大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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2007中国国際啤酒節

年間を通しての大連独自の大きなイベントとしては、5月のアカシア祭り、7月のビール祭り、9月のファッション祭りがある。

さて、タイトルを良く見ていただきたい。
『大連ビール祭り』ではなく、『中国国際ビール祭り』なのだ。

このイベントは、China International Beer Festivalと題して、2001年までは、北京で開催されていたものを、2002年から大連に移したのだ。だから、大連ビール祭りではなく、中国ビール祭りなのだ。

大連に移ってきた2002年から5年間大連に住んでいるオレだが、まだビール祭りに行ったことがない。今年こそ、是非とも行かなくちゃと言うことで、28日に行ってきた。
今年は、7月26日から8月6日まで星海広場で開催される。

入り口が10箇所くらいあり、10元の入場券を買って会場に入ると、巨大なビール瓶が迎えてくれる。
070728mon.jpg

中には、各ビール会社のテントが並んでいる。070728booth.jpg
上から、アサヒビール、ハルビンビール、珠江ビールのテントだが、このほかにもドイツやらイギリスやらアメリカやら沢山ある。

中は、大きなビヤガーデンになっていて、つまみを食べながらそれぞれのビールを楽しむことが出来る。070728hito.jpg


夜になると、各施設がライトアップされて、華やかさが増し、人も増えてくる。
070728line.jpg
新聞報道によれば、一晩の人出は30万人だとか。


感想を一言で言うと、とにかく騒音でうるさい!
隣の人と話をするにも、耳に近づいて大声を出さないと聞こえないほど、音楽の音量が大きい。にぎやかさを演出しているつもりなのだろうが、あれ程大きくしなくても良いだろうと思う。

ビールと食べものを少し紹介しよう。
これは、緑色のビール。
ドイツのメーカーだが、クロムバッカーと読むのだろうか?緑色のビールなんて気味が悪いが、味は普通のビールだった。
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取っ手のところに付いているカードを見て欲しい。
縮小しすぎたのではっきり見えないが「押金20元」と書いてある。
つまり、このジョッキの保証金として20元を預かっていますと言う証拠だ。
人を信用していない中国なればこそ、何でも保証金を取る。
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こちらは、アサヒビールの3リットルの樽型のピッチャーだが、中身のビールが100元なのに対して、樽の保証金として200元を取られた。
200元の保証金を放棄する代わりに、この樽を持って帰りたいと言ったら、ダメだと言われた。それじゃ、保証金の意味が無いじゃないか。

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こんな風に、色々なビールの味を比較するのも面白い。

国際ビール祭りと言うが、食べ物に関しては、とても国際とは言いがたい。
こんな看板があった。
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「昆虫宴」として、色々な名前が書かれているが、どんなものか全部は分からない。
並んでいたパンの写真を示そう。
070728gete.jpg
まあ、どれもこれもゲテモノの類と言って良いだろう。
一番下のムカデを買ってみた。1本20元もしたので決して安くはない。カリカリに揚げているので、特有の味はなく、川エビの唐揚といった感じかな。

最後に、この干物にされた動物はなんでしょうか?070728usagi.jpg

干物といえば、魚介類が一般的だが、これは4つ足の動物だ。

大きさは猫くらいなのだが、猫ではない。
朝鮮族は、犬を食うので犬かなと思ったが、犬でもない。
SARSの原因とされたハクビシンとかいたちの仲間か?
    :
    :
    :
    :
    :
実は、兎だった。
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輪郭文字一筆書き

上海の豫園の周辺には、いろいろな技能職人が小さな店を出して、客の注文に応じてくれる。
例えば、似顔絵、切絵、木工細工、指で描く絵など。

そんな中に、1本の銅線を巧みに折り曲げて、輪郭文字一筆書きの職人がいた。
まず作品を見てもらおう。070607hitofudehin.jpg

サンプルの日本の総理大臣が「大平正芳」と言うところに歴史を感じさせるが。
ご覧の通り、文字の輪郭を一筆書きで描いていくだけのことなのだが、見掛け以上に大変難しいことだ。

ちなみに、「大平正芳」の半分までの仕上げた状態を見てみよう。
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分かりにくいが「大平正芳」の左半分の輪郭が描かれていることが分かるだろうか?
この後、右半分を下方から仕上げていくのだ。

このように、非常に分かりずらい文字を、型紙も無しに、小さなペンチ一丁で、銅線を空中で器用に曲げていく。
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くねくねとこんなに多くの回数を折り曲げたら、平面を保つだけでも大変そうだ。

これで、1文字10元。
日本人なら、40元、50元必要だが、中国人は2文字の名前も多いので、20元ですむ。

表示によると、1文字2分、英文字(アルファベット)は1文字1分としている。だから、日本人の名前4文字なら8分と言うことになるが、まぁ15分くらいはかかっていたな。

窓の外の洗濯物

自転車の荷台に何かをくくりつけて、売り歩いている物売りがいた。
長い棒状の金属だが、なんだろう?
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たぶん今朝から、1本も売れていないんだろうな。
やる気なさそうにトボトボ歩いていた。
カメラを向けたら、こっちを向いてニコニコしている。本当に人の良さそうなおじさんだ。

「オレは客じゃねぇんだから、そんなに愛想を振りまいていないで、商売しろよ!」

と言いたくなる。

このおじさんが売り歩いていたのは、下の写真の伸縮する物干し台だ。
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アパートの窓の下に取り付けて、洗濯物を干す。
こんな金物を自転車で売り歩いているんだ。ひょっとしたら、このおじさんが取り付けまでやってしまうのかもしれない。
取り付けだって、結構危険な仕事だと思うよ。
窓から身を乗り出して、もし、手を滑らして、ペンチやドライバーを落として、通行人に当ったら大変なことになる。

日本じゃ考えられないよな。

窓の下には何も無い。
この様子じゃ、万一落としたら、風に飛ばされてどこかに行っちゃうか、通行人に当るかだ。5階、6階の高いところで、何にも受け皿がない場所に洗濯物を干すって、考えられないのだが、みんな普通にやっているなぁ。




だけど、上海行くとこんなもんじゃないよ。
窓から縦方向に物干し竿を出して、洗濯物を干している。物干しの枠を針金で上から吊っているんだ。
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上海ではどこでも普通に見られる風景だが、さすがに、ここまで大胆なのは、大連では見たことが無い。
上海の中心部だけなのだろうか?
土地や家屋が高い上海だからこその、空間の有効利用かもしれないけど、危険性は否めない。
上海から少し離れた、蘇州や無錫では見かけなかったような気がするのだがどうだったかな。

網吧は大盛況

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ちょっと見難い写真で申し訳ないが、隠し撮りに近い撮影状況だったので、勘弁して欲しい。
たくさんの若者が、ヘッドホンをつけてパソコン画面に向かっている。
ここは、コンピュータスクールかと思ったら大間違い。
いわゆるインターネットカフェ、中国語で「網吧」〔ワァンバ〕という。
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中国の経済成長が著しいとは言っても、学生たち若者の一人一人がパソコンを所有するには至っていないので、どうしてもネットカフェに頼ることになる。

2005年の反日運動の時には、こういう場所から掲示板への書き込みが多かったもんだが、今、こいつらの大半は、ゲームをやっているんだ。
ネットゲーム人口は、日本よりもはるかに多いらしい。

2年前に、インターネットカフェは1時間2元と言う記事を書いた。
値段はその当時と変わっていない。
料金は、最初の1時間が2元で、その後30分毎に1元ずつ追加されるのが普通だ。
例えば5時間いても10元だし、仮に一晩10時間居ついても20元で椅子付きの空間が確保できるのでホテルに泊まるよりずっと安い。

パソコンが3000元として、電気代と場所代を無視しても、元を取るのに、1500時間かかる。24時間連続稼動だとしても4ヶ月以上かかる。全てのマシンが24時間稼動なんてありえないから、1年で元を取るくらいの計算なのかなぁ。
あんまり率の良い商売とも思えないのだが。

大きな「網吧」では、厨房を持っていて、その場で飲料や食事を注文することが出来る。
本業のパソコンではなく、飲食で稼いでいるところが多いとの噂も耳にしている。

日本でも「ネットカフェ難民」なんて言葉で社会問題になっているが、中国でも状況は似たものだ。
読者のコメントから
遼寧省営口市在住さんが、大変興味深い考察をされているので紹介します。

「網吧」は表向き儲かっていそうも無いのに、なぜこんなに多いのか?
この疑問が少々解けてきましたよ。
このカギもやはり「ゲーム」です。
「網吧」で遊んでいる連中の7~8割はゲーム(オンラインゲーム)をしているわけですが、このゲームも人気のある「対戦型」や「多数同時参加型」のある種のゲームだと、そのゲームの中に入るのに有料のスクラッチ・カードを買って、それに書いてあるIDやパスワードなどを打ち込まないと入れない物があるようです。
「網吧」ではそのカードも売っていて、これの利益が案外大きいんじゃないかと思われます。
それとゲームの中では一種のヴァーチャル・マネーのような通貨が使われているものがあって、得点で増えるとか、それをゲームの中で色々に使ってプレーすることがあるようですが、そのヴァーチャル・マネーが現実の人民元と交換性を持っている場合があり(そうなると一種の賭博になりますが)、それに「網吧」側が何らかの形で関与していて、利益を取っている可能性があるわけです。
これもどうやらある線までは、現行法では法的な規制ができないようで、明らかな賭博行為なら取り締まりということにもなるんでしょうが、色々と抜け穴があるようです。
そう考えると「網吧」(ネットカフェ)は実は「1時間2元」で場所貸ししたり、1本3元のコーラなんかを売っているだけじゃなく、もっと美味しい稼ぎがあるから続いているんだということが判って来ました。

しかも、自分でPCを持っていても「網吧」に来る連中が多いんだそうで、それは「網吧」のPCがゲーム用にグレードアップした機種で、家庭用や事務用のPCなどではMMORPGと呼ばれるオンラインゲームのハイレベルのものは全然動かないからだそうです。
この種のオンラインゲームと言うのは、日本ではどういうわけかあんまり流行っていなくて、韓国や中国の方が圧倒的に多いらしいですが、それでも日本でも少数ながら熱狂的なゲームファンがいるようで、彼らのために特に組み上げたショップブランドの「ゲーム専用PC」というのがあって、ネット上に広告なんかも出ていますが、大体15~25万円ぐらいしていますよ。

KMさんがおっしゃっていた大学付近の「網吧」が減りつつあるというのは、実は学生のPC保有率が高くなったというのは主な理由ではなく(人気のある高度なオンラインゲームの場合はそういう普通のPCや、ましてや拡張性の低いノートPC なんかでは全く動かないそうですから)、最近、どこの大学でもオンラインゲームにハマり過ぎて中毒になり、不登校や成績不振の学生が非常に増えていて、それに警戒した大学側が付近の「網吧」への学生の出入りを規制しているためだと思われます。
これに関してはCCTV(中国中央テレビ)でも、何度もそういう内容のドキュメンタリー番組をやっていて、一種の社会問題化しつつあるようです。

603.33元

タイトルの数字は、日本円から人民元に両替する(円売り元買い)昨日のレートだ。
つまり、1万円札を差し出しても、603.3元しかもらえない。別の表現をすれば、1元が16.57円ということだ。

今、日本円は、人民元に対して歴史的な安値をつけている。
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このグラフは、2004年7月から2007年6月までの3年間の円/元のレートだが、2004年年末から2005年にかけては円高で、1元が12.3円だったのが、今や16.5円に迫ろうという勢いで円安になっている。
タクシーの初乗り運賃は、8元で変わらないのだが、2004年末には100円で乗れたのが、今では132円に値上げされたと同じことだ。


直近3ヶ月の動きはこうだ。
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円安が収まりかけているようみも見えるが、なんともいえない。
人民元の本当の価値はもっと高いはずだから是正するように求める動きが、世界から、特に米国からあるので、長期的に見れば、今後はもっと円安に振れるのだろう。

これらのグラフは、中間値と言って、基準になるレートだが、日本円を売って元を買う場合には、銀行や両替商の手数料が加算されるので、更に料率が悪くなり、タイトルに上げた数字のように、16.6円/元となるのだ。

日本で普通に生活してる分には、為替レートの変動なんて、あまり感じることが無いだろう。
しかし、外国にいると、その影響を感じる機会がある。

大連の日本人の中にも、日本円の収入に頼って生活している人たちがいる。
代表的なのは、留学生だろう。
日本でバイトして貯めたお金で留学してきた人、親からの仕送りで生活している留学生、また、定年後退職金や年金で留学している人たち。駐在員の中にも少数派だが、給料の全額を日本円で支給されている人もいる。
日本円では中国で生活できないので、これらの人たちは、両替をしなければならない。出来るだけ円高のときに両替しようと狙っているはずだが、このところの円安は留まるところを知らず、もうすぐ、1万円を出しても600元に満たないことも予想される。2年半前は、800元近く手に出来たのだから、大変な違いである。

オレの調査によれば、多くの駐在員は、メインの給料は日本の銀行口座に振り込まれ、当面必要な生活費分を現地で人民元あるいは外貨で支給されている。もっとも一般的なのは、米ドルで支給されている会社だろう。
昨年、ドル/元のレートが、緩やかな変動相場制に移行して数パーセントの変動があったが、まぁまぁ小さな範囲に収まっている。
それに対して、日本円/元のレートは、大きく変動する。

日本円で給料をもらい、人民元で生活して人にとっては、この円安のトレンドは辛い。

【餞別】

勘違い中国語シリーズ059【餞別】

「餞別」って、日本語では難しい字のまま残っている。
本来なら「銭」の金偏を食偏に置き換えた簡単な字になっていても良さそうなものだが。
中国の簡体字は、そのようになっている。

さて、中国語で「餞別」は〔ジェンビエ〕と発音するのだが、「餞別」はあまり使わない言葉なので、普通の人はこの発音を聞くと「鑑別」のことだと思う。発音は全く同じだから。
「なんでも鑑定団」の「鑑定」と似た意味だ。
jianbie.jpg

あまり使わない言葉ながら、一応意味はあって、「送別の宴を開くこと」であり、日本語のような「別れの際に贈る金品」の意味はない。


月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

【出世】

勘違い中国語シリーズ058【出世】

中国語で「出世」と書けば、生まれ出ること、つまり出生のことだ。
その派生で、「新しい理論が生まれた」というように、人間の出生ではなく、抽象的な概念にも使う。

日本語の立身出世「偉くなる」と言う意味はない。


月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

高速道路のマナー標識

大連から瀋陽までの瀋大高速道路を走っていると、速度規制や車線指示・警告、行き先案内などの道路標識とは別に、4種類のマナー標識が表示されている。

「いかにも、中国っぽいな!」と思うので紹介しよう。

まず、「シートベルトを締めましょう!」
070703beruto.jpg
今や、日本の高速道路ではでは当たり前なので、シートベルトの標識は見かけないような気がするが、「安全第一」で、まぁ、いいでしょう。

次は、「疲労運転はやめましょう!」
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これは日本でも見かけるな!
「疲れたら、次の〔P〕で休もう」とかね。


次は、「飲んだら乗るな!」だけど、さすがに、高速道路の道路標識では、見かけないだろう。
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中国の高速道路マナー標識のチャンピオンはこれだと思う。
「ゴミの投げ捨て厳禁!!」
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こんな標識が表示されていると言うことは、高速道路で、窓からポイ捨てするヤツがいると言う証なのだろうな。

【緊急警告】国際美人局

勘違い中国語シリーズ057【美人局】

短期出張者、旅行者の男供に警告!!
ここでは、下ネタは、書かないことにしているのだが、あまりに無知な噂が聞こえてくるので、ちょっとだけ怖い仕掛けを説明しようとおもう。

世界経済は、鉄は国家なりと謳われた「重厚長大」の時代から、「軽薄短小」の時代へと移り、今や実態が不明確な「IT産業」の時代を迎えている。
「IT」って何?  意外と即答できない人が多いと思う。

Information Technology つまり、「情報技術」である。
つまり、21世紀は、情報を金に換えようとする連中がのし上がっていく時代なのだ。

今日の記事は、言いえて妙だが、ITの一つの形かもしれない。情報を金に換えるという意味では。


大連に遊びに(いや、仕事を終えた後のことで)来た男供は、殆ど例外なく、カラオケ店に行きたがる。

無理もない。
四十、五十の声を聞いて、日本じゃ若い子は誰も相手にしてくれない。
会社帰りに、
「今日は課長がご馳走するぞ」と言っても、
「どうせ『村さ来』か『養老乃瀧』、『白木屋』でしょう。オヤジ連中で勝手に行けば!」
なんて、全く相手にされないし、若い子が相手にしてくれそうな店は、「万」の金がかかるので、月々の小遣いじゃとても通えない。

そんなオヤジ連中が、鼻の下を伸ばして、デレデレするところが大連のカラオケ・クラブだ。
200元、300元程度の費用で、20歳そこそこの若い娘にちやほやされて、昔を思い出してフォークソングなんかを歌ってみたら、
「あら~、とても上手なのね、私にも教えて」
なんておだてられて、ひょっとしたら、実は、俺はモテるんじゃないかと、大いなる勘違いをしてしまう。

握手くらいしてニコニコ帰るのなら、国際親善にも役立って大いに結構なのだが、更に勘違いして、
「ベッドの中で教えてあげるから、一緒に帰ろうよ!」
と燃え上がってしまうと、問題なのだよ。
更には居丈高になって、
「わしは、日本でも有名な△△会社の部長だぞ!」と名刺をばら撒き、
「今夜は、わしと付き合え!!」
どうせここは外国だ。旅の恥は掻き捨てとばかりに、やりたい放題を尽くそうとする。日中の経済格差のおかげで、ちょっとばかり小銭持ちの気分になったオヤジがばら撒く金に逆らえない子が少なからずいるのも確かだ。

だけど、ちょっと待て!そこのスケベオヤジ!!
遣隋使、遣唐使の時代とは違うんだよ。
成田、関空、名古屋からは、毎日飛行機が飛んでいるし、仙台、富山、広島、福岡からも週何便かの飛行機が飛んでいる。日本人なら、ノービザで来れるんだし、毎日数百人の人が、日本と大連を行き来しているんだ。ここは外国だから、やりたい放題でも、誰にも知られない、と言う考えは間違っていることに気付かなくちゃ。
ボーダーレスの流れに乗り遅れちゃいけないよ!
ここで突然解説モードに入って、「美人局」について説明しよう。

「美人局」と書いて「つつもたせ」と読む。
夫婦あるいは交友のある男女が組んで、女が色香を振りまいて男を誘う。男がふらふらとついて行き、密室でことに及ぼうと言うとき(場合によってはことに及んじゃうこともあるのだが)、突然亭主が乱入してくる。
「兄さん、その女ァ、俺の女房なんだ、傷物にしてくれていったいどういう了見だぁ!」と凄む。
密室で、パンツも脱いでしまって素っ裸の男は反撃も出来ず、おろおろするばかり。有り金を全部剥がれて、放り出される。
ってのが、美人局の典型的な犯罪パターンだ。

「美人局」を日中辞典で引くと中国語では「美人計」となっている。
「美人計」は、中国兵法の一つとして、兵法第三十一計にあげられている戦略で、上述のようなちんけな犯罪とはレベルが違うと思うのだがなぁ。

第三十一計 美人計「美人の計(びじんのけい)」
呉越同舟の言葉で有名な、呉と越の国。 呉王「夫差」に敗れた越王「句践」は、呉王に打ち勝つ為、美人を探し出し呉王に贈った。
呉王が彼女に溺れている間に国力を整え、油断させて、やがて越は呉を滅ぼしてしまった。
と言う逸話から来ている兵法の一つである。

三国志では、董卓と呂布が貂蝉という一人の美人を巡って、王允の策略にのせられ、呂布が義父の契りを結んだ董卓を殺してしまうのである。もっとも呂布が義父を殺すのは2回目なのだが。


ま、美人には、くれぐれもご注意を、と言うことで、話を戻そう。


大連出張で遊び呆けた△△社の部長さんが帰国してからしばらくすると、突然見知らぬ男から電話があった、
「◇◇産業の、鈴木と申しますが、初めての電話で失礼します」
「鈴木さん? いったいどんな御用ですか?」
「実は、先週のことなんですが」
「先週は、海外出張だったので日本にいなかったよ」
「そうなんです、出張先の大連でのことでちょっと相談がございまして」
「んんっ!? だ、だ、大連で何か?」
「部長さんに可愛がって頂いた、らんらんちゃんのことで」
「らんらんって何のことだ!」
「らんらんちゃんと、いい事したんだろうが、おい!」
「知らん、知らんそんなことは」
「おい、下手に出ているうちに、話を着けた方がおりこうさんってもんだぜ、こっちには写真があるんだ」
「な、何のことだ、おまえは、誰だ」
「だから◇◇産業の、鈴木だって言ってるだろうが、1本でいいよ」
「い、い、1本って、10万か?」
「△△社の大部長さんが、しけたこと言ってんじゃねぇよ、ずばり100万!」
「そ、そんな無理だ」
「そうかい? らんらんちゃんには、威勢のいいこと言ってたじゃないか、今度来たら、車買ってやるとか、えぇ!」
「ひゃ、百万でいいのか、ネガも返してくれるんだろうな!」
デジカメ時代のいまどき、ネガを返せなんて、意味も無いたわけた理屈が精一杯の反撃だったのだが、、、、、、。

先方もプロだから、こんなヒラ部長に1000万円を持ちかけても無理なことは承知の上で、頑張ればなんとかなりそうな100万円で手を打とうと。

まぁ、こういうのを名付けて「国際美人局」と呼ぶことにしよう。
これが、新しいビジネスとして、成長しようとしているんだ。
インターネットが整備されているから、濡れ場の写真だって、瞬時に送れるし、あのときの声だって録音されているかもしれないよ。情報が金に変る魔法の仕掛けと言うわけだ。
この新ビジネスを繁盛させるも失墜させるもあなた方次第だよ。


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瀋陽大連高速

瀋陽と大連を結ぶ高速道路、通称「瀋大高速」が、全面拡張工事を終え2004年9月頃に開通した。工費は70億元を超えたという。
ちょいと瀋陽まで走ってみたので、状況を紹介しよう。

開発区から瀋陽に行く場合は、大連インターよりも一つ先の金州インターから入った方が速い。
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金州インターから入るとすぐに、こんな案内板がある。
瀋陽まで311kmとあるが、大連インターからの全長は、およそ350kmだ。

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拡張されて片側4車線になった快適な道路が延々と続く。
世界でもトップクラスの技術を投入して、路面の抗震性、耐久性、安定性が通常の6倍もあるそうだ。
瀋陽まで、3時間半で着く。
また、途中で分岐すれば北京までつながっている。ただし1000キロ以上もあるので、ちょいと日帰りと言うわけには行かない。


070703sokudo.jpg
この快適な道路では、最高速度は120kmまでOKだ。



それほど数は多くないが、数箇所のサービスエリアがある。
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こんな案内看板なので、すぐ分かるだろう。


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サービスエリアの構造は、基本的には日本と同じで
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トイレ、食堂、売店、休憩所が、24時間サービスで運営されている。
トイレは、ドアがあるだけマシだが、あまりきれいとはいえなかった。
トイレには「安全は最大の幸福です」と表示されていた。

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驚いたのはこれだ。
売店をちょっと覗いてみたら、山積みの缶ビール!!
高速道路のサービスエリアで、これは無いだろう!

070703jiko.jpg
サービスエリアの内部には、お決まりの事故防止の掲示板があった。

この日、オレも大きなコンテナ車が横転している現場を目撃した。

以前にも書いたが、高速道路の右(路肩部)にも左(センターライン部)にも、掃除作業員が無手勝流で作業をしている。
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070703hidari.jpg
どうしても、危険な作業に見えて仕方が無いのだが、気を使いすぎだろうか?
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