大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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医療保険以上に大切な医療援助サービス

海外に住む日本人にとって、最も不安な事項ってなんでしょうか?
水や食べ物や挨拶習慣も大事だけど、最後の砦は、医療だと思う。
こんなことを書くと、
「私は保険に入っているから大丈夫」
なんて言っているあなた、まだまだだね。修行が足らん。

海外の医療で重要なことは、治療後に必要になる保険よりも、治療に辿り着くまでのプロセスだよ。勿論高額な医療費を負担する可能性もあるので、保険も重要だが、保険だけで安心してはいられないと言いたい。ヘタをすると、まともな治療を受けられないかも知れないのだから。

中国の病院では、最初に受付で10元程度のカルテを買わされる。このカルテがないと治療が始まらないのだが、このシステムを知らずに、言葉も通じないとなると、病院の中をウロウロするだけで、治療まで漕ぎ着けることすら出来ない。
中国の看護婦は、「どうしましたか?お困りですか?」なんて声を掛けてくれる優しさはないと思ったほうが良い。

まぁ、なんとか医者の前まで辿り着いたとしよう。
そこで、痛みを訴えるにも
・ズキンズキンと痛い
・キリキリと刺すように痛い
・ジワーっと押さえ込むように痛い
・触るとチクっと痛い
・割れるように痛い

などなど、痛みの表現には限りがないが、医者にとっては、重要な情報である。ここで、言葉が不自由だとニュアンスが伝わらないのだ。

一般に日本人が話す中国語会話の半分くらいは、身振り手振りで補っている。だから、治療台に固定されて、覆布を掛けられてしまうと、あるいは電話口では、ジェスチャーが使えなくなるので、会話の表現力は半分以下になってしまう。そんな状態で、
「ここは痛いですか?」
と聞かれても答えられない。

「私、日本語少し分かるのよですね」
「お腹が刺すように痛いんです」
「おぉ、刺すのは良くないね、誰が刺しますか?」
「いや、実際に刺すのじゃなくて、感じを言ったのです」
「ここ刺します、痛いね」
「痛っ!!」
「アイヤー、大変のことあるよ、ジュジュツすることね」
「ジュジュツ? 呪術! 何だそれ? 止めろよ」
「ジュジュツ、違いますのことよ。シュジュツしますの。大丈夫、痛いじゃないよ。麻薬しますです」
「麻薬だって! 止めろ、こらっ!」


こんなことにならないように、日本語医療援助サービスという仕事がある。オレの会社で加入しているのはウェルビーだ。
保険会社が地域ごとに展開しているサービス会社もあるが、中国で全国展開をしているウェルビーの知名度は高い。

中国に駐在している人の間では、かなり有名だし、信頼されている会社だ。
医療援助サービスの内容はいろいろあるが、例えばお腹が痛いときに電話をすると、病院を紹介してくれて、状況によっては一緒に病院まで付き添ってくれる。
オレ自身は使ったことが無いが、周囲では多くの人がウェルビーのお世話になって助けられたと聞いている。

コメント

2年ほど前、食あたりと思われる発熱と吐き気で夜間大連の某有名病院へ、待っている間も嘔吐を繰り返し始めにした検査は心電図、何故心電図?と思いながら血液、尿検査を終え診察室へ、診察室の中も人が並んでる???若い女医さんが重要な病気が有るかも知れないと、入院を勧めてこられるのを断って点滴をして貰い朝6時くらいに終了、2~3日ですっかり回復しました。何時も為になる情報をありがとうございます、これからも毎日の更新大変でしょうが、楽しみにしております。

  • 2005/08/09(火) 21:14:30 |
  • URL |
  • 名前の入力なし #-
  • [ 編集]

>名前なしさん、こんにちは。
コメントの書き込みありがとうございます。
夜中の病院ですか、大変でしたね。怖かったでしょう。
外国での病気って想像以上に恐ろしいです。
普段気が付かないけど、健康が一番の宝です。
今度いらっしゃったら、何か名前を付けてくださいね。呼びかけるのに「名無しさん」では、カッコ悪い。

  • 2005/08/10(水) 07:14:31 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

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