大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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蚕の蛹を食う

今日の食材は、蚕の蛹だ。
昨日の金糸蝶一昨日の蚕の成虫は、大連では食べないが、今日紹介する蚕蛹は、一般食材として、スーパーで売っているし、中華レストランでもしばしば使われる、ポピュラーな食材だ。
写真は、パッキングされたスーパーの商品だ。
sanagi050402.jpg

蚕蛹の食べ方には、大雑把に分けて、3通りある。

[1]モニョモニョと動いているのを箸でつまんで、生で食べる。
[2]油で揚げるなどして、単品で食べる。
[3]縦に半切りにして、炒め物の材料にする。

[1]の生食は、殆どの人が抵抗があるだろうな。
子供の頃、動いている蜂の子を食ったとは言え、蜂の子の何倍も大きいので、オレでさえ、やっぱり抵抗があった。でも、せっかく「美味しいから食べなさい」と勧めてくれるのを無下に断るのは、日中友好にも悪影響を与えかねない(大げさな)ので食った。
歯で噛み潰して、口の中で中身だけを吸出し、殻はペッと吐き出す。

変な生臭さは無く、クリーミーで意外と美味しい。このまま育てれば高級シルクになるはずの良質のたんぱく質だから、身体に悪いはずが無い。
機会があったらトライしてもらいたいが、普通の日本人にはちょっと厳しいだろうな。

[2]のように、油で揚げてしまえば、ピクリとも動かないから、完全に食料として扱える。
これは、チーズのような味わいだ。
蛹の殻がついた状態だと見た目で抵抗があるかもしれないが、殻を剥いて、原型が分からないようにスライスして出されたら、多くの人が
「美味しいですね、これ何ですか?」
と美味しく食べられると思う。だけど、蚕の蛹ですと聞いたとたん
「ゲーゲー」する人もいるかも知れない。

[3]野菜炒めなどに、さりげなく縦割りになった蛹が入っていることがある。
ここまで調理されたら、味もついているし、文句を言っちゃいけない。
蛹の原型は分かるが、でも気にしちゃいけない、殻ごとバリバリ食べよう。
でも、どうしてもダメな人はやっぱりダメみたいだね。

これほど良質のたんぱく質を大量に生産できるのは、昆虫だけかもしれないよ。将来の地球を救うのは、虫食だ。虫が食えない日本人は絶滅するぞ。

今から訓練だ、大連に来て、蚕蛹を食え!!
キーワード:虫食、カイコ
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コメント

おお、写真が!

こんばんは!蚕について記事を書き、その後こちらへ遊びにきたら、なんと写真付で紹介されているではありませんか…やっぱり彼の言ったことは本当だったのですね。「殻を剥いて、原型が分からないようにスライスして出されたら」食べられるかも…ああ、衝撃です。

  • 2005/06/22(水) 18:52:06 |
  • URL |
  • lulu #-
  • [ 編集]

何と言ってもトリは蚕蛹

 おお、ついに出ましたね、蚕蛹!
 そうそうこれなんです! って食べたことも無いのに妙に喜んでしまってますが(笑)。もっともでっつさんの話だと「さりげなく」混ぜ込んでるのもあるらしいから、中国生活の長い僕は、どこかで食べちゃってるかも知れませんがね。
 これは本当にポピュラーな食材で、でっつさんの写真のようにスーパーでパック済みの売ってるし、市場では量り売りで生きたのを売ってますね。籠の中で尻を回しているのを見て、初めはギョッとしたものですが、最近では何だかユーモラスに見えてきます。
 ところで東北地方は実は中国の中でも広東省や雲南省などに比べると昆虫食はむしろかなり少ない方ですが、この「蚕蛹」だけはなぜか例外で、しかも非常にポピュラーに食べられているようで、僕の経験でも南は遼寧省の大連から、北は黒龍江省のジャムスやハルピンでも見かけました。吉林省は確認してませんが、中間ですからきっとあるでしょう。
 日本でも蚕蛹を食べるところがかなりあって、それは養蚕地帯と重なっているそうです。そのため、日本の昆虫食の中ではイナゴ、蜂の子に次いでNO.3だと言います。中国の場合、蚕蛹の食用と養蚕の関係は良くわかりませんが、調べてみると面白いテーマかも知れませんね。
 それとでっつさんが最後にお書きになっている話は、かなり現実的で、特に宇宙船の限られたスペースの中で動物性たんぱく質を培養するために、昆虫の飼育が最も効果的ということで研究が進んでいるらしいです。また組織培養も高等な哺乳類などに比べてやりやすいので、大量生産にも向いているとか。

エビも結構気持悪い

本当に食生活は習慣だと思います。

よく言われるホヤやナマコもさることながら、私は、エビって、食べ物でなかったら、相当気持悪いと感じます。足がグシャグシャいっぱい生えているし、目は飛び出ているし---。

でも、やっぱり物心ついたときから食べ物だったから、「イセエビのお造り食べてみたいなー」なんていつも考えています。

TBありがとうございます。一緒にいた方はセミも美味しいよといってましたよ。食習慣の違いは恐ろしい。

  • 2005/07/31(日) 00:20:24 |
  • URL |
  • marorotti #-
  • [ 編集]

食べた!

「ぜひ蛹を食べたい」とリクエストしてあったので、大連滞在中、友人がレストランで注文してくれました。
野菜との炒め物でしたが、縦割りではなく、原型でゴロンと。
でも没問題。ちゃんとでっつさんのプログでリサーチ済みでしたからね。
味付けはあまりなくて、素材そのものが濃い感じ。
「この蛹一個で、卵三個分の栄養があるんですよ」との説明でした。
中の黒いワタのようなものを取り除いて食べるみたい。たくさん食べた~。
次回はぜひ生に挑戦してみたいです。

  • 2006/03/05(日) 06:48:30 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
  • [ 編集]

良く食べましたね

>カンカンさん、
すごい!!!!
日本人女性は、なかなか食べられないようですけど、沢山食べたのですね!
報告ありがとうございます。

  • 2006/03/05(日) 07:36:32 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

そうですか?

そんなにグロテスクですかね?
多分「蜘蛛」以外なら何でも食べられそうですよ。蛇でもサソリでも。
もし「蜘蛛」が食卓に上ったら逃げ出すでしょうけれど。

大連では友人宅を泊まり歩いたので、どこでも「食べて、食べて」攻勢で胃が破裂しそうでした。もう二日滞在したら倒れたかも。胃袋の破裂で。最終日は旅のお供「正露丸」のお世話になりました。
でも、果物や新鮮な貝類、豊富な食材、どれもこれも美味しかったです!食事のたび写真を撮りました。日本に帰ってから見せると皆興味シンシンで質問攻めでしたよ。
朝食抜き、昼は握り飯にカップラーメンという自分の食生活を深く反省いたします。(家族には食べさせています、念のため)

  • 2006/03/05(日) 08:48:05 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
  • [ 編集]

蜘蛛のお腹と毛が

7本以上足があるのは生理的にダメです。そういうわけで、ムカデやゲジゲジも。(あれ?サソリもでしたっけ)
それに蜘蛛のあの大きなお尻(腹?)は、どう料理してもパリパリになりそうもない。何かムニュッと出てきそう。それが何か、想像するのも怖いです。
とにかく、中国のどこかに蜘蛛料理があるとしたら、絶対その地方には行きません!

  • 2006/03/06(月) 16:59:35 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
  • [ 編集]

蝉の蛹と考えた。蚕の蛹ですね。

蝉の蛹と考えていた。
蚕ですね。
初めて、食べたのは北京の食堂です。スーパーで土産で買って、帰宅して、(中国の田舎ですが。)料理して食べた。2年ぶりに、
山東へ旅行したときに、購入した、新年明けで、湯に似て、それから油で焦がして、食べました。
少し、苦いがおいしいです。
こちらの田舎では、ほとんど食べません。絹糸を採るためですか。

1月5日、弁当のおかずにしました。

みんな、ゲイ、ゲイと言っています。若い人はだめなようですね。

おいしいいですね。

touta fujimotoさん、はじめまして。

食べられるか食べられないかを話し合うことはあっても、おいしいと言う評価は初めて聞きました。21世紀を生き抜けますね。
調理してしまえば、どうってことも無いんですが、生で動いている姿は、普通の日本人にはなかなか馴染めないですね。

  • 2010/01/05(火) 15:45:35 |
  • URL |
  • でっつ #-
  • [ 編集]

私も昨年、ついに食べました

いや~!
蚕と分かっているから、非常に拒否感が強かったです。
昨年の11月末に、義姉の自宅で出て来たので思い切ってチャレンジしました。
どちらかというとスクランブルエッグのようですね。
知らなければ、美味しいと思うかもしれません。
でも、経験は1度で十分です(汗)

  • 2010/01/05(火) 18:56:04 |
  • URL |
  • こうちゃん #-
  • [ 編集]

21世紀を生きる

こうちゃんも食べましたか?
大連で普通に生活していれば、必ず口にする機会があると思いますよ。
これで、21世紀の食糧難にも対処できますね。

  • 2010/01/06(水) 15:10:01 |
  • URL |
  • でっつ #-
  • [ 編集]

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