大連市内の労働公園を見下ろす山の上に、テレビ塔がある。写真の通り、12角形のすっきりしたデザインのテレビ塔だ。夜になるとライトアップされて、更に見栄えがする。
(入場券の写真参照)
正式な名前は
「大連広播電視塔」と言う。
(2008年追記:2007年夏に改修工事を行い、その後名称が「大連観光塔」に改名された)不勉強なオレは、
「広播」を固有名詞だと思っていた。大連の広播というテレビ塔なのだと。その後、中国語を学ぶに連れて分ったのだが
「広播」とは、放送すると言う意味の単語だったのだ。例えば、実況放送は「実況広播」と言うし、放送大学は「広播大学」と言う。
このテレビ塔は、労働広場から見上げる形になる。一番簡単な行き方は、労働公園の奥の方にリフト乗り場があるので、そこからリフトで上るのがよい。リフトを降りるてから、テレビ塔の建物まで2分ほど歩いて、建物の中で30元の入場券を買う。

入場券の下の方が斜めに破れているのは中国では普通のことだから気にしないことだ。
エレベーターで一気に展望台まで上ると、大連市内が一望できる。開発区
「童牛嶺のUFO」lの項でも書いたが、このような高いところに人を連れて来て文句を言われたことが無い、人類は高いところが好きなのだ。
ヤギと同じように。
展望台に上ると、各方位に「北京」まで□□km、「東京」まで△△kmと書いてあるのだが、読めない地名が多いので、
「この地名は何と読むのですか?国名ですか?」と盛り上がること請け合いだ。ちなみに、地名は全て都市名である。「ブエノスアイレス」はまず読める人がいないだろう。「ニューデリー」も面白い。他の都市は音を当てているのに、「ニューデリー」の「ニュー」は本来の意味である「新」を使って「新デリー」の漢字を当てはめているので、音感だけでは解読できないのだ。
大連テレビ塔の基礎データを紹介しておこう。建設は1990年、塔の高さは190m、東京タワーの333mと比べると高さが足りないように思うかもしれないが、小高い山の上に立っているので、海抜は360m。総合的な高さと展望視界については、東京タワーに勝るとも劣らない。
おまけの情報だが、労働公園からリフトで上って来たなら、帰りは「スライダー」に乗って帰るのが良い。2本のレールの上に車輪が付いたソリを乗せて、そのソリに乗って、労働公園まで一気に下る。車が走る道路の上を越えて滑走するのは爽快だ。ブレーキが付いているので人それぞれの速度で下ることが出来る。前にトロい奴がいるとすぐに追いついてしまうので、そういう時は一時停止して間を作ると良い。
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2010年3月2日訂正
両只老虎さんの指摘により、約5年間「広播」を「広幡」と誤記していたのを訂正した。