大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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元の木阿弥

下の写真は、先週の週末の開発区銀座の風景だ。
roten050918.jpg

どうと言うことも無い、普段の露天商が並んでいる風景だが、、、、、、、。

8月の初旬に文明都市の審査があって、DVDの販売が厳しくなったことを少しだけ書いたが、実は、影響はもっと大きかったのだ。

文明都市とは、中央政府が「全国文明城市」の呼称を与えることにより、大いなる名誉を獲得するのだとか。日本の政令指定都市のように、何らかの優遇があるかどうか、詳しくは分からないが、この称号を得ることにより、観光やら企業進出やらで市にとっては、メリットがあるらしい。
大連市長が、「全国文明都市」の審査を受ける方針を打ち出し、文明都市建設の旗を振り始めたのが7月上旬のこと。その後、市内も開発区も、公共の施設は至る所に「創建文明城市」の看板や垂幕が飾られた。
街の噂では、8月10日までが審査期間で、北京から審査員が来てあらゆる方面の文化程度を審査するのだそうだ。

文明都市の条件ってなんだろうか?
市民生活で目に付いたところしか分からないが、こんなことがあった。
・赤い旗と呼子を持った交通指導員がそこら中に現れ、道路横断者を見つけると「ピピピッ!」と警告していた。

・海賊版DVDが店頭から消えた。「日本語DVDあるか?」と聞くと、屋根裏部屋みたいなところに通された。

・露天商がすっかりいなくなった。事情を知らない農家のおばちゃんみたいなのが、一人、二人野菜を売ったりしていたが。

羊肉の串焼き屋がいなくなった。まぁ露天商と同じことなのだが、道端で串焼きとか、クレープみたいなものを焼いていた連中が、きれいさっぱりいなくなった。

・夜の商売の取締りが厳しくなった。あるカラオケクラブに行ったら、「8月10日までは小姐が一人もいないよ」と言われた。

・物乞いの姿が見えなくなった。


他に、オレは気が付かなかったけど、おそらく、立小便や痰を吐く行為などについても、厳しく規制されたはずだ。

8月10日までで解禁かと思ったら、どうも多少尾を引いていたらしく、完全回復(?)には、8月いっぱいかかったようで、9月からはいつもの大連に戻った。

で、上の写真に戻るのだが、
・露天商はご覧の通り
・日本語DVDも店頭に戻り
・カラオケ小姐も商売復帰
・道路横断はどこでもOK
・羊の串焼きも復活
・物乞いも徘徊している


いつもの平和な大連の姿だ。

こういうことを元の木阿弥って言うんじゃないかな!

コメント

こういうキャンペーンって

中国では実に多いですね。始まると上は市政府から下は町内の「居委会」(居民委員会、市政府や区政府の下請け組織、町内会みたいなものだね)まで、手書きの標語をベタベタ貼ったり、TVのニュースでは「市政府幹部が○○区××団地を視察」なんていう特集報道を流したりして雰囲気を盛り上げますが、終わってしまえば「元の木阿弥」っていうのが本当に多いですね。まあ、その辺は仕掛ける側も判っていて、上級機関が視察に来た時に形を取り繕うのと、「10の課題のうち、1つぐらい続けばいいさ」という感じでやってるんだろうと思いますよ。10の課題を徹底させようと思えば、年に1回、2週間ぐらいやって10年かければ「差不多」ってな感じでしょう。

オリンピックも同じこと

本当に、あらゆる方面で、その場しのぎが目に付きます。
その場しのぎと言いながら、やるときは徹底的にやるところが中国ですね。
北京オリンピックの期間は、相当厳しく道徳指導をして、見違えるようにマナーが良くなると思います。それこそ、国際社会の規範を示せとばかりに。
だけど、オリンピックが終わって、1年後には「元の木阿弥」が目に見えるようです。

  • 2005/09/24(土) 15:27:21 |
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Imitation paradise

There are lots of illegal copied goods in China, CD, DVD, branded bag and so on. Those goods are illegally copied and sold extremely cheaply.中国では本当に多くのコピー商品を目にしました。ブランド品やらDVDやら何から

  • 2005/09/25(日) 19:15:53 |
  • EigoBlog
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