
「さぁ、ここでクエスチョン。何故ここにトイレットペーパーが設置されているのかな?」
「ハ~イ! 手を洗った後で、手を拭くためのペーパータオルの代わりで~す」
「ブッブー! 大外れ!」
「はぁ~い! 外にこぼれたときに拭くためで~す」
「ぶっぶー! 大外れ!」
「せんせぇ、分かんねぇよ、答え教えてよ。」
「じゃぁ、九太くん、トイレに行ってウンチをしてきてください」
「えぇ、急にそんなこと言われても出ねぇよ」
「やかましい、先生に口答えするんじゃねぇ、さっさと行ってクソして来い!」
「ちぇっ!なんで、オレなんだよ、ぶた子に行かせりゃいいじゃねぇか」
「あっ、そうか、あいつも一応女だから、男子トイレには入れないのか、とかなんとか言ってるうちに、ウンチが終わっちゃったぞ」
「と、・・・? あれっ!?・・・・!」
「紙がねぇ!どうしよう、・・・せんせぇ~い、トイレットペーパーがありませ~ん」
「馬鹿者、入る前に自分が使う必要な分を持ってから、個室に入るのが常識だろう」
「えぇ、そんなぁ・・・」
という訳で、正解は、大きい方をする前に、使用する分を手に巻き取ってからトイレに入るために、ここにトイレットペーパーの大巻きが設置されていたのでした。ちゃんちゃん!!
実際オレも、上海だったか大連だったか忘れたけど、急にもよおしてトイレに駆け込み、九太くんと同じ状態になって焦ったことがあった。個室の中にペーパーホルダーが無いのだ、持っていた僅かなティッシュペーパーで何とか凌いだのだが、ピンチだった。この形式のトイレは、空港の他、大型のレストランなどで見かけることがあるので、個室に入る前にペーパーの存在を確認することを忘れないようにしよう。
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キーワード:トイレ、トイレットペーパー、ホルダーが無い、大便