大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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日本の技術をパクッていない

開業当初から心配されていた。パクリ新幹線の事故が実際に起きてしまった。
安全性をあれだけ騒がれていたのだから、起きるべくして起きた人災の面が強いと思う。
以前から思っていたことだが、時速300キロ、500キロの高速鉄道を作ること自体は、それほど難しいことではないと思う。見よう見まねでも出来るだろうと思う。
高速鉄道でもっとも大事なことは、システム制御技術だ。
東海道新幹線は、のぞみ、ひかり、こだまと3種類の停車パターンが違う電車が5分間隔程度で間断なく走っている。引込み線に停車しているこだまに、時速300キロののぞみが追突したら大惨事になることは間違いない。日本の新幹線では、開業以来人が死んだ事故は発生していない。(自殺はあるが)この安全性こそが、世界の鉄道に誇れる日本の技術である。
今回の中国の列車事故は、まさにこのリスクが露呈したものである。
制御システムは、機械やコンピュータだけの問題ではなく、それを管理する人間の育成も含むものだ。
缶詰合宿で勉強させても、一朝一夕に身に付くものではない。人材育成は、OJT(仕事をしながら学んでいく)での時間をかけたプログラムが必須だが、中国ではこの点を無視した。
中国の書き込みサイトにあった言葉が、重くのしかかる。

『今回の事故で、中国の新幹線は、日本の技術をパクッていないことが証明された』と。

事故原因解明に必要と思われる証拠物件(事故車両)を十分な検証もせずに、畑に埋めてしまった行為にも、疑問を感じる。
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