大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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デビルマンは5個で1元

写真の上の部分を見てごらん!何だと思う?
物によってバラツキはあるが、大きさは5~6センチくらい。どう見ても、デビルマンのフィギイアだよね。表面の模様が目のように見える。 角がまだ曲がるところまで成長していないデビルマン・ジュニアまでいるし。
悪魔だかサタンだかデビルだか?違いが良く分からないけど。
lingjiao051024.jpg

例によって、開発区銀座をぶらぶらしていると、おばちゃんが
「5個で1元1元1元、5個で1元1元1元」
と叫んでいる。
籠の中をのぞいてみると、真っ黒いサターンがいっぱい詰まっている。
「なんじゃこりゃあ? おばちゃん、これなぁに?」
「たべるものだよ」
「えぇ!食えるの? どうやって食うの?」
「二つに割って中身を食べる」
「生で食えるのか?」
「可以(大丈夫)」
「じゃあ、試しに2元だけ買ってみよう」

てなことで、けち臭く8個だけ買って来た。
早速、ペンチで二つに割ってみたのが写真下の左側だ。
中には、白い実が詰まっている。
少しほじくり出して食べてみたら
「すっぱぁ~い、ちょっと渋い」
これは、美味いもんじゃないな、捨てようかと思ったが、一体、何ものなのか?名前も素性も分からない、せめて名前くらい調べてからにしよう。

と言うわけで、会社に持っていって社員に聞いた。知らない人も何人かいたが、中には知っている奴もいて
「これは菱角(リンジャオ)です、5分くらい茹でてから中身を食べます」って。

名前が分かればこっちのもんだ。辞書とネットで調べてみたら、たくさんの情報がみつかった。

日本語で言えば「菱の実」で水生植物「菱」の実だった。ネット情報では、台湾の名物と言う紹介が多かったが、香港や中国各地でも採れ、日本では九州で栽培されているようだ、また、種類によっては、角状突起が4本の種類もあり、忍者が逃げるときに敵の足元に撒く「撒きビシ」とは、小さな「菱の実」を乾燥させて使うのだ。
「菱の実」は別名「水栗」とも言い、味は栗に似ていると言う。

さて、茹でてから食った方が美味いらしいことが分かったので、5分間茹でてみた。茹で上がってから皮を剥くのだが、胡桃のようにカチカチではなく、栗より少し硬いくらいの感じだ。ペンチを使って丁寧に半身だけ剥いたのが写真右下。角の先まで実が詰まっているわけではない。

肝心のお味の方だが、栗に似ているといえば、言えなくもないが、ホクホクした感じではなく、食感はシャキシャキしている。味は悪くはないが、食べ物としては、皮を剥くのが極めてめんどくさい。眺めているほうが面白い。

世界には、まだまだ知らないものがあるなぁ

コメント

有ったんですね~

わぁ~!!中国にも有るんですね??
懐かしい。
子どもの頃この時期にはおやつにこれを食べて育ちました^_^;
子ども時代を、福岡県の久留米で過ごしましたが、
それ以前小学入学するまでは久留米市内よりずっと南の田舎に住んでいました。そこではこれを鬼菱、これよりひとまわり小さいのを菱と呼んでましたね。福岡県の三潴郡というところです。
小さい菱は、鬼菱より甘味も強く、もっと水っぽい感じです。
鬼菱は栗というより「くわい」に近い食感だったかなぁ・・・。
やはり大きな蒸し器で蒸して食べていました。
(生では食べたことがありません)
育った所は、まわりがクリークと呼ばれる用水池が沢山有り、
池でこの菱が多量に採れていました。
九州でも、福岡ではたまに八百屋で珍しいものとして店頭に並ぶくらいですが、たまに沼で群生しているこの菱を見かけます。

  • 2005/10/26(水) 09:19:35 |
  • URL |
  • mikihiromm #v7EhPhU2
  • [ 編集]

これ、見たことはあるんですが

食べたことはありませんでした。

でっつさん、皆さん、久しぶりに忙しくて、ちょっと数日、瀋陽に出かけていてご無沙汰しておりました。パソコン持って行かなかったんで、「大連雑学事典」が見られないのが淋しかったです。

本題ですが、街で見かけたことは何度もあって、「菱角」という名前も知っていたんですが、どんな味がするものかは知りませんでした。
それと日本でも九州あたりだと食べてるんですね。俺は北海道の人間なもんで、知らない訳ですよね。いっぺん買って食べてみようと思ってたんですが、あんまり美味いモノでは無いそうだから、止めた(笑)。

菱の実が食いたい

ごぶさたしてました。久しぶりに休みが取れました。
小生は、「菱の実は栗のようにうまい」と会津生まれの父親から聞かされていました。会津若松の鶴ヶ城のお堀から取ったそうです。小生は食べたことがないので調べて見ました。どうもヒシは3種類はあるようです。でっつさんが食べたのがオニビシ、普通のがヒシ、ヒシより小さいのがヒメビシだそうです。忍者の捲きビシはヒシを乾燥させたものだそうです。
それと、北海道にもあるようですよ。Googlでヒットした情報に、釧路川の上流30キロほどの塘路湖に「菱の実祭」という祭りがあるそうです。アイヌコタンがこの湖畔に開かれたのも菱の実がたくさんとれたからではないかということだそうです。
万葉集にヒシを摘む歌があるということだし、もしかしたら菱の実は日本の歴史に重要な意味を持っているのではないでしょうか。ちなみに水中葉が菱型だからヒシという名前だそうですが、小生は菱という植物の形からあのヒシガタを「菱型」と命名したのではないかと思っています。
いつか、幻の菱の実を食える日を楽しみにしています。

  • 2005/10/26(水) 15:16:36 |
  • URL |
  • はくらくてん #-
  • [ 編集]

えぇっ!おヤツですかぁ!?

>mikihirommさん
本当にこれをおヤツで食べていたのですか?こんなものを食べて育ったら鬼のようになるんじゃないですか?
信じられません、こんな奇怪な品物を見たのは、生まれて初めてです。
味の表現で、「くわい」に似ていると言うのは、ぴったりです。食べたときに「くわい」を思いついたのですが、
「あの芋みたいなのはなんていったかな?触感が似てるな」
までで思考が止まり、名前を思い出せませんでした。
新マートから開発区商城までの通りで、おばちゃんが売っているかもしれませんので探してみてください。
1元で5個と言うのは、高いですか?安いですか?

>遼寧省営口市在住さん
お帰りなさい、しばらくコメントが無かったので寂しかったです。
本文では、食べるのが面倒だとは書きましたが、不味いとは書いていません。正直に美味しいと思いますよ。
機会があったら食べてみてください。

> はくらくてんさん
お久しぶりです、しばらくコメントが無く、みんなでどこかに行っちゃったのかと心配していました。
菱型の形が先か、菱の葉っぱが先か?謎は深まるばかり、なんてね。
こだわり八百屋のHPで菱の実の通販をしていました。
http://www.kodawari-yaoya.com/aki.htm
ご関心があれば問い合わせてみてください。

  • 2005/10/26(水) 19:48:02 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

鬼ねぇ・・・

(まだ?)角は生えてませんよ。(食べ方が足りなかったか?)
5個で1元は、大連でも結構「珍しいもの」としての値段でしょうか。
他のものの物価からするとそんなに安くはないですよね。
福岡の八百屋で売っているものはひとパック10個くらい入っていて、500円くらい。懐かしいので買ってましたが、買うのにかなり躊躇する値段でした。
九州(三潴)では昔は栽培していたのかもしれませんが、今はどこかで自生しているものが少量市場に出回る程度のようですよ。こんなに食が豊かになると栽培して売れる商品では無いかもしれませんね。
小さな菱の方が甘味もあり、皮も柔らかくて食べ安いのですが、こちらの方は最近見かけた事が有りません。
早速明日は菱を捜しに!(^^)!
5個10元でも買いますよ~。

  • 2005/10/27(木) 00:45:37 |
  • URL |
  • mikihiromm #v7EhPhU2
  • [ 編集]

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