大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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ANA関空-大連便が休止

2008年後半からの急激な国際経済状態悪化に伴って、自動車産業に限らず、製造会社は各社とも経営状態が思わしくなく、経費圧縮が指示されているのだろう。経費圧縮と言えば、最初に槍玉にあげられるのが、交際費と出張費と相場が決まっている。
無駄な交際費は使うな、不要不急の出張は控えよ。
と言うわけで、新幹線も最近は空きはじめたような気がするし、国際便も利用率が低下しているらしい。
赤字路線を飛ばし続けるのは経営的な問題だと、日本航空、全日空共に休止・減便計画を発表した。
悲しいことに、休止とされたのは大連便だけだそうで、寂しいことだ。
元々、ANAの関空-大連便は、機材が古くてシートテレビが付いていないことが多く、あまり評判は良くなかった。もっとも、飛行時間が短いから2時間の映画は見れないんだから、テレビの利用価値は低いのだろう。
下の情報によれば、利用率が22%だって、これじゃ休止も止むを得ないか。

ANAbiyoku.jpg
 


写真と記事の内容は
関係ありません。

以下、毎日新聞のサイトから
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全日空と日航:国際線7路線を休止や減便
 全日本空輸と日本航空は2009年1月19日、国際線の計7路線で休止、減便を行うと発表した。世界不況による旅客数の急速な減少を受けた緊急措置。

 全日空は、
休止が ▽関西-中国・大連(週5往復)
     ▽関西-瀋陽(大連経由、週2往復)の2路線。

減便が ▽成田-インド・ムンバイ(週7往復→3往復)
     ▽成田-上海(週21往復→14往復)の2路線。
2月2~14日に順次始める。

 日航はいずれも減便で、
     ▽成田-上海(週28往復→21往復)
     ▽成田-北京(週19往復→14往復)
     ▽成田-バンコク(週21往復→14往復)の3路線。
2月10日までに開始し当面3月28日までの予定。

 対象路線は、08年12月の利用率が全日空の関西-大連線で22.3%、関西-瀋陽線で14.4%に落ち込むなど採算が悪化している。中国と結ぶ路線は食の安全への不安などに不況の影響が加わった。ムンバイ線は同時多発テロ事件、バンコク線は空港占拠事件の影響も受けた.。
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【葉公好龍】

yegonghaolong.jpg
見掛け倒しで、本物ではないことの例え。表裏が一致しない人。

日本語で言えば、「葉公(ようこう)龍を好む」となるんだろうが、ことわざ辞典にも載っていない。
中国では、子供向けの絵本にも出てくるくらいポピュラーな成語だ。

昔、葉公、名を高という龍が大好きな男がいた。
身に着けいている剣には龍の彫刻を刻み、杯の上にも龍を彫っていたし、壁や窓枠、梁、家の門にも大好きな龍を描いていた。
天にいた龍がこの話を聞き、天から降りて葉公の家を訪れた。
龍が寝室の窓から覗き込み、尻尾はダイニングの外側まで伸びていた。
葉公は、本物の龍を見て逃げ惑い、肝をつぶして顔色を失った。
本質的に、葉公は龍が好きなのではなく、龍に似た物品が好きなだけだったのだ。

「好」が、ニイハオの3声の「好」と違って、4声なのに注意。
「葉」と言う字が、どうしてこうなったのか、分からない。恐らく民衆に普及した俗字があったのだとおもう。

軽軌金州線の駅名

先週、軽軌金州線開通の記事を書いたら、現地のサンディさんから、駅の名前の情報をいただいたので、これを紹介することにしよう。

先ず、金州線の駅の名前は、計画ではこんな風だった。
3haoqian.jpg
ところが試営業の時点ではこんな風に変わっていた。
jinzhouzhan.jpg
(この写真の出典はこちら

金州の九里を出発してから東山路までは、計画と実際は同じだ。
jiudonghe.jpg
(和平路?)については、下で説明する。

その後開発区までの2駅の名前が変わっている。
tostemkai.jpg
面白いのは、開発区の一つ手前の駅名だ。
計画では「十里崗」だった。十里とはこの辺の地名で、小さな丘が公園と言うか自然の山になっている地域である。地名を駅名に採用するのは、ごく普通のことだが、実際には「通世泰」駅となった。

通世泰とは、正式名称を「大連通世泰建材有限公司」といい、日本のトステム株式会社の子会社である。十里崗の近くにあり開発区でも有数の規模の会社だが、駅名に採用されるような特別な活動はしていないようだ。
とすると、十里崗と言うよりも通世泰の方が、地元の人にも分かり易いと言うことではないだろうか。
実際、タクシーの運転手に行き先を告げるときに、□□路△△番と言うよりも、◇◇公司と言った方が伝わりやすい。と言うよりも、開発区では□□路△△番と告げて通じた試しがない。
tostemstation.jpg
(写真はサンディさん提供)

通世泰站は、中国ローマ字(ピンイン)で書けば、tongshitaizhanとなるのだが、写真に示すようにTOSTEM STATIONと表記されている。日本でも金閣寺をローマ字でKINKAKU-JIと表記する場合と英語でGolden Templeと書く場合があるように、2種類の表記法があるが、中国でも同じような使い分けがある。だけど、明確な決まりはないので、雰囲気でなんとなく決まるようだ。
それにしても日系企業名を冠したTOSTEM STATIONは、かなり珍しいと思う。

日本で警察をアルファベット表記するときに、KEISATSU と書くことはほとんどなく、99%以上の確率でPOLICEと書くと思うが、中国ではPOLICEもよく見かけるけど、制服(ベスト)の背中にJINGCHAと書かれているのも見かける。

ネット情報を眺めていたら、「匯金市場」駅が「和平路」駅に改名されたと言う情報があり写真も示されている。
hepinglu.jpg
(この写真の出典はこちら
本事典読者の大黒さんからも「和平路」駅まで乗車したとのコメントが寄せられているので、「匯金市場」駅は開業まもなく改名されたのだろう。ということは上の駅名案内板はもう既に古くなってしまったということか。
(ありそうな話だなぁ)

軽軌、金州線開通

軽軌(チングイ)と呼ばれて親しまれている、快速軌道が開発区駅から分岐して金州方面につながる金州線については、2008年7月14日の記事で、工事が完了して試運転電車が走ったことを紹介したが、その後5ヶ月かかって、ようやく営業運転を開始したことになる。 新聞によれば、まだ試営業期間だと言うが、朝晩の通勤時間には大連駅までの直通列車が走るらしいが、昼間の時間帯は開発区駅で乗り換えなければならないようだ。
市内に行く人はともかく、金州から開発区に通勤している人にとっては便利になることだろう。

大連日報(2008年12月29日)によると、7月に工事が終わり試運転調整を続けていた、軽軌金州線の営業運転が始まった。
jinzhoukai.jpg

記事の内容は次の通り。
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昨日7時25分、記者は、快軌三号線の大連から金州九里まで直通の、初めての試営業運転列車に乗車していた。
新型の2輌の動力車と2輌の一般車は背もたれは高く広々としており、椅子の下にはヒーターが装着されて、障害者専用区域には車椅子を置くことができる。改札システムも更新され、カード読み取り速度が速くなり1分間に60人の乗客が通過できる。プラットホームの上には電子掲示板が表示されており、次の列車がどのくらいの時間で到達するのか一目瞭然だ。
記者は、8時10分に九里に着いた。6時40分から8時20分まで九里駅を発車した電車は6列車で、130人あまりの乗客が九里で快軌に乗車した。
試営業期間は、朝晩のピーク時には3列車が大連駅から九里まで直通運転、平常時は開発区駅から九里までの運転となるので、乗客は開発区駅で乗り換えなければならない。
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大黒さんからのコメントで軽軌金州線が開通したことを知ったので、遅まきながら新聞記事の紹介をした次第。
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