(1966~76、この時期は混乱期で、工場などを除けば大型建築はほとんど造られていない)を経て、「改革開放」の時期に入ると、建築では完全に「質より量」、「工期短縮」が至上命令になって、質的にはどんどん低下して行きます。デザイン的にもつまらないし、実用的にも耐久性でも、稚拙な設計と施工のため非常に質が悪くなって、80年代までこの傾向が続きます。
90年代に入って経済成長が目覚しくなると、今度はなぜか表面をゴテゴテと飾り立てた、「擬似洋風古典様式」だったり、妙に奇をてらった「未来志向」型のデザインの物が増えてきます。但し工法的には大して技術革新がされていないので、20~30年後には耐用年数オーバーになりそうな物ばかりで、現在もそういう傾向が続いています。

この開発区のマイカルの入っているビルの「危険なガラス装飾」も、言わば「奇をてらった」デザインの典型的なものですね。中国の建築基準や検査基準については素人なのでよく判りませんが、確かに安全性が非常に軽視されていると言えるでしょう。
「実用性や安全性と無関係に、表面だけを飾り立てる」、これって最近の中国社会の薄っぺらな虚栄心を反映しているんじゃないでしょうか。

そんなわけで、この記事を見ながら考えてみると、新中国の50数年間の建築だけ見ても、それぞれの時代の社会気風をことごとく映し出しているのがわかりますね。

米粒に字を書く

久しぶりの道端商売の紹介だよ。
露天商と言うべきかも知れないが、こういう商売は、道端職人と言った方がピッタリだと思う。
これまで、色々な道端職人を紹介して、もう出尽くしたと感じていたが、いやいや中国の職人芸は、まだまだありそうだよ。
mishang060603.jpg

で、今日の職人さんは、「米上刻字」とある。
米粒に字を書くというのだ。
xiezi060617.jpg

用意している米粒は、タイ米に代表される長粒種だ、写真の左の方に10粒くらい転がっているのが見えるだろう。この中から、書き易そうな米粒を選んで、ペンチを改造した道具で固定する。極細サインペンのようなペンで書き込むんだ。拡大鏡なんか使わない。
通常は、名前を書いてもらうのだが、折りしも、ワールドカップにおける日本にとっての第2戦、クロアチア戦の前日だったので、日本勝利の願いを込めて「加油日本」(頑張れ日本)と書いてもらった。
jiayou060617.jpg

字を書いた米粒は、そのままではすぐに失くしてしまうので、カラー砂粒やドライフラワーと共にガラス管の中に入れて、油を満たして封をしてから、ストラップに仕立ててくれる。
写真の上が全体の様子。写真下は、米粒部分を拡大した写真だ。
「加油日本」と書いてあるのがはっきり分るだろう。

丸いガラス管に油を満たすので、レンズ効果になって、実際の米粒よりも大きく見える。
これほど綺麗に仕上げてくれて、たったの5元だ。
この「頑張れ日本」のメッセージが効いたのか効かなかったのか良く分らないが、クロアチア戦は、0-0の引き分けだった。川口の好守備が印象的だったが、逆にイレギュラーバウンドを取りそこなってコーナーキックになったシーンは、一つ間違ったらオウンゴールにもなりかねないお粗末なプレイだったな。
オーストラリア戦よりは、マシだったが、こうなったら、23日午前3時(中国時間)のブラジル戦にはなんとしても勝たなければ、決勝トーナメント進出はあり得ない。それも2点差以上で。引き分けじゃダメなんだからきついな。

2006世界杯トーナメント表

ワールドカップは、中国語で文字通り「世界杯」という。
32カ国が参加国しているが、漢字表記が分らない国も多い。
ドイツ、フランス、アメリカ、ポルトガル、スペイン、イタリア、オーストラリアくらいは、中国語を学んでいれば常識として分かるはずだが、チュニジア、エクアドル、トリニダード・トバゴと来たら、漢字でどう書くのかさっぱり分からないし、読めない。
漢字の組合せ表を眺めていても、さっぱりインスピレーションが湧かない。
そこで、カタカナをつけたトーナメント表を作ってみた。
簡体字は、日本のパソコンでは認識されないシステムが多いので、画像にして貼り付けた。
wcuptnmnt.jpg

前回の記事に関するコメントを読者から頂いており、国名表記は、いろいろあるらしい。

以下コメントから抜粋。
hexueさん
=====
香港「蘋果日報」の『世界盃』より転記しました。
国名表記には僅かに差異があるようです。 (以下は広東話表記)

A組:徳国・波蘭・哥斯達黎加・厄瓜多爾
B組:英格蘭・巴拉圭・千里達・瑞典
C組:阿根廷・科特迪瓦・塞黒・荷蘭
D組:墨西哥・伊朗・安哥拉・葡萄牙
E組:意大利・加納・美国・捷克
F組:巴西・克羅地亞・澳洲・日本
G組:法国・瑞士・南韓・多哥
H組:西班牙・烏克蘭・突尼西亞・沙特阿拉伯

=====
有名な国は大体同じだけど、トリニダード・トバゴはまったく違う表記だし、韓国は南韓とされている。オーストラリアは簡略化されている。広東語と普通語は発音が違うので、差があっても当然だろう。

日本は、初戦で澳大利亜(オーストラリア)に1:3で負けてしまったが、18日は克羅地亜(クロアチア)戦だ。22日の深夜決戦で巴西(ブラジル)をぶち負かせ!!

98年フランス大会、02年日韓大会を通して1次リーグ初戦で敗れた国は23カ国、その中で決勝トーナメントに進出したのはたった1カ国しかない。
その確率は僅かに4.35%
その国トルコは、あれよあれよと勝ち進み3位になったのだった。
非常に低い確率だが、ゼロじゃないことを再認識しよう。
まだ、諦めないで応援しようね。

公私混同

開発区にある中学校の下校時間、校門の前の様子だ。
chugaku060426.jpg

手前の黄色と赤の車が目に付くが、奥の方を見ると白や黒やいろいろな色の車が並んでいる。
これらの車は、全部、下校する生徒のお迎えに来た車なんだ。金曜日の夕方ともなると更に増える。

パパやママが自家用車で迎えに来たのなら、微笑ましい光景で何の問題もないのだが、これらの中には、自分の車じゃない車もたくさんいるのだ。
いやいや、自分の車じゃないどころか、運転しているのもパパやママじゃないのだ。

どう言うことかと言うと、こんな仕掛けだ。

会社の部長が運転手に命じた。
「今日の夕方5時頃、第3中学まで娘を迎えに行ってくれ」
命じられた運転手は、断る理由もないので、迎えに行って校門の前で待っているわけだ。
会社で、部長クラスになると、外出時には社用車を使うことが出来る、俺が必要としているのだから、娘の学校の送迎に使って何が悪い! と、こうなるんだな。

恐らく黄色と赤の車は、ママが迎えに来ているのだろうが、大連開発区の自家用車の普及率を考えると、この校門前で待っている自動車の半数以上は、いやほとんどは社用車ではないだろうか。ナンバーを良く見ると、公安の車もいたりするので、どうしようもない。

自分の権力は有効に使う、公私混同には全く罪悪感がない。


別の事例を紹介しよう。
オレの友人が、仕事で10m×7m×3.5m(深さ)の水槽を作った。明日は試験のために、水槽に水を満たさなければならないのだが、まだ水源を確保していないので、水がない。
どうしたら良いか思案に暮れていた。
「200トンの水をどうしよう?」
友人相手にぼやいていたら
「オレに良い知り合いがいるから頼んでみよう、任しとき」
と。
翌日、タンクローリー式の散水車でも来るのかと待っていると到着したのは、

なんと、なんと、
 
真っ赤な「消防自動車」だった。
手際よく、どこかの消火栓に繋いで、給水開始。あっという間に水槽は満杯になり、お礼を言う間もなく、ホースを片付けて消防自動車は帰ってしまった。

中国の公私混同はすごいね。

パトカーがサイレンを鳴らして走っていても、大連市民の半分は私用だと思っている。
「お巡りさんも早く家に帰りたいんだろう」
ってね。

中国で、交通違反で捕まったときに、最初にしなければならないことは、知り合いの公安(警察官)に携帯で電話することだ。運良く、この警察官と現場の警察官が知り合いだったら、
「しょうがねぇな、次から気をつけろよ!」
で、済んでしまう。勿論、知り合いは地位が上の方が効果が大きいことは言うまでもない。

職務としての権限と、個人の能力とを取り違えた大いなる誤解は、情報公開が未成熟な、旧態然とした社会ではどこでも見られることだ。

日本だって、30年程前までは、同じようなことをやっていたのだから、偉そうなことを言えた義理じゃない。
今の中国と同じように、警察官による交通違反の揉み消しが行われていたが、今じゃ、警察署長だってそんなことをしたらマスコミに叩かれて失職しかねない。

今日の夜、9時からワールドカップ日本初戦、オーストラリア戦が始まる。
CCTV-5で生中継するよ。
みんな、サムライ・ジャパン応援してね!

包丁研ぎ屋さん

2年ほど前に一度見かけたっきりだったのだが、久しぶりに見つけたので喜んで写真を撮った。
togiya060426.jpg

分かるかな?

おじいさんが、一所懸命に包丁を研いでいる。
足元においてある汚いペットボトルに水が入っていて、時々砥石に水分を与えながら、ゴシゴシと研いでいる。

研ぎ賃は、包丁一丁で2元だそうだ。

右の足元には、これから研ぐ包丁とナイフが転がっていた。

この、木馬のような作業台とペットボトルの水、手回しのグラインダーを自転車の袋に詰め込んで、出かけてくるのだ。

人の良さそうなおじいさんで、ニコニコ笑いながら、オレが日本人だと分かったら、
「サ・ヨ・ナ・ラ」
と言ってくれた。

昭和30年代には、日本にも、鋸の目立て、傘の骨接ぎ、鍋の穴修理など、路上の職人がいたものだった。経済の発展と共に姿を消していったのだが、中国でも同じ道を歩み、
「2005年頃は路上職人が多かったよね」
と振り返るときが来るのだろうな。

職人民族と商人民族

日本でも良く知られているように、中国でモノを買うときには、偽物や不良品をつかまされることがあるので注意が必要だ。この考え方は、庶民の間にもよく広がっていて、例えば帽子を買うとしよう。同じ品物がいくつか並んでいても、日本ではどれか一つをとって
「これをください」

で済ませるが、中国人は、必ず全部見て良い物を選ぶ。
裏返して縫い目が揃っているか、ほつれは無いか、汚れや傷が無いかを確認する。実際そうして比べてみると、結構傷物が混じっているから困るのだが。

電気器具を買うと、店員がパッケージを開けて、実際に通電して動作することを示してからまた箱に入れて渡してくれる。オレ自身も中国で扇風機、DVD、電磁調理器などを買ったが、その度に必ず通電された。
電磁調理器のときなんか、お湯を沸かして見せるのだが、1台目は沸かなかったので、やっぱりこの儀式は必要なんだな。ヤバイヤバイ。

日本の工場では、提案制度とか小集団活動とかで、現場の工員さんたちの工夫によって、工程の効率化が進み、業績に貢献した話にはいとまがないが、中国ではなかなかうまくいかない。
「♪♪ナンデダロー?♪ナンデダロー?」

だいぶ前になるが、ふと耳にしたのが、表題の「職人民族と商人民族」と言う言葉だ。

つまり、日本人は全体的に職人気質なので、同じお金を頂くなら、使う人が満足してくれるように、出来る範囲で一番良い物を提供しようとして、改良の工夫もする。

これに対して、中国人は商人気質なので、同じ金を取れるなら、粗悪品でもいいから出来るだけ安い物で済ませ、売ってしまったら後のことは関係ない、と。

国民性の違いだから、どうしようもないんだと。
妙に共感して頭に残っている。

日本人の歯医者さん

大連開発区にお住まいの皆さんに朗報です。
shikai060602.jpg

おそらく大連で開発区で初めての日本人の歯医者さんが登場しました。

言葉の通じにくい外国での治療は、どうしても怖いですよね。特に歯の治療は、目の前で機械が動くし、恐怖感がいっぱいです。
痛みの具合を説明するだけでも一苦労で、ズキズキ痛いとか、ズシーンと沈み込むように痛い、キリキリ刺す様に痛いと、5分間隔で痛いとか色々な表現がありますが、痛みで頭が自由に回転しないときに、通訳を介していたら、歯の他に頭まで痛くなりそうです。

やはり、日本人の歯科医師が、診てくれるとなると、なんとも心強く感じます。出来ることならお世話になりたくないですが、いざとなったら、頼りになりますね。

歯科医院の名前は「大連市口腔医院」で、電話は、8761-0422、8761-0443。

場所は、清花縁餃子の隣です。開発区の人ならこの地図で分かりますね。
map060602.jpg

先生の名前は、「澤野淳司」さん、男性です。
基本的には、土、日は休みですが、急患が出たら診てくれると仰っていますので、携帯番号も書いちゃいましょう。
131-4987-9854

先生のお話によれば、設備や衛生面ではしっかりしているので安心して治療を受けてください、ということでした。
中国人の歯科医もいるので、澤野先生を指名してください。日本人日本人といえば分るでしょう。
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