大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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日本豆腐

写真を見てお分かりの通り「日本豆腐」という製品が売られている。3本束ねて1.9元だったから、1本当たり9円だから日本の感覚ではメッチャ安い。
ribentoufu051031.jpg

社員との懇親会のときに、この豆腐を輪切りにして油で揚げた料理がでた。厚揚げの変形みたいなものだ。
「総経理、日本の豆腐はどうして丸いのですか?」
「いや、日本の豆腐も四角だよ」
「だって、ほら、日本豆腐はみんな丸いですよ」
「これは、ただの商品名であって、日本の豆腐ではない」
「えぇ、そうなんですか、私は、日本豆腐好きだけどな」
「これは、日本では玉子豆腐といって、豆腐そのものじゃないんだよ。豆腐は、中国でも日本でも、普通は包丁で切って作るので、四角いんだよ」
「じゃぁ、中国と同じなんですね、なぁんだ」

なんてことは無い、他愛の無いやり取りだが、日本に行ったことがなく、日本の文化に触れたことが無い彼らにとっては、日常的に食べていた「日本豆腐」なる商品が、日本の豆腐そのものを示していると勘違いするのも止むを得ない。
日本に行ったことが無いこの従業員は、「日本豆腐」という商品名を日本の豆腐の代表形だと思っていた。
他にもこういう誤解があるかも知れない。

ありがちなのは、日本のドラマを見て勘違いすることだ。
例えば、ドメスチックバイオレンス(家庭内暴力)をテーマにしたテレビドラマを見て、「日本の男は家で妻を殴るから恐ろしい」なんて間違ったイメージを持ってしまう。

逆に、日本人が中国を勘違いしている例もあるかも知れない。中国にあまり関心が無く、もちろん中国に行ったことがない人は、ひょっとしたら、いまだに国民服を着ていると思っているかも知れない。

実際オレも、7年ほど前に初めて中国を訪れたときに、街中で普通にアメリカの音楽が流れているのを聞いて、意外に思ったのだから。

コメント

まったくその通り

日本人が中国を勘違いしていることはたくさんあります。その最たるものが「反日」。昨夜、仕事で懇親会があり「中国が好きだ」「プライベートでも旅行に行く」と話したら、目を丸くして信じられないようにしていました。中国ではどこでも日本人を敵対視していて吊るし上げられるように思っているようでした。でっつさんが言われるように、中国に興味がない人間がたまにやるニュースなどで「洗脳」されているようです。断片的な報道は困ったものです。
笑い話ですが、つい最近、中国のことを「チュウキョウ」と言った方がいました。

  • 2005/11/06(日) 08:45:26 |
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  • はくらくてん #-
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中共

中国の正式な名称は中華人民共和国、略して”中共”
台湾は中華民国では無かったですか!!

  • 2005/11/06(日) 09:17:11 |
  • URL |
  • hm #-
  • [ 編集]

この「日本豆腐」って

どこでも売っていて、かなり普及してるんですよね。俺なんか日本でも「玉子豆腐」なんてあんまり食ったことが無かったんですが、なんだか中国人の方がこれ好きみたいですよ。それで、確かにいるんですね、「日本の豆腐って卵で作るんですか?」って聞いてくるヤツが。そこで俺は「豆腐は日本だって大豆で作るんだよ。じゃあ聞くが“杏仁豆腐”(シンレンドウフ、中国語ではアンニンドウフとは言わない)は、ありゃ豆腐かい?」って聞くんですよ。
こんなのはまあ、どうってこともない小さな誤解で、もっと困った例をご紹介すると、私事ですが俺が家のヨメさんと結婚する前に、彼女の母親なんか「日本人の嫁は夫に絶対服従で、夫が家に帰って来た時も玄関に蹲ってお辞儀をするんだよ。お前、そんな生活に耐えらるのかい?」って聞いたそうですよ。その話を聞いて、「バカだなぁ、それは100年前の明治時代の話だろ。俺だって80歳にもなるうちの母親が、父親の前でそんな格好してるのを見たことも無いよ。第一、今時そんなことを嫁に要求したら、間違いなく、すぐに離婚になるぜ」って言ったら、「なーんだ、やっぱり、そうなんだ」って、まあ困ったもんですよ(苦笑)。
なんか「高度に科学技術の発達した日本」と「封建的な昔の日本」がいまだに混在しているんですね。そんなことはあり得ないんだけど。

「はくらくてん」さんから「反日」の話題が出ましたが、この「反日」というのも、地方によって温度差はかなり違います。東北一帯は1931年の「9.18事変」(日本で言う「満州事変」)以降、事実上、日本の植民地状態になったわけですから、その点では日本に対する反感は今でもあるんですが、他方で日本人が早くから来ていた地方なので、軍人以外の一般の日本人に接触する機会も多く、言わば「普通の日本人」を知っており、その点で、戦場になって軍人(=「戦場での敵」です)以外の日本人を見たことの無かった他の地方とは明らかに違いがあります。と言うか、あったはずです、といった方が正しいかも知れません。と言うのは、そのような時代を知らない世代は、全国一律の歴史教育の中で得た知識しかありませんから、どこでも同じになっています。でも、老人などと話していると、その違いが判ります。また、毛沢東、周恩来から、小平までの時代は、日本に対する過去の憎悪の一方で、友好の必要性も非常に強調されていましたが、ここ10年ほどは何だかその辺の原則が曖昧になってしまい、一部とは言え、偏狭な民族主義を標榜する日本の右翼みたいな連中が出現しているのも確かです。その原因が誤解の積み重ねだとしたら、「日本豆腐」みたいに笑っていられることではありませんね。

「おしん」的日本人

公民館で開いている中国語教室に行ったらとても若いきれいな先生でした。
というのはどうでも良くて、その先生がおっしゃるには
「私はずっと、日本の女性は着物を着ているのだとおもっていました。
でも初めて長崎に来たら着物きている人、一人もいませんでした。」
ちなみに彼女は中国の大学時代に日本に興味を持って勉強を始めたということです。
びっくりして「その情報はどこから?」と聞くと「TVのドラマとか・・・」ということでした。
参加していた方からも「中国が日本のニュースを流す時、箱根の関所がでてくるんですよ」という話が出て、私は「???」の連続だったのですが。
分からないことが次から次へと・・・。
うちの実習生達は前任者から予備知識を仕入れてくるので、ひどいカルチャーショックは無いようです。なので話していてもそんなに違和感なかったのですが。やはり一般の中国人の日本に対するイメージってかなりゆがんでいるのかもしれませんね。

  • 2005/11/06(日) 15:13:55 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
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一昔前は中共でしたね

>はくらくてんさん
大連では、反日感情が無いわけじゃないけど、市政府の方針もあって、あまり顕在化はしていません。

>hmさん
いつ頃までか忘れましたが、中国の正式名称「中華人民共和国」を短縮して、「中共」と読んでいましたね。あの頃は、単に「中国」と言うと、「中華人民共和国」と「中華民国」の区別が付けにくかったために、そう呼んでいたのだと思います。
今は、「台湾」という呼び方が一般的になって、「中国」と言うと、大陸部を指しますね。大陸では、台湾を含めて一つの中国と言っているのと関係あるのかも知れません。

  • 2005/11/07(月) 09:38:48 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
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学生との対話でも

>遼寧省営口市在住さん
私の友人が、日本から中国研修団の一員として、大連を訪れ、大連理工大学の学生と集団対談をしたそうです。その席で、「日本の会社は残業が多くて、女子社員でも毎日10時過ぎまでこき使い、残業代も払わない」とか「日本の会社では、セクハラが横行している」とかすごく悪いイメージを持っていました。理由を聞いていみると、全部VCDやDVDのドラマからの知識だったそうです。
本当の日本を知らないから、創作ドラマと現実の区別がつかないようです。
中国政府主導の報道しか見せられていない一般の中国人が描く日本像というものは、現実と随分差があるようですね。
特に今年の反日キャンペーンの番組には、辟易しました。南京大虐殺関連の実写フィルム、強制労働に駆り出された回顧録、旧日本軍の毒物兵器の後遺症に悩む農民など、日本軍の過去の残虐さをこれでもか、これでもかと言うほど、繰り返して流しています。これだけ見せ付けられたら、日本が嫌いになるのも当然だと思います。

  • 2005/11/07(月) 09:56:42 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
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中国ドレスを持っていない

>カンカンさん
日本人が着物を着ているように、中国人は中国ドレス(チーパオ)を着ていると思い込んでいる日本人も多いのではないでしょうか?少なくとも正月やお祭りに着るためのチーパオを1着は持っていると。
現実には、若い女性でチーパオを持っている人の方が少ないのです。
チーパオを着るのは、今では、レストランの看板娘や、カラオケクラブの小姐クリアのものです。
勿論、正式なパーティでチーパオを着るご婦人もいますけどね。

  • 2005/11/07(月) 10:06:00 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
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中共について

でっつさん、はじめてコメントします。いつも楽しく、毎朝必ずチェックして読ませてもらっています。
小生は、瀋陽のソフトウェア会社(日中合弁です)に非常勤の役員をしていますが、このあいだ「外国人就業許可証書」がおりたので、常勤にされてしまうかもしれません。(寒いので、通常、冬期の会議は東京でやってもらうようにしているのですが…)
さて、標題の件ですが、「中共」は中華人民共和国の略ではなく、中国共産党の略です。その当時は、中華人民共和国を日本政府は承認していませんでしたから、共産党の政府のことです。
同様な言い方で台湾のことは「国府」といいました。国民党政府の略です。これは、中華民国を承認していなかったからではなく、日中戦争中の残滓を引きずっていたからです。日中戦争中は、毛沢東の共産党と蒋介石の国府と王兆明の政府の三つがありましたから、その当時の区別した呼称を続けていたのですね。
大連へは、年に1~2回しか行きませんが、これからも貴重な情報を教えてください。

  • 2005/11/07(月) 20:24:36 |
  • URL |
  • Mark #-
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中国共産党でしたか!

>Markさん、ありがとうございます。
中国に住んで3年半を過ぎましたが、それ以前は、中国に特別の関心を持ったことの無い、一般の日本人でした。
「中共」とは、てっきり、「中華人民共和国」の略称だと信じて疑いませんでした。お恥ずかしいことです。
訂正いただきまして、ありがとうございました。
おかげさまで、読者の皆さんに誤解を招かずに済んだと思います。

  • 2005/11/07(月) 20:41:32 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
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