大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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【確信犯】

勘違い中国語シリーズ035【確信犯】

実は、中国語では「確信犯」という言葉は使わない。
日中辞典で調べると「思想犯」あるいは「政治犯」と訳されている。

今日は、「勘違い中国語」というより、「勘違い日本語」だ。
「確信犯」という言葉を誤って使っている日本人がとても多い。

例えば、
飲酒運転はいけないことだと分かっている。
今日は酒を飲んじゃったけど警察にみつからきゃOKだ。
悪いこととは知っているけど運転しちゃえ! 
オレは確信犯だ。
←間違いでぇ~す。

あるいは、

万引きは違法行為であることはみんな知っている。
だけど、グループがみんなで一緒にやろうということになったので仕方がない。
悪いことだと分かっていたが、グループで協力して万引きをした。
おいら確信犯だ。
←間違いでぇ~す。

こういうのを確信犯だと思っている人が多い。
つまり、「違法行為であることを承知の上で犯罪を行う」ことを確信犯だと思い込んでいるのだ。

とんでもない、こんな連中はただの犯罪者であり、確信などとたいそうな言葉を使うべきではない。

確信犯とは、犯罪とは認識しないで違法行為を行うことだ。
つまり、
「自分の行為は正しい、もし違法だというなら、今の法律が間違っているのだ」

と確信している、そういう意味で確信犯と呼ばれている。
端的なのが、宗教犯罪であり、思想犯であり政治犯などだ。

世界中を恐怖に落とし込んでいるイスラムのテロ集団も確信犯である。
月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

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抜罐器

道端商売についてはいろいろ紹介してきたので、新しいネタが見つかり難くなってきたが、今日は新商品を紹介しよう。

中国医療として針、灸、按摩と並んで、「抜罐療法」と言うのがある。
「火罐療法」とも言う。

通常は、医院やマッサージ店で行うのだが、
1、コップ位の大きさのガラスの壷の内側にアルコールを少量塗付する。
2、すかさず、アルコールに火を点けると、青白い炎でポッと燃える。
3、火が消えたら、瞬間的に患者の背中や脚などの患部に密着させる。
070323bakka.jpg
4、こうすることによって、壷の内部が真空状態(と言うのは大げさだが減圧状態)になるので、患部を吸引する。吸引力が強くて結構痛いものだ。
5、皮膚を吸引するので、毛細血管の血液が浮き出て、どす黒い斑点が出来る。
ちょっと表現が下品で恐縮だが、大きなキスマークをつけるようなもんだ。
070323axa.jpg
これを背中だったら、6箇所くらいとか、太腿だったら2箇所位とか、様子を見ながら処置する。不思議なことに、同じように吸引しても、場所によって、浮き出た血液で真っ黒になるところと、殆ど色が変らないところがある。
この状態を称して、悪い血を吸い出すというのだが、なんだか良く分からない。

中国で、プールやサウナに行くと、背中に抜罐の丸い痣を着けている人が結構多いので、かなり普及している療法であることが伺える。

大きな医療院では、真空ポンプで吸引する専用機を備えているところもあるが、一般家庭でやろうとすると難しい。自動専用機は高くて買えないし、アルコールで火を点けるのは、着火タイミングと素早く密着させるのにテクニックが要るようだ。

さて、やっと今日の道端商売に入るのだが、抜罐療法を家庭内で簡単に出来るようにした器具がこれだ。
070321bakknki.jpg
「東方神罐」と書いてある。

名前はともかく、大小いくつかのカップと吸引ポンプがセットになっているので、家庭内でいつでも手軽に抜罐が出来る優れものだ。だけど試したことがないので効果の程は分からない。

買う気がなかったので値段は聞かなかったが、30元程度のものだろう。

名誉校長の任命を受けた

中国では、都市部と農村部の格差が、日本人には想像も出来ないほど大きく、農村部では、満足な初等教育を受けられない子どもが信じられないほど沢山いる。

農村の貧しい農家を訪れたことがある。テレビは無くカセット部分が壊れたラジカセが唯一の娯楽のようだ。狭い板の間に布団が敷いてあり、ここが寝室なのだろう。父親は視力を失い仕事が出来ず、小柄な母親が農業で家計を支えているのだが、食を確保するのが精一杯で現金収入など殆ど無い。
その日は小学校の運動会だったが、2年生の女の子は、家の農作業を手伝わなければならず、運動会に参加できなかった。

小学生の1年間の自己負担学習費用が400元だと聞いた。それが払えずに就学を諦めざるを得ない子どもが沢山いるとも聞いた。400元って、オレ達が2、3人で連れ立って食事をすれば1食で使うかもしれないし、カラオケクラブに行けば1晩で使ってしまうかもしれない程度の金額だ。

オレは、今後も日中友好を期待するし、更に推進して欲しいとも思うが、一個人では大したことは出来ない。そこで考えたことは、個人で出来ることは個人に影響を与えることだと。

大人は考えが固まっているから、今更何を言ってもダメだろう。
それなら子どもだ、教育だ。一人の日本人が、中国の子どもの教育に関心を持って、正に、あんたのためにお金を出してくれたと聞いたら、その子どもは、多少なりとも日本人に、いや日本に関心を持ってくれることだろう。その結果、将来日中友好の働きをしてくれるかもしれないし、更には、日本のみならず世界に目を向けるきっかけになるかもしれない。

訳が分からないながらも、先生から
「あなたの学費は、一人の日本人が出してくれたんだよ」
と言われたら、国際感覚の教育になるだろうと。

そんな風に思ってから、大連市の地方三市の一つ「庄河市」の更に田舎の、ある「鎮」の小学校に毎月寄付を続けて来た。僅かな金額だけどもう2年になる。延べ120人以上の小学生に援助をした計算になる。
そんなことで、今回、庄河市教育局から「名誉校長」の栄誉を頂いた。070324xiaozhang.jpg
「聘書」とは、任命書とか辞令のことだ。なお名前と鎮は書き換えたので悪しからず。

大連には、企業の大きな資金を動かして希望小学校を建築し、名誉校長の栄誉を受けた人が何人もいる。オレにもっと力があれば、会社を動かし、政府を動かし、もっと大きな教育基金を使うことが出来たのだろうが、逆に個人で出来ることは何かと考えた結果がこれだ。

金額的には「名誉校長」の基準に満たないそうだが、純粋に個人が2年間毎月継続していることが評価されたそうだ。金額は少ないけれども、個人が個人の金で続けてきた教育基金に意味があると思っている。

今では、国の制度が変わって、農村部の小学生の自己負担は免除されているが、オレが大連にいる限り、続けていくつもりだ。

これからは、オレのことを「校長」って呼んでくれ!
ハハハ!

記事削除

思うところがあって、本日の記事は削除しました。

【海兎】

勘違い中国語シリーズ034【海兎】

「海+動物」で魚や海獣を表す言葉が日中共通で沢山ある。

例えば、
海+豚=海豚=イルカ
海+豹=海豹=アザラシ
海+象=海象=ゾウアザラシ
海+狸=海狸=ビーバー
海+牛=海牛=ジュゴン、マナティー

では、「海兎」ってなぁんだ?

辞書に載っていないので、これは大連の方言かもしれないが、「小さいイカ」のことを「海兎」と呼んでいる。レストランのメニューにも載っている。
小さいといっても、ホタルイカより一回り、二回りくらい大きい。

月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

色物と一緒に洗うな!

中国の衣類は、色落ちすることが多い。
赤いタオルと、白い下着を一緒に洗濯したら、オレンジ色になったことがある。
同じような経験をして、お気に入りをダメにした人は多いはずだ。

色落ちしても全体が均一に染まるならまぁ使いようもあるのだろうが、大体、色移りをした場合は、絞り染めのようにまだらになるので、どうしようもない。

だから、中国では、色・柄物と白物を一緒に洗うな!と言われている。

だけど、これはどうしたら良いだろうか?
070311T1.jpg

生地もしっかりしているし、デザイン良いし、割と気に入っているスポーツシャツなのだが、一つだけ問題がある。

ワキの部分が白に近い薄いグレーなのだが、縫い合わせているオレンジ色の生地から色が染み出してきた。
070312T2.jpg

この写真は、大げさに色を表現しているのだが、イメージとしては、こんなもんだ。

一着のシャツとして縫い合わせてあるので、一緒に洗うなと言われてもねぇ!!

新、偽札鑑定法

過去に偽札分析の記事を何回か書いている。
あんた、これ偽札じゃないの?
100元偽札分析報告書
偽者の目は濁っている
2005年版100元新札

この中の あんた、これ偽札じゃないの?100元偽札分析報告書のコメント欄で、エビスコさんが偽札判別方法をコメントしてくれた。それに対して、オレも含めて、よく分からんと言うやり取りがあったが、今回、オレなりに理解したので、整理して紹介しよう。

エビスコさんが紹介してくれたサイトは、偽札情報とポリスチャンネルサイトから発見!偽造紙幣の新鑑定法なので、参考にされたし。

さて、キーワードは「ビュラン技術」という単語だが、印刷インキの盛り上がりを、光りの反射で目視確認しようとすることのようだ。

いろいろと試した結果、次の図を使って説明できると思う。
20070319082848.jpg

つまり、左側からLEDの光りを当てると、印刷インクの盛り上がりに光りが当たり、平面では有り得ない光りの反射が目に飛び込んでくるので、インクが盛り上がっていることが認識されるということだ。

参考写真を二つ掲示する。まず、20元札の毛沢東の肩口の部分。
070131niju.jpg


次は、100元札だ。
070205hyaku.jpg


コツをつかめば、分かることは分かるが、このくらいインクが盛り上がっていれば、指先や爪で擦ってみてば、すぐ分かるけどなぁ。

詰襟部分の写真が分かり易いが、目の部分でも分かるので写真を一枚提示しておく。070205me.jpg

【喧嘩】

勘違い中国語シリーズ033【喧嘩】

喧嘩するな?
070205kenka.jpg

この標識は、星海広場近くにある、大連で一番大きなテニス場「大連国際網球中心」の室内に掲示されている。

単純に日本語に訳せば「喧嘩するな!」となりそうだ。
どうして、テニスコートに「喧嘩するな」と掲示しているのだろうか?
中国人は感情を素直に表現する人が多いので、テニスの勝敗にこだわって、喧嘩になるのだろうか?

いやいや、そうではないんだ。
「喧嘩」は、日本語では「火事と喧嘩は江戸の花」などといわれるように、殴り合いの喧嘩から言い争いまで幅広く使われる。
ところが中国語で喧嘩をさす言葉は、「打架」が一般的で、口げんかなら「吵嘴」という。

では、この掲示の意味はなんだろうか?
実は「請勿喧嘩」とは、「静粛にしてください」という決まり文句なのだ。
「喧嘩」は、「がやがやと騒々しい様子を意味する」のであって、日本語のように争いやいさかいの意味はない。

月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

路上の似顔絵描き

パリのモンマルトルの丘の上に行くと、無名の画家たちがイーゼルをずらりと並べて似顔絵を描いている。値段はまちまちだし、交渉次第である程度は下げられるが、1枚数千円は取られる。

開発区で見かけた色々な路上商売を紹介してきたが、今日は、路上の似顔絵描きだ。開発区では初めて見た。
070308nigao.jpg

パリの似顔絵は50ユーロ(1ユーロ=155円)が標準だというのに対して、ここでは「1枚10元」と表示されている。単純に換算すると1ユーロ相当、つまり、パリの50分の1だ。
安い!

何でも試してみなくちゃと言うことで、早速描てもらうことにした。まじめそうなおっさんに値段を確認したら、表示通り10元だという。時間は10分くらいかかると。

スケッチブックを膝に載せて、コンテのようなもので描き始めた。

実際には20分以上かかった。 開発区では珍しい商売なので、次々と通行人が立ち止まり、
「ふむふむ、、、」
と言う感じで眺めている。モデルをしながら、ちょっと恥ずかしかったりする。

出来栄えは、ご覧の通り。
070309shzg.jpg

あまりにそっくりに書かれたので、そのまま掲載すると正体がバレバレになっちゃうので、モザイクをかけた。こんなにモザイクをかけるくらいなら掲載するなと言われそうだが、ご勘弁を!

これでもオレを知っている人なら、おそらく「でっつ」だと分かると思う。

路上のサンプルのように色はついていないが、なかなかの描写力だと感心した。これで150円ってちょっと可哀想。

人、人、人

ここは、開発区で一番大きなショッピングモールである安盛購買広場の地下にあるスーパーマーケットだ。名前は「好又多」。

日曜の昼下がり、買い物に出かけてレジを待っているところだ。
レジの列の尻尾に並び始めてから、もうすぐ30分が経過する。レジの精算待ちで30分なんて信じられる?

大分レジの近くまで進んできた。あと4、5人でオレの番だ。
後ろを振り返ると、人がいっぱい並んでいる。オレの後ろに並んでいる人が、ざっと数えて50人くらいかなぁ。
070304rejit2.jpg


このスーパーには35個所のレジがある。左側を見ると、ずらっとレジが並んでいる。どのレジも人がいっぱいだ。
070304rejiy.jpg


35箇所のレジに50人ずつ並んでいるわけだから、ここに並んでいる人が1750人の計算になる。(多!!)

計算して、びっくり!  さすが中国。 人、人、人だ。

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