大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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2元ショップ

日本では100円ショップが大流行で、雑貨や文具を買いたいときには、まず100円ショップを覗いて無ければ仕方が無いから普通の店に行くような習慣が付いている人も多いことだろう。こういうオレもその一人で、近頃の100円ショップは、品揃えも安定して来たし、まさかこんなものまでと、驚くような品物も並んでいる。

さて、開発区には最近2元ショップがいくつか出来ている。
2元と言えば、30円だよ。100円ショップの三分の一だ。
その一つを覗いてみたら、一昔前の100円ショップと同じような雰囲気で、品揃えや棚の整理まで手が回らず、バッタ物みたいな得体の知れないものが所狭しと山積みになっている。今日並んでいるものが来週あるとは限らないので、見つけたときが買いどきという代物だ。

店内の品物は、ごく一部の高額商品で3元、5元のものもあるが、原則として全て2元だ。オレは化粧品やアクセサリーには関心が無いが、アクセサリーの品数は多い。
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オレが買ったものの一部がこの写真だ。
上から、
目覚まし時計:大きさは7センチ角で、単三電池は別売り。クオーツだから時間は正確。
コンセントに直接差し込む常夜灯:明暗切り替えスイッチつき。問題なく快適に使える。
ハサミ:刃長さ7センチ、良く切れる。
しゃれた小物入れ:筆立てとか眼鏡入れに。
調味料入:長さ23センチ。
ルーペ:虫眼鏡とも言う、直径8センチ、視界明瞭。
リストバンド:ナイキとアディダスがある。テニスをするオレには必需品。日本で買えば500円はする。実際に使って品質問題なし。
替刃式彫刻刀:実用的にはどうかな?紙を切るくらいなら問題ない。

この他に、知恵の輪、手品セット、パズル、クッション、スリッパ、ノート、ボールペン、文具、玩具、単三電池4本、単四電池4本(マンガン電池、アルカリではない)ほか、色々。

30円だと思うと、ついつい無駄なものまで買ってしまう。
日本の100円ショップ向けの製品の一部が流れているような気もするが、定かではない。
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【自来水】

勘違い中国語シリーズ009【自来水】

「自ら来る水」とはなんだろうか?
蛇口をひねると、勝手に出てくる水、すなわち「水道水」のことだ。

中国人は、水道水を直接のむことはしない。水道水の中に雑菌がいてお腹を壊すからだ。必ず一旦沸騰させてから湯冷ましとして飲む。あるいは、お茶として飲む。水道水を沸騰させると何が変わるのだろうか?

ごみや懸濁物質が消えてなくなるのか?
硬水が軟水に変わるのか?
そんなことはない、殺菌されるだけのことだ。
だから、雑菌を物理的に除去する「浄水器」を使えば、中国の水道水だって、直接飲むことが出来る。

近頃では16リットルの大型ボトル水を購入して飲料や調理に使っている家庭も多い。
月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

【龍頭】

勘違い中国語シリーズ008【龍頭】

日本語で「龍頭」と書けば、「りゅうず」と読んで腕時計のネジの頭を指す。
子供頃は『リューズ』って、英語か欧州の言葉だと思っていた。

ところが中国語で「龍頭」と書けば「蛇口」のことを意味する。
水道水がジャージャーと出てくるところだが、「龍の頭」と「蛇の口」とどっちがピッタリかな?

冷静に文字面を見ると、蛇の口から出た水なんか飲みたくないような。

中国の古い寺院では、龍の頭の彫刻を屋根の周りに配して、雨水を龍の口から吐出する置物があるので、ここから来たのではないだろうか。(根拠の無い推測です)
水道の蛇口であることをはっきり伝えたい場合は、「龍頭」と丁寧に言うこともある。

「龍頭蛇尾」の熟語では、文字通り生き物の龍の頭を指す。
「頭でっかち尻すぼみ」
「出だしは素晴らしいが、終わりがつまらない結果になること」
を指すのは、日中共通のこと。
「龍頭蛇尾」の出典は、「景徳伝灯録」という西暦1004年に、宋の道原が著した仏書による。
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月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

噛まれたら症状が無くても医療機関へ

当雑学事典も回数を重ねるに連れて、以前と同じテーマを扱うことも多くなるのは仕方のないことだと思う。だけど同じことの再現ではなく、新しい情報を含めるようにしますけどね。

可愛いと思っても犬や猫に手を出すな!

最も死亡率が高い伝染病は?の記事で書いたことだが、中国衛生部の統計によれば、狂犬病の発症者と死亡者は、次の通りだ。

2001年の発病者数  891人、 死亡者数  854人
2002年の発病者数 1122人、 死亡者数 1003人
2003年の発病者数 2037人、 死亡者数 1980人
2004年の発病者数 2651人、 死亡者数 2651人

2005年の数字は見つけられなかったが、
今年(2006年)は9月1ヶ月間だけで318人が狂犬病で死亡した。
1月~9月の発生数は2254人なので、12ヶ月に換算すると3000人に相当する。

中国は、狂犬病の死者数がインドに次いで世界第2位の狂犬病大国だ。
しかも、上述のように、毎年々々増えており、今年もその勢いが止まらない。

数字をもう一度見てもらいたい。
毎年の発病者数と死亡者数がほぼ同じということは、発病したら死ぬと言うことだ。2004年では全員が死んだ。狂犬病は一旦発病したら治療法がなく、ほぼ100%死亡する恐ろしい病気だということを再認識して欲しい。
もし動物に噛まれたら、発病する前にワクチンを投与して、発病を抑えるしかない。症状が出たらお終いだ。
最近のペットブームで、都市部での狂犬病が増えているとの見方もあるので、犬や猫が可愛いからとやたらに手を出すのは止めよう。きちんと予防接種をしているとは限らないからだ。
狂犬病という名だが、動物は犬に限ったことではない。猫はもちろんのこと、蝙蝠や狐、狸、ハクビシンなど野生動物の方が危ない。

女に噛まれたらどうするかって?
噛まれたところを舐めて貰いなさい!!


以下参考資料として、在中国日本国大使館  2006年8月23日の情報を記載しておく。

        狂犬病
~咬まれたら、症状が無くても直ちに医療機関へ~


*中国における狂犬病の状況

 先般、北京在住の日本人が青空市場で子犬を購入しましたが、その子犬が狂犬病で死亡しました。幸い、その飼い主には感染しませんでしたが、「2005年の中国における伝染病の発症者、死亡者数」によると、死亡者の1位は結核、2位は狂犬病、3位はエイズで、このうち狂犬病による死亡者は約2,500人で、伝染病による死亡者の20%を占めています。雲南省等では、住民の死亡をきっかけに、犬の強制処分や強制ワクチン接種が講じられています。

*北京市における狂犬病の状況
 2006年に入り、狂犬病は5例発生しています。また、北京では、24時間対応の狂犬病指定病院が45カ所あります(中日友好病院も指定)。犬等に咬まれて病院に来る患者も増加しており、6月には1.5万人が受診し、治療を受けました。

次は、重慶総領事館の情報
1.先般、北京に在住する邦人の方より、青空マーケットで購入した子犬が 狂犬病にかかったようだとのご相談が寄せられました。幸い、飼い主の方への感染は避けられましたが、その子犬は狂犬病のおそれがあると診断され、間もなく死亡しました。

2.狂犬病は、日本では過去約半世紀確認されていませんが、犬に限らず他の動物にも感染する病気であり、人間に感染した場合、発病後の致死率が極めて高い恐ろしい病気です。
 特に最近は、中国でもペットブーム等により犬などを飼う方が増えている一方で、登録、予防接種などの措置を講じていないことも多く、農村部だけではなく都市部においても狂犬病に感染した犬などが増加していることが指摘されています。また、犬などに咬まれた後に必要となるワクチンが十分でないことにより、適切な治療措置が施されないことも少なくありません。このため、狂犬病は中国における感染症のうち最も死亡者の多い疾病であり、毎年1000人以上の方がこの病気で亡くなっています。

3.このため、中国滞在に際しては、次の点にくれぐれもご注意願います。

(1)中国では青空マーケットや街頭などで手軽にペットを購入できますが、そうしたところで売られている動物には衛生上の措置は施されておらず、リスクが伴うことを十分に留意し、かわいいからといって不用意に購入することは避けて下さい。犬猫に限らず、鳥やラットなどについても、他の感染症リスクを伴うことから、不用意に購入 することは避けて下さい。

(2)具合の悪そうな動物には決して近づかないで下さい。弱ったネコを看病しようとして狂犬病に感染したケースも報告されています。

(3)犬やネコなどに咬まれたり、傷口を舐められたりした場合等は、直ちに病院を受診して下さい。この場合、ワクチンを複数回接種することによって、発病を避けることも可能です。(ただし、頭部の近くを咬まれた場合や小さなお子様の場合など、手遅れになることもあります。)

(3)中国政府による原因分析  
  中国衛生部編集による「2004年中国衛生年鑑」における狂犬病予防治療の現状の報告概要は次の通りです。
 「狂犬病は乙類伝染病(注:甲乙丙の3種類に区分され、乙類は発生時の各種規制措置、発生動向調査等の対象)として発生動向調査を行っている重点伝染病の一つである。1985年以来、衛生、農業、公安等の関連部門が連携して、中国の疾病発生をコントロールしている。しかし、1997年以来、一部の省で狂犬病が毎年増加し、特に最近3年は一部地域で上昇が明らかとなり、発病者と志望者数が増加している。このような上昇傾向に直面し、衛生部は専門家調査班を組織し、状況と予防治療に関して調査した。

専門家の分析によると狂犬病が増加した主要原因は次の通り。
(1)都会ではペットとして、農村では番犬として飼う事例が増大。
(2)犬に対する予防接種率が低下。
(3)国民の狂犬病の危険に対する認識が低下し、犬に咬まれた者が適切な傷口の処理とワクチン接種を行わなくなった。
(4)狂犬病ワクチンの管理体制が脆弱で、品質が維持できていない。

 この狂犬病発生上昇傾向を抑制し、国民の生命健康の安全、社会秩序の安定を図るため、伝染病防治法に基づき衛生部、公安部、農業部、国家食品薬品監督管理局連名で通知を発出し、各部門は分担連携し、発生動向調査報告、救急治療を行っている。衛生部、公安部、農業部、国家食品薬品監督管理局は合同チームを組織し、広東省、湖南省に立ち入り、狂犬病施策の状況を監督検査した。これによると、一部の地区では部門間の連携が不足していた。今後、ワクチンの品質管理、予防・治療に関する宣伝教育を進めていくこととしている。」

またまた中国マナーについて

先日、九寨溝方面に行った旅行で、改めて感じた中国人のマナーについて書いてみたい。
まぁ、どれも言い尽くされたことなんだけれど、新たに感じたとなれば表現も変るかなと思って。
今、北京では、オリンピックを前にして、市民に対するマナー教育が盛んに行われているようだが、どうなんだろうかね?



さて、今日のテーマは3つ
1、待ち行列を作れない
2、食いかすはテーブルに、灰は床に
3、公共よりもオラが記念写真

九寨溝と黄龍は「九寨黄龍空港」が3年前に開港されて一気に観光客が増えた地域である。それまでは、四川省の省都「成都市」からバスで、凸凹急カーブの山道を10時間ほど乗り継いで、やっと到達出来る程の『秘境』だった。そのため、以前は特に環境に関心のある一部の人たちしか訪れなかったのだが、最近では一般の人も訪問するようになって来た。斯く言うオレも、そのミーハー野郎の一人なのだが。

とは言え、例えば北京からのツアーでは、およそ1万元ほどかかるので、家族旅行ともなれば夫婦と子供で3人分、約3万元が必要なのであるから、あるレベルの富裕階級でなければ来れないのだ。逆説的に言えば、外国人はともかく、ここに来ている中国人は、中国の富裕層の人達と言うことになる。
つまり、格差社会の底辺をさまよい、出稼ぎに出なければ家族の生活を支えきれない赤貧の農民が来れる場所ではないのだ。
オレが勝手に思うのだが、ある程度の富裕層となれば、それなりの国際感覚を持って、世界遺産に集う世界からの客人達と共に、人類に与えられた雄大な自然遺産を共に楽しみ、暖かく迎えてくれるものと信じていた。



ところが、、、、、、、!

九寨溝では、入場料を払って域内に入り、その後はフリーパスの循環バスが走っているので、どこで乗ってもどこで降りても自由だ。
オレ達は、12人の日本人と中国人のガイド1人からなる13人のグループで観光をしていた。展望台のある観光スポットを見た後で、次の場所に移ろうとバスを待っていた。バスが到着するたびに入り口に殺到する中国人たち。整列乗車なんて全く関係ない。
オレ達は、バラバラになっては困るので13人が一緒に乗るために、バスを2台やり過ごして待ち列の先頭に立った。
「今度のバスにみんなで乗ろうね」って。


ところが、、、、、、、、!

先頭に並んでいるにも拘らず、横から押しのけて入り込んでくる中国人たちに妨害されて、乗れない。
2台目のバスでも同じことだった。これじゃ、おとなしい日本人は永久に乗れないんじゃないかと心配してしまった。仕舞いには、警備をしていた警察官(ガードマンか?)が見るに見かねて、群集を抑えて我々を先に乗せてくれたので、やっと乗ることが出来たのだが、先にやり過ごした2台のバスを含めると、4台目か5台目のバスにやっと乗せてもらったことになる。

どうして列を作って順番を待つことが出来ないのだろう?
いや、列を作って待つのだけれど、バスが到着した途端に、行列とは関係無しに一気に乗車口になだれ込むのだ。
まぁ、似たようなことは大連でも経験しているから当たり前なんだけど、それにしても、
多少の小金持ちでも全然関係ないんだな。
世界自然遺産に指定された素晴らしい景色を見ても、心穏やかに順番を待つことが出来ないんだな。
他人を信用していないから、待っていたらいつまでも乗れないと思ってしまうのだろうか?日本の地下鉄乗車の様子を見せてやりたいものだ。
やっぱり、いくらオリンピック教育をしても、一朝一夕に変ることはないと確信した。



2番目のテーマに移ろう。
黄龍に上り始めて中腹を過ぎた、標高3500メートル辺りに、休憩所がある。イメージとしては、日本のスキー場の大食堂を思い浮かべて欲しい。大きなプレハブの建物の中に、簡単な椅子とテーブルが並んでおり、アイスクリーム、暖かいお茶、お粥、ソーセージなど軽食を販売している。
雪が降ってきて体が冷えてしまったので、温かいお粥を食べて温まった。
ふと見ると、隣のテーブルに若いカップルが座って、「茹で落花生」を食べ始めた。殻はどうするのかと見ていたら、当たり前のことだけど、テーブルの上に放置する。まぁ、中国では今更驚くような話ではないのだが。
この公園は、全域が禁煙指定されている。当然、この休憩所にも灰皿は無い。
「だから何だって言うんだ!!関係ねぇだろう!!」 
てなもんですな。いや、禁煙なんて認識がないのかも知れない。
堂々とタバコを吸って、当然灰皿は床の上。吸い終わったタバコの空き箱は、悪びれた様子もなくそのまま置いていく。
日本だったら、このような休憩所って後片付けまでセルフサービスが普通だと思うのだが、中国ではそうは行かないようだ。
ケンターッキーフライドチキンやマグドナルドは、世界中でセルフサービスが当たり前だが、中国では食べるところまでは自分でやるが、食べ終えたら尾張名古屋は城で持つってなもんで、さっさと立ち去ってしまう。食器を片付けないばかりか、骨を床に捨てるものだから、中国では、ケンタッキーにもマグドナルドにも掃除のおばさん(おじさん)が何人も居て、客が去るとすぐに床を掃いてテーブルの食べかすを片付けるのだ。

もう一度書くけど、ここは標高3500メートルの高地で、世界自然遺産の指定を受けた、いわば地球の『聖地』なのだ。


ところが、、、、、、、!

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ご覧の通り。
世界自然遺産だろうが、街の三文食堂だろうが、関係ないよ、同じことさ!!



さて、3番目のテーマだが、中国人は記念写真が好きだ。
景色が良い所、記念碑がある所、有名な建物、そういう場所では、必ず記念写真を撮りたがる。
しかも、他人が一緒に写ることを極端に嫌う。
30年程前の日本人も同じように言われていたんだろうな。
ノーキョーの旗を立てて、眼鏡をかけて、カメラをぶら下げているのが、海外旅行日本人の典型だといわれていたものだ。
香港のディズニーランドでは、中国人観光客が乗り物やアトラクションの前で、行列を乱して記念写真を撮りたがるので、記念撮影の場所として、ダンボとか、ドナルドダックの彫像を増やしたそうだ。

さて、場所を再び九寨溝に戻して、青く輝く透明な湖水が水底を映し、さすがは世界自然遺産だと感心する。
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ところが、、、、、、、!

画面を下に移すと、実は、こんなにラッシュアワーの新宿駅のような人だかりなんだ。
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上野動物園に初めてパンダが来たときには、
「立ち止まらずに、順にお進みください。立ち止まらないでください!!」
と言う騒ぎになったそうだが、正にそのような状態だった。


ところが、、、、、、、!


どんな混雑でも、人ごみでも、記念写真は撮らなくちゃ。
ご覧の通り、記念写真を撮ろうと言う人が、クロスして重なっている。こんなに人が多いにも拘らず、他人が写り込むことを嫌がるので、他人を手で制して、
「写真を撮っているから、こっちに来ないでくれ」って。
これをそこら中でやるものだから、人ごみの混乱が更にひどくなる。
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皆さんが持っているデジカメを見ると、液晶画面が大きいので、新型のカメラだと分かる。やっぱり金持ちなんだ。
金持ちでも、個人のエゴが公共に勝ると言うことには変わらないんだなぁ。
いや、金持ちだからこそ、エリート意識みたいなものがあって、エゴが強いのかも知れない。

【学生】

勘違い中国語シリーズ007【学生】
「学生」といえば、何歳から?
普通は大学生のことだよね。

日本では「小学校」では「児童」、(俗に「小学生」)
「中学校」「高等学校」では「生徒」、(「中学生」「高校生」)
これらを合わせて、生徒児童と言い、
「大学」に通う者を「学生」と呼ぶことになっているが、
中国では、「小学」から「学生」と呼んでいる。

よく見ると、学校の名前が違うんだ。
日本では「私立山桜小学校」とか「県立富士中学校」のように「学校」で終わっている。

大学になってはじめて「日本大学」とか「東京大学」のように「~学」で終わるので、大学生は「学生」とよばれる。

しかし中国では「大連第二十三小学」とか「大連第十八初級中学」のように、子供の頃から学校の名前が「~学」で終わるので、小学生でも「学生」なんだ。

でも、「~小学」の長は、「学長」ではなく「校長」なのが不思議だ。

因みに、日本で「大学校」と称される学校がいくつかある。例えば、防衛大学校、気象大学校、海上保安大学校、税務大学校、警察大学校などなど。これらは、文部科学省の管轄下にない教育機関で、4年制大学の形態のところから、官公庁の幹部養成のための短期学校(例えば2年とか)、あるいは職業訓練校のようなところまであり、統一された基準はないようだ。
月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

中国トイレ考(3題)

中国の話題となると、あちこちでトイレ論議が出されて盛り上がるものだが、最近トイレにまつわる出来事を3つ経験したのでまとめてみた。農村部の足の踏み場もないような汚いトイレの話ではなく、むしろきれいなトイレの話なので、トイレそのものと言うよりも、中国人のマナーや文化の話と受け取った方が良いかも知れない。ともかく見つけたのはトイレの中だったので一緒に書くことにする。

オレが初めて中国に降り立ったのは、正確に覚えていないが1998年頃だろうか、北京だった。北京空港が今の様に綺麗に改修される前のことだ。空港で「大」をもよおしてトイレに入ったが、扉の鍵が壊れていて閉まらない。手を放すとスウ~ッと開いてしまうので片手で押さえながら用足しをしたものだった。置いてあるトイレットペーパーは半分水に濡れた黒い紙だった。首都の国際空港がこんなことで良いのかと大いに憤慨した記憶がある。現在の北京空港ではこんなことはないが。

さて先日、国慶節の休暇を利用して、九寨溝方面に旅行に行った時のことである。

飛行機で成都市に着き一泊して、世界遺産の楽山大仏観光に向かうために高速道路を走っている。かれこれ1時間以上走ったのでトイレ休憩だ。
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高速道路会社が管理しているトイレで、ご覧の通り清掃状態もよくとてもきれいな便所だった。ここは、男子大便用のトイレだが、後で話を聞いたら、女子用も同じ形だったらしい。

ところが、同行した女性たちが口を揃えて言うには、せっかくトイレまで行ったのに、用足しをしないで戻ってきたと言うのだ。

どうして? なぜ?

上の写真では正確には見えないが、実は各個室に扉が付いてないのだ。しゃがんで使う和式(金隠しが無い中華式)トイレで、お互いに向き合って、陰部を見せ合いながらオシッコやウンチをする。配置が互い違いならまだ我慢も出来るが、真正面に向き合う形で並んでいるのでとても使う気にならなかったということだ。小便の音さえ他人に聞かれるのが嫌で、擬似水流音装置を使う日本女性としては、無理もないな!

まだ新しいしこれだけ綺麗に管理されているのに、ドアが付いていないとは! 国際感覚の無さに唖然とした。思えば、北京空港で片手で扉を押さえていたなんて、扉が付いているだけでも、なんと恵まれた環境だったのかと感慨深い。



次の話題に移ろう。
旅行の4日目のこと、九寨溝と黄龍観光を終えて「九寨黄龍空港」から成都に戻るために、空港の待合室でまたまた「大」をもよおして空港のトイレに入った。

男子トイレに「大便用個室」が3つか4つあった。ドアを開けていみると洋式便器だった。こんな田舎空港で洋式便器に巡りあえたことで、ほっとした安堵感が漂う。
というのは、年配者には結構多いと思うのだが、オレは、膝関節を痛めてから若者の様に膝が十分に曲がらないのだ。だから和式トイレにしゃがんでも尻の位置は大分高いところで固定されて、便器までの距離は、正確に測った訳ではないがざっと30センチくらいはあるだろう。
汚い話で恐縮だが、排泄物が固形であればまっすぐ下に落下するので問題ないのだが、腹が緩くなってくるとしばしば問題を起こすことになる。(この程度の表現に留めておくが、適当に状況を想像してください)
しかし、そこは日本人のことゆえ、後の人に不快感を持たせないように、丁寧に拭きとって見た目には分からないようにするのだが、この作業自体が不愉快だ。そういう理由で、洋式便器が必須なのだ。

さて、安楽の個室に入ろうとしたら、ちょっと待てよ、なんか様子が変だぞ。
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ご覧の通り、便座が無い!!
3つか4つかの個室を全部見たが、みごとにどの部屋にも便座が無い。ネジ穴と千切れた部品の痕跡を見ると以前は便座が付いていたに違いない。

さて困った。
腹具合はいよいよ差し迫って来たし、この便器に尻をくっつけて座る勇気もないし、よし、腹は決まった。
ヒンズースクワット体勢しかない。つまり中腰だ。
ズボンを下げて、中腰の体勢でことを始めたのだが、これがなかなかに辛い。力むと余計辛くて膝が震え出す。膝の力を抜いて座ってしまいたいとの欲求が頭の中を駆け巡る。いやいや我慢するんだ、座ったら人間性を失うんだぞ。天使と悪魔が交互に囁く。
仕舞いには額から脂汗を垂らしながら、何とか座らずに終息まで漕ぎ着けたのだが、なんと辛かったことか。トイレから出てしばらくは膝がガクガクしていた。
皆さんもご家庭で是非試してみてください、簡単に試せるから。家庭なら、辛かったら座れば良いだけのこと、是非お試しを。

それにしても、公共トイレに対する管理者の関心の薄さには驚かされる。さっさと修理しろよ!また、どうして便座が無くなるのだろう? 不思議なことだ。



最後に3つ目の話題だ。
旅行が終わって日本に帰国する飛行機の中で。乗ったのは中華国際航空 中国国際航空(10/16訂正)、コード番号はCAの会社だ。
ビールを頂いてまたまたトイレに入った。今度は「大」じゃないよ。
ふと扉の内側を見ると、
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煙探知機を壊さないこと

トイレ内に煙探知機があります

トイレ内は禁煙(英語)

洗面所内でタバコを吸わないでください

喫煙に関する注意書きが、いくつも書いてある。

これだけ、しつこいほどにタバコに関する注意書きを書いておきながら、下の方を見ると
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灰皿がある。
灰皿を撤去することは出来ないまでも、「灰皿」って言う表示は隠した方が良いんじゃないかなぁ!

【高等学校】

勘違い中国語シリーズ006【高等学校】

中国で「高等学校」といえば、一般には「大学」を表す。

じゃぁ、日本の「高等学校」はなんと言うか?
実は、中学は「初級中学」と「高級中学」の二つがあり、それぞれ三年間ずつで合計六年間になっている。通常は略して「初中」「高中」と呼んでいる。「初中」が日本の中学校で、「高中」が日本の高校を指していると思ってよい。

「高等学校」という単語はあまり使わないが、「高中」を卒業した学生が進学する学校を示す。大学のほかに、各種の専門学校がある。「~大学」と名前が付いていなくても「~学院」とあれば、単科大学を表すのが普通だ。

日本語でも「高等教育」というと、大学のイメージを感じるのではないかな。
月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

【去】

勘違い中国語シリーズ005【去】

「去」は日本語では、文字通り「去る」ことであり、「消え去る」とか「いなくなる」「離れる」ことを意味する。「死去」なんて言うと、死んでいなくなることだ。

一方、中国語の「去」は、「行く」「出かける」ことを示す。「来」の反対語だ。

「誰が行くの?」「私が行きます」は、「誰去?」「我去」となる。

「明天我去你家」は「明日私はあなたの家に行きます」という意味で、極めて日常的に使われる言葉だ。「去」には色々な意味があるが、日常生活で単独で動詞として使われたら殆どが「行く」だと思って良いだろう。
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他にも、過ぎ去った「去年」、手紙を出す、取り去るなどの意味もある。
月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

こども銀行券が廃止へ

「分」というお金の単位をご存知だろうか?
中国の通貨単位は「圓」通称「元」だが、補助単位として0.1元=1角、0.01元=1分がある。

1分は、日本円にして0.15円に相当する微小金額なので、中国でも日常的には無視されている。「分」をきちんと支払うのは、銀行の利息計算くらいのものだ。
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みんなが無視している「分」だが、紙幣と硬貨がある。
1分、2分、5分の紙幣と硬貨があるらしいが、5分の紙幣は見たことがない。
硬貨の方はともかく、紙幣は長さが10センチにも満たず、まるでこども銀行のおもちゃのお札だ。中国人庶民でさえ、落ちていても拾わない。貨幣としての価値よりも、工芸品の材料にされて、あるレストランでは、1分紙幣を材料とした帆船を展示していたそうだ。

中国滞在4年半になるが、今までにオレの手元に回ってきた分貨幣(硬貨、紙幣合わせて)は、10枚に満たない。それほどに流通数が少ないのだ。

市場で野菜を買うときには、一人暮らしの身では買う量も知れており野菜など1元に満たないこともしばしばで「角」は大活躍だが、ここでさえも「分」は使われない。

新聞によると、1953年に発行された、1分、2分、5分の紙幣を来年3月末日を以って流通を停止することになり、銀行では10月1日から交換業務を開始した。紙幣は廃止するが硬貨は残るらしい。ほとんど使われることのない「分」貨幣なので硬貨も廃止してしまえば良いのに、などと思ってしまう。


新聞記事要約
分角硬貨が家庭に大量に溜め込まれている
9月25日、中国人民銀行の公告によれば、1953年の1分2分5分の紙幣を07年4月から流通を停止する。10月1日~3月31日までを交換期間として、商業銀行の支店で交換できる。
多くの市民は「分」に関心がなくなっており、銀行で交換業務を始めても、あまり多くの人は行かないだろう。

分紙幣は市場で使われることが少ない
目下、1953年発行の紙幣は6.3億元だが実際に流通しているのは少ない。ウォルマートなどのスーパーでは、客の支払いでは、分は切り捨てて最小単位は角にしている。
銀行では利息の計算で分を使うので「我々は預金者に対して分が足りないとは言えない」と、だけど、利息を通帳の上で直接処理すれば現金の分硬貨を手渡す必要はない。
本来、電気料金支払いのために分が作られたので、分貨幣の出現は仕方がないのだが、今では、大連市では端数が出たら翌月に回し、整数部分だけを徴収している。電話料金も同様な操作をしている。

市民は硬貨を使う習慣がない
取材中に記者が発見した。現在大連市では分角の硬貨が市民の家に埋もれていることが深刻であり、極一部が流通しているに過ぎない。貨幣発行機関ではその補充のために大量の硬貨を発行しなければならない。
多くの人はお釣りで分角硬貨を貰っても家の中に放り出してしまい定期的に使う習慣がない。その結果、家の中には大量の分角硬貨が眠ることになる。
以前、多くの会社が給料を銀行振り込みでなく、現金支給だったときには小銭の用意が避けられなかった。これらの小銭も引き出しに放り込まれていた。
中国人民銀行は貨幣発行機関だが、その関係者が次のような提案をしている。市民は定期的に小銭を整理して使って欲しい。また、うっかりなくさないように気をつけて!
 と。
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