大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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【急救】

勘違い中国語シリーズ054【急救】

ここは、開発区の中央部にある、開発区医院の「救命救急センター」の入り口だ。

中国の緊急電話番号は、警察は110番消防は119番で日本と同じだ。
日本で119番に電話をすると、
「火事ですか、救急ですか?」と確認を求めるらしい。
この時間が勿体無いので、救急を別の番号に変更したら!
と言う提案があるが、中国では、これを先取りして、救急は120番であり、火事とは別の番号になっているのだ。

「か、か、火事です、怪我してます、消防車と救急車、来てください!!」と時には、両方の場合もあるだろうが。

070324kyukyu.jpg
さて、この看板だが、ちゃんと「急救中心」と表示してある。
「中心」は文字通り「センター」なので問題ないが、何か違和感があるなぁ。
んん?
語順が違うような??
そうか、日本語の「救急」は、「救うために急ぐ」のだが、
中国の「急救」は、「急いで救う」ということか。

実は、日本語と中国語の間には、こんな風に、全く同じ意味なのだが文字順が逆になっている単語が結構たくさんあるのだ。

例えば(本来中国文字は簡体字なのだが、ここでは日本文字で代用する)
「平和」「和平」
「施設」「設施」
「期日」「日期」
「売買」「買売」
「紹介」「介紹」
「静粛」「粛静」
「静寂」「寂静」
「短縮」「縮短」
「落剥」「剥落」
「隠退」「退隠」
「淫売」「売淫」
「出演」「演出」
もっといっぱいあるんだろうけど、例示はここまで。

月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。
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ショートメールで麻薬撲滅

6月26日は、「国際麻薬乱用撲滅デー」だったのだそうだ。
「麻薬撲滅」じゃないんだ。
医療用に使用するのは構わないが、乱用はいかんと言うことらしい。

長ったらしい名前だと思って、英文はどんなもんかと調べてみたら
"International Day against Drug Abuse and Illicit Trafficking"
と更に長かった。
直訳すれば「麻薬乱用と密売に抗する国際デー」となる。
ちょいと調べてみたら、1987年に開催された「国連麻薬閣僚会議」の終了日の6月26日を「麻薬乱用と密売に抗する国際デー」とし、各国がこの宣言の趣旨を普及する日と国連が決めたそうだ。

勘違い中国語【毒品】で書いたように、麻薬のことを中国語で「毒品」という。
「国際麻薬乱用撲滅デー」は、単純明瞭に「禁毒日」と表現することを下のメールで知った。
本当は、もっと長い正式名称があるのだろうが、中国では簡略化されてしまうのが普通だ。例えば「オリンピック大会」は、正式には「奥林匹克国際運動会」が正式な名前だが、一般的には「奥運会」と短縮されて新聞報道にも使用されている。
「管理委員会」は、「管委会」という具合だ。

26日朝、オレの携帯にこんなショートメールが届いた。
070626duping.jpg
分かりやすい中国語なので、中国語の「毒品」が日本語の「麻薬」であることが分かれば、全体の意味はすぐ解読出るだろう。

6月26日是国際禁毒日、大連市禁毒委員会和遼寧省大連市通信管理局共同提示您:遠離毒品、珍愛生命!

日本語にするとこうなる
6月26日は国際麻薬乱用撲滅デーです。大連市麻薬撲滅委員会と遼寧省大連市通信管理局は、共同であなたに提案します。麻薬を遠ざけましょう。命を大切に!


でも、どうしてオレのところにこんなメールを送ってくるんだろうか?
麻薬常習者だってバレているのかな? 笑);

中国では、麻薬に関する取り締まりはとても厳しい。
麻薬を50グラム持っていたら死刑判決の可能性もある。大連空港から麻薬を持ち出そうとして捕まり、死刑判決を受けた日本人が実際にいるのだ。(控訴中であり、死刑は執行はされていない)
他人に頼まれたとか、知らなかったとか言っても通らない。
絶対に関わってはいけない。

相変わらずのショートメール

今月6月25日の日本のニュースだ。
=====
佐賀大大学院(佐賀市)の中国人留学生5人が、偽造された中国の大学の卒業証明書で入学していたことが24日、分かった。佐賀大では昨年10月、工学系研究科の男性研究生が「ブローカーから買った」という卒業証明書で入学していたことが発覚。大学院に在籍する中国の私費留学生34人を中国側に照会して、新たな不正入学が判明した。

 佐賀大国際交流課によると、5人は教育学研究科の研究生4人と、研究生を経て大学院生となった1人。いずれも自主退学か除籍となった。このほか、別の研究生1人も、中国側から照会への回答がないうちに自主退学したという。

 研究生らは聞き取り調査に対して、いずれも偽造を認めていないが、同課は「中国側が『卒業生に該当者はいない』とする以上、不正と言わざるを得ない」としている。

 中国の大学の卒業証明書は様式が統一されており、「透かしを含め、本物と見比べても分からないほど精巧な作り」(同課)だったが、佐賀大は中国の大学への確認をしていなかった。

=2007/06/25付 西日本新聞朝刊=

=====

約2年前に路上のゴミ?いや新手の広告です。の記事で、中国では偽証明書が、多いと書いた。
この中で「外務省では特に中国の書類は厳しく審査している」とも書いた。

だけど、見破れなかったみたいだね。
恐るべき、中国の技能と言うべきか!!

本当に優秀な偽造者は、元データにまで遡及するという話を聞いたことがある。
つまり、卒業証明書を偽造したら、大学の卒業記録のデータまで改竄してしまうので、大学当局が調査しても分からないというのだ。
また、運転免許証を偽造すれば、公安のデータベースにも、ちゃんと免許証取得の記録が残っているとか?
まさかねぇ! という感じだが、この国ならありそうな気もするなぁ!

これは、昨日、オレの携帯に届いた短信(ショートメール)だ。
070625shortmail.jpg
こんにちは。当社では、増値税、商品販売、建築据付、広告、サービス、運輸などの領収書を特別優遇で制作することが出来ます。先に現物を確認して、後から支払いで結構です。ご連絡は胡まで、13716026xxxx。貴社の発展をお祈りします。
相も変らず、こんな迷惑メールが頻繁に届く。
こんなことが商売のネタになっていることが不思議だ。

「どうして乞食がいるのか?」の理屈からすれば、相応の客がいるから成り立っているのだろうが。

【一定】

勘違い中国語シリーズ053【一定】

「一定」を会話文の中で副詞として使うと、「必ず」とか「絶対に」「きっと」の意味になる。

「我明日一定上班」 (中国語)
「私は明日必ず出勤します」(日本語)

否定形の「不一定~」は、「~とは限らない」となり、柔らかい否定を表す。
「我不一定来」(中国語)
「私は来るとは限らない(来ないかもしれない)」(日本語)

「一定不~」の形にすると強い否定になる。
「我一定不去」(中国語)
「私は絶対に行かない」(日本語)

月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

塀は乗り越えるもの

「規則は破るためのもの、塀は乗り越えるためのもの」
というお話。
邪魔なものは取ってしまえ -2」の記事で、塀をくぐる話を書いたが、今日はその関連記事だ。

ある大学の裏側に位置する塀の写真だが、、、、
070617block2.jpg
なにやら、ブロックが積んであるのが分かるだろうか?
目立たない存在なので、気にしていないと見過ごしてしまうのだが、実は、すごい秘密兵器なのだ。

良くみると、この部分の塀の内側には、同じくらいの高さで足場になりそうな低い塀が横に走っており、塀の内側の足場になって受けてくれるというわけだ。

こちらの写真は、同じ塀の別の場所だが、同じようにブロックが積んである。
友人に頼んで、乗り越えるためのポーズをとってもらった。
070617block.jpg
このようにブロックに足をかけてから、ジャンプする要領でブロックの上にあがり、塀を跨いでから、塀の内側のコンクリートの台の上に移るというわけだ。

こうすることによって、わざわざ正門まで遠回りすることなく、便利に使える交通路が、塀の裏側に保持されているのだ。

それにしても、恒久設備のように積み上げてあるブロックの存在が、なんとも中国的だと感じてしまう。

【天線】

勘違い中国語シリーズ052【天線】

「天」は空を表している。
「線」は文字通り線だ。
「空の線」とはなんだろうか?

こんな絵をイメージしたら分かり易いのではないかな。
070620tianxian.jpg

おそらく、初期のアンテナのイメージって、こんな感じだったのだろう。

空に張った線、すなわち「天線」とは、中国語でアンテナのことを意味する。元々の「天」と「線」の個別の文字の意味には拘らず「アンテナ」を意味する単語として使われている。
今では、テレビのアンテナでも、パラボラアンテナでもロッドアンテナでもアンテナのことは、全部「天線」という。
ただし、室内アンテナなら、室内天線という具合に前にそれぞれの形容詞をつけることも多い。
070621tianxian.jpg

月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

長い豆

市場で長~い豆を見つけたので買ってみた。
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メジャーで測ってみたら、平均60センチ、長いのは65センチメートルもあった。

見た目はインゲン豆そのもの。
茹でてマヨネーズをつけて食べてみたら、味もインゲンそのもので、うまかった。

ネットで調べてみたら、「三尺豆」とか「三尺インゲン」という名で日本にもあるらしい。

中国語では「ジアンドウ」と教えられた。辞書で調べてみたら「ササゲ」と書いてあった。
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ササゲから逆に調べてみたら、日本語でも「豇豆」あるいは「大角豆」と書き、このように長い種類のものを十六ササゲと言うそうだ。

大連雑学事典ハンドブック

今まで、過去の記事については、「目次」を見てくださいと書いてきましたが、この度、全面改訂して、

『大連雑学事典ハンドブック』

と銘打って、新たにスタートすることにしました。

記事のリンクを並べただけで、何の飾りっ気もありませんが、まとまった記事を見るのに便利になったと思います。

整理の仕方が今一なので、随時改善して行くつもりです。

よろしく、ご愛用ください。

でっつ

トランプするな

ここは、大連周水子空港の到着ロビーの端にある軽食喫茶店だ。
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待ち合わせで時間をつぶすときにコーヒーを飲みながら待つのが主目的だと思うが、食事の時間にぶつかってしまったら、「牛飯」や「炒飯」「ラーメン」などを食べることが出来る。20~30元と高いが、空港料金なので仕方ない。

さて、この店内に、こんな表示が何箇所も書いてある。
070321kinsi.jpg

「禁止打扑克」
「扑克」とは、〔pu1ke4〕プォークァと発音して、トランプのことを意味する。おそらく英語の「ポーカー(poker)」が語源だろう。普通のトランプだから、遊び方はポーカーだけではなく、トランプの遊びなら何でも出来るし、トランプ手品は「扑克魔術」と言う。

「禁止打扑克」とは
「トランプ遊び禁止」と言う意味になる。

さて、空港の軽食喫茶にどうしてこんな掲示があるのだろうか?
オレが勝手に想像するに、開業当初に、何人かの中国人がここで「賭けトランプ」をやって、大騒ぎしたに違いない。

大連の街角で、数人が輪を作って何かやっていたら、まず「賭けトランプ」だろう。将棋やマージャンのこともあるにはあるが少ない。
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大連のトランプ遊びは、カードを2セット、3セットを使うのが普通だ。
「大連地区専用トランプ」という商品が目に付いたので買ってみた。
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何のことはない、3セットのトランプが一つのパッケージに入っているだけのことだった。
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以前トランプで遊んでいる連中の仲間に入れてもらおうと思ったのだが、ルールが分からず挫折した。なんとなく「大貧民」のようなルールだったが、詳しくは分からない。


【手柄】

勘違い中国語シリーズ051【手柄】

「いやぁ~、山本くん、この商談をまとめたのは、君の手柄だねぇ」
「いえ、菅原部長、とんでもありません、たまたま運が向いていただけです」
「良いねぇ、そうして、手柄顔にならないのが、山本くんのよい点だよ。」

日本語の「手柄」は、こんな使い方だ。

中国語の「手柄」には、功績、功労の意味は無い。「手柄」〔shou1bing3〕を辞書で調べると、「取っ手」のことだ。
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中国ではまだ珍しいジュースの自動販売機の硬貨投入口付近の写真だが、左側に「退幣手柄」の表示がある。

この「退幣手柄」を、日本語表示でするなら「返金レバー」となるところだろう。

月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。
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