大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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孵化直前の串焼き

大連では、道端に炭火コンロを持ち出して、串に刺した肉を焼いて売っている路上の串焼き屋がいる。

最もポピュラーな素材は「羊肉」だ。中国でも砂漠の西部にあるトルファン、ウルムチ、カシュガルといった辺りまで行くと、漢民族ではなく中国人らしくない「青い目の中国人」が多くなるという。カザフスタンやキルギスに近い。この地方の名物らしいが、「シシカバブー」と呼ばれる串焼きで、羊肉に独特の香辛料を振りかけて焼いた肉は美味しい。ただし焼きたてじゃないと羊の油が硬くなって美味しくない。

串焼きを売っている人たちの顔をよく見ると、中東アジアの顔立ちをしているようにも感じる。

「さぁ、買った買った買った買った、うるるるるるるrrrrr~~」
と、最後の方は巻き舌で捲くし立てるのは、まるでアラブ人のようだ。



さて、材料として羊肉は「良し」としよう。
他には、茹で玉子やソーセージ、そして、これだよ、今日の問題は。「孵化直前の玉子」というよりも、もはや「雛鳥」というべきだな。

羽毛も生えているし、手足や頭もはっきり判別できる。こいつに串を貫いているのがなんとも惨い感じがする。鶏肉はポピュラーな食材だし、玉子は生き物という感じさえ無くしてしまった食べ物なのに、なぜ、その中間の「殻の中の雛」がいけないのだろうか?なんといっても、残酷さだろう。

日本人は、魚や海老などの甲殻類は別として、動物の原型が分かる料理を極端に嫌う傾向がある。一方、中国では、鳥の足、首、豚の鼻など普通の料理だし、また、国によっては豚の丸焼きがご馳走だったり、豚の脚1本丸ごとのハムがあったりする。日本でも、専門店では、すずめの丸焼きなどを食わせるのだから、大して差が無いとも言えるけどね。すずめの丸焼きは、一般にタレをつけて焼き上げ、食感を味わうものだ、肉など期待してはいけない。

さて「殻の中の雛」の味なのだが、「シシカバブー」と同じような香辛料がたっぷりかけてあって、素材の味はあまり分からない。羽毛は焼かれてしまうので気にならなかったが、美味いとは感じなかった。もう、買わない。
キーワード:シシカバブー、孵化、雛鳥、串焼き、

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