大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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クレヨンしんちゃんが負けた

「クレヨンしんちゃん」をご存知だろうか?
臼井儀人さんが書いている漫画、おっと、アニメの主人公である。今やテレビアニメにとどまらず、映画にまで進出している。同世代の子供は勿論、幼稚園児ながら鋭い社会風刺の言葉を発することで、大人までファン層は広い。もともと大人向けの雑誌の出身なのだから当たり前だが。

臼井氏による創造物なので著作権が生じており、現在は双葉社が著作権を所有している。ここに「クレヨンしんちゃん」の画を表示しようとしたが、双葉社のオフィシャルホームページに、ネット上の使用を厳に禁ずるとの表示があったので、止めた。

さて、報道によると、双葉社が正規ライセンスを与えた上海の会社が、「クレヨンしんちゃん」グッズを販売しようとしたら、その図柄は既に別の会社から登録されているので、商標権の侵害になるとして、売り場から撤去させられたと言う。

まぁ、平たく言えば、本物が偽者に追い出されたっちゅうことですな。
例えて言えば、アメリカでミッキーマウスを見て、これは人気が出そうだと感じた日本のへぼ会社が、勝手に日本で商標登録を済ませて、ジャパニーズミッキーを売り出してしまう。と、後からのこのこ出てきたディズニー社が、商標権侵害で追い出されたと言うようなことですが、あり得ねぇ~~!

話としては面白いが、創造者あるいは著作件者にとっては、堪りません。WTO加盟後、著作権保護にさまざまな動きを示している中国だが、本当の著作権の考え方が根付くまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

以下、緑文字部分は下のリンクから引用
http://www.sankei.co.jp/news/050221/kok071.htm
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 中国でも大人気の漫画「クレヨンしんちゃん」のキャラクター商品を出版元の双葉社が上海などで販売したところ、絵柄をコピーした商品が中国語名の「蝋筆小新(クレヨンしんちゃん)」として既に商標登録されていたため、本物が「商標権侵害」として売り場から撤去させられていたことが21日分かった。

 同社は今年1月、コピー商品の商標登録取り消しを当局に請求。2002年に中国でコミック本の販売を始めた際、横行していた海賊版の締め出しに成功しており、「今回も粘り強く闘い、コピー商品を市場から締め出したい」としている。

 双葉社関係者によると、広東省の中国企業が1997年、コミック本の日本語版の絵柄と、台湾版の中国語タイトル「蝋筆小新」を無断で商標登録。この商標権を譲渡された上海の企業が靴などの「しんちゃん」グッズを販売している。

 双葉社は昨年4月、中国で「しんちゃん」グッズの販売を始めたが、同社がライセンスを与えた上海企業の衣料品が7月に「商標権侵害」とされ、江蘇省や上海などで売り場を閉鎖された上、在庫も押収された。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国で日本企業の商標がコピーされ、知らぬ間に商標登録される例が近年増えている。取り消しには時間や費用がかかるため、泣き寝入りする例も多いという。(共同)(02/21 17:31)

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キーワード:登録商標、偽物、贋物、

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