大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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ステップ横断の実際

大連に限らず、中国では、道路を横断するときに、ステップ横断の技を習得しないと、永遠に道路を横断することが出来ない。

ステップ横断とは、例えば4車線道路を横断しようとするときに、4車線全てが空いて、ゆったり渡れることを待っていると日が暮れてしまうので、車が来ないときを見計らって、まず1車線だけ進み、車線の間に立って、車の通過を待つ。次の車線が空いたら、同じように1車線分だけ進んで、センターラインの上に立って、待つ。将棋の「歩」のように一コマ一コマずつ進む。

車線間やセンターラインで待つときに、ふらふらしないことが大切だ。運転手もその辺は心得ているので、うまく通過してくれるはずだ。
運が悪ければそれまでのことと、割り切るしかない。

と、こんな説明を百万回しても、日本から出たことのない人には想像も出来ない行動だと思う。

この手の写真って、アングルが難しくて、うまく表現できないのだが、たまたま状況を説明しやすいような写真が撮れたので今日の記事にしてみた。走行中の車両から撮影したものだ。
stepzou051031.jpg

この道路は、工業地区だから、トラックやトレーラーが多いので、慣れないとちょっと怖い(慣れても怖いものは怖い!)。写真の左側の二人は、右側から左に横断しようとして、センターライン近くで、車両の通過待ちをしているところだ。右側奥に小さく見える3人は、逆に左側から右側に横断しようとして、車線間で待っているところだ。

日本人ドライバーなら、車線の中央に人が立っていたら、間違いなく一次停止するところだが、ここでそんなことをしたら、後ろから追突されてしまう。

歩行者優先なんてどこ吹く風!
うそ偽り無く、中国では、このようなステップ横断が普通なんだよ。
癖になると、日本に帰ってからもやってしまいそう。

コメント

体験しました

久しぶりのコメント参入! (先週は内容が難しすぎた)

標記の題材、ウソ偽りなく、オソロシイ風景である。  信号機が非常に少ない大連では、歩行者も悠然と待っていられないのだろう、たとえ信号機の周辺に於いても歩行者を優先する考えも無い、車両最優先、我先勝ちの中華思想(?)に驚く。

中山広場のロータリーは、一方通行にも拘らず、最初は怖くてなななか渡れなかったが、現地の人の渡っているその後について恐る恐るその後について行った。  駅前や青泥洼界隈でも体験したが、要は、暗黙に裏打ちされた 「阿吽の呼吸」 である。  どちらか、若しくは両者の呼吸が合わなければ 「ハイ、それまでよ」 となる。  「郷に入れば郷に従え」 ではあるが、もしもの場合、旅行保険で賄われるのだろうか..........

  • 2005/11/16(水) 08:40:03 |
  • URL |
  • hexue #0gXy5ln6
  • [ 編集]

お帰りなさい。

>hexueさん、こんにちは。
先週は、屁理屈をこねくり回して「大連雑学事典」の主旨からちょっと外れたかも知れません。でも、中国にいればこそ、感じた疑問であり、そういう意味では、多少は関わっているともいえるでしょう。
もし、中国に居なければ、特許制度についてあれほど考えなかったかも?

今日の話題は、中国に来たことのある方なら、皆さん感じているのではないでしょうか?中山広場の前も、渡りにくいですよね。始めの頃は、わざわざ遠回りをして、地下道をくぐっていましたが、今は、平気で横断しています。慣れって、怖いものですね。

  • 2005/11/16(水) 09:31:33 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

大連流日本人判定方

でっつさん こんにちわ
中国の友人に教えられたのは、中国人と日本人は見分けることが難しいけど「赤信号で道路横断しないのは日本人だと解る」と言っていました。中国初心者にとっては、道路横断は命がけです。
でっつさんの「ステップ横断」はとても解りやすい名前だと思います。
にわか大連人にとっては、なかなか会得することが難しいのですが何事も慣れなので、一人で渡れるよう特訓したいと思います。(いつも地元の人と並んで渡ってます。一人じゃ怖い!)
もう一つの日本人判別方は、「挨拶する時に頭を下げる」事だそうです。
確かに中国人同士が挨拶する時に頭を下げるところを見たことがありませんが、日本人と仕事で付合っている人はちゃんと頭を下げますよね。
生活習慣の違いが良く解る1コマです。

これなんですがねぇ

いつも自分でもそうやって渡ってるんですが、まだまだ完全に「慣れた」という域には達してませんね。嫁さんの方がタイミングの読み方が良いみたいで、俺なんかいまだに車がかなり遠くの位置にいても、立ち止まってしまいます。もっとも、俺の方が自分で車の運転を長年してますから(日本でですよ)、車のスピード感も、ドライバーの心理も判ってるんで、そうなるわけですが、そういうことを判ってない中国の歩行者(ウチの嫁さんを含めて)は、むしろ怖い物知らずなんだよなぁ。
確かに「阿吽の呼吸」で、「俺様は渡るんだぞ! 判ったか!」と横断の意思をアピールすべく、走ってくる車の運転手に向けて視線鋭くガンを飛ばす、そして堂々と渡る、とまあ文字で書けばそうなるんだが、けっこうたいへんです。
でも、どこから何が出てくるかわからない道路で車を転がす中国の運転手も、本当にたいへんだと思うね。

どうしてこういう風に歩行者が好き勝手に道路を横断するのか、これは中国の街を多少とも歩いた経験を持つ人ならご存知のように、

(1)信号付きの横断歩道というのが、大都市でもかなり少ない。
(2)地下歩道とか歩道橋というのも少ない。(中小都市では皆無)
(3)一般に街中の車のスピードは、道路が混んでいるせいもあり、日本よりは遅い。だから何とか渡れる。(もちろん絶対ではない)
(4)交差点での横断も、中国の交通規則では赤信号でも車が右折できることになっているため、前ばかり見ていると突然車が来ることがあり、却って直線道路の中間を渡った方が車が見えて安全度が高い。
(5)したがって、ほとんどの人間がそういう風に渡るものだと思っている。

というような、まあ理由にもならない理由で、そうなってしまっているわけです。あえて言えば、先ずは規則を含めた都市交通安全システム上の問題であり、続いて人々の交通安全意識の問題だと言えるでしょう。

特に個人的には「赤信号でも車は右折可能」というのは、絶対に止めるべきだと思います。確かアメリカなんかでも同じだったはずですが、中国では一般に道が狭く、しかも歩行者が多いので、絶対に日本式の「赤信号では「右左折どちらも不可」にすべきだと思いますが、中国で?%

僕は横断するときは必ず中国人の「風下(笑)」つまり車が来る下流の方で待っていて「風上」の中国人をブラインドにして渡ります。一人の判断だと渡るのは怖いですね。日本人のように変に相手(運転手)を気遣って「とっとこ」と小走りに走るのは却ってあぶなく、悠然と歩くほうが安全なようにみえますね。

  • 2005/11/16(水) 12:06:09 |
  • URL |
  • BEO #-
  • [ 編集]

BEOさんへ

初めまして。

>僕は横断するときは必ず中国人の「風下(笑)」つまり車が来る下流の方で待っていて「風上」の中国人をブラインドにして渡ります。

ということですが、これははっきり言って却って危ないです!
なぜかと言うと、トラックなど大型車は運転手の着座位置が高いので、後ろに人がいるのが見えますが、乗用車などでは前の人に隠れて人が見えないことがあり、そんな時に車線変更などでハンドルを切ったら、どういう可能性があり得るか、言わなくてもお解かりですね。
ということで、最も良いのは自分が運転者から最も見え易い位置、すなわち「風上」にいることです。そして「ステップ横断」で、車の速度を読みながら、自分の存在をアピールしつつ渡る、これが基本です。
どうしても、自分だけだと怖いというなら、「風上」の人間に密着して、並んで一緒に渡る方がいいでしょう。

これをしないと前には進めませんよね。子供の手を引きやってます。
なれない頃は子供が前に車が通ると後ろに下がろうとしてました。恐ろしかったです。真ん中で待つときは静止。絶対に動くな!ときつく教えてます。後、渡るときは一気にGO!
 横断歩道より道の真ん中を横切る方が安全ですよね。
 今のところ無事に過ごせてますが・・・いつも渡るときは真剣です。
 日本でもやってしまいそうになりますよね。

  • 2005/11/16(水) 12:55:10 |
  • URL |
  • marorotti #-
  • [ 編集]

そうでしたか!

内心危ないかなとは思っていたのですが^^;;。以前車道の横断のためだけにタクシーに乗ったなどという笑い話がありましたが、それに近い心境ですね。僕はいつもは友人に幼子のように手を引かれて渡っております(笑)。

  • 2005/11/16(水) 14:43:19 |
  • URL |
  • BEO #-
  • [ 編集]

ステップ横断

良い命名ですね(笑)
まさに、ひと車線ずつという感覚よくわかります。
いままで、中心部に行くのに横断歩道のないところを横断しなければならなくて、(横断歩道は遠い)、今度の住居は交差点で信号機が有るから安全かも・・・・なんてとんでも有りませんでした。青になって横断歩道を渡ると後ろから右折車の追いかけられ、前から左折車を避けていると、やっと渡れる頃にはもう信号は赤でこんどは右からの右折車・・やれやれ。
横断歩道は危険です。

  • 2005/11/16(水) 21:46:25 |
  • URL |
  • mikihiromm #v7EhPhU2
  • [ 編集]

あら、ここ軽軌の金馬路駅の近くでしょうか、金州に抜ける道が交差してるT字路、正面がガソリンスタンドの。あ、ローカルな話題ですみません。

  • 2005/11/16(水) 21:52:58 |
  • URL |
  • zhongdao #-
  • [ 編集]

ステップ横断

ステップ横断。皆さんのおっしゃるとおりグッとネーミングだと思います。
私も、基本的にそれを行っています。日本式ではいつまで経っても渡れませんし、むしろ危険です。これは車が今より少なく、職業ドライバーで、交通法規(た建前でも民のための法律という近代法の概念がなく、統治のため法と民が見る以上、法は守るべき存在ではありません)もない状態からの日条習慣ですから、一遍の法や広報宣伝では、ステップ横断がやむはずがありません。ただ、市民ドライバーの増加は歩行者であったとき時と、ドライバーになると人格が変わるといわれるように、これまでの暗黙のルールを面倒なもととして、車優先の意識を強くするかもしれません。それによる交通事故死の増加が、中国人に事故を身近なものとして、安全を考えるようになるかもしれません。その時は、このルールが昔のものになるのかも?

  • 2005/11/16(水) 22:43:23 |
  • URL |
  • KM #NscJhb76
  • [ 編集]

やっぱり今でも道路横断はドキドキします。
知らない人の後ろに、まるで連れのように付いて渡るようにしてます。笑
中国人の友人には、「車は見ても運転手は見るな」と言われました。運転手と目が合うと「あいつは俺の車に気付いてる」となって速度を落とさずに来るとのことでした。タイマン勝負なのか?!って感じですよね。

  • 2005/11/16(水) 22:44:17 |
  • URL |
  • akanas #-
  • [ 編集]

コメントが多くてビックリ

>にわか大連人さん
以前どこかに書いたことがあるのですが、深夜午前二時に、人も車もいない交差点で、赤信号を待っている人がいたら、そいつは間違いなく、日本人だと。 そのくらい、日本人は交通信号を守るし、世界標準から外れています。
アメリカ人もフランス人も、車が来ないときに赤信号でも横断するのは当たり前だ、自己責任だと言います。この点では、善悪はともあれ日本人が世界標準から外れています。

お辞儀をする行為は、中国では、首を差し出す行為と似ているという理由で大変嫌われます。会釈はOKです。

>遼寧省営口市在住さん
何年経っても、慣れないものは慣れません。
赤信号で、常時右折可の件ですが、私は賛成です。日本でも常時左折可にすべきだと思います。
中国の問題は、赤信号で右折する車が、横断飛行者をクラクションで追い散らすことなのです。まずは、青信号で横断する歩行者が優先、間が空いたら進んでも良い。こういう精神が統一されれば、問題ないと思います。
現にアメリカでは、直進車、歩行者優先が徹底されているので、右折車がクラクションを鳴らして横断歩行者を追い散らしたり、当然飛び出して、直進車に急ブレーキを踏ませるようなことはありません。
運転手のマナーの問題になるのでしょう。

>BEOさん、はじめまして、こんにちは。
風上でも風下でも、事故に合わないのが一番です。最終的には事故責任なので、自分で判断してください。
急に走り出したり、急に止まったりと、運転手が予測できない行動が一番危険なようです。歩くなら歩くで、一定の速度であることを運転手に示すことが大事です。

>marorottiさん、
お子様連れで、この横断は、やり切れませんね。
「急いで渡るのよ。真ん中では動いちゃダメよ」
と教えても、「日本では違うのよ、分かる?」では、子供が混乱するばかり。
何が正しいのか、正しくないのか、子供には到底理解不能でしょう。
交通マナーをどう教えたらよいのか?難しいですね。

>mikihirommさん、
そんなに褒められるなら、商標権を取ろうかな。あと、特許権も。
「全中国人に告ぐ!ステップ横断の技を使った場合、1回につき1角を、でっつに支払わなければならない」って。
以前に、 http://huaihua.blog5.fc2.com/blog-entry-81.html の記事で同じ問題を取り上げています。

>zhongdaoさん、
おそらく、同じところだと思います。
金馬路駅の裏側になりますが、金州につながるところです。
この写真で良く分かりましたね。

>KMさん
一昔前の中国では、運転手は、殆どが軍隊上がりの人で、いわば専門トレーニングを受けたプロでしたが、現在では運転免許取得の学習時間が短縮され、運転手の質が低下したと聞いたことがあります。
初心者運転に撥ねられたりしたら、情けないことですね。

>akanasさん、旧さかなちゃん、こんにちは。
運転手と目線が交わせるようなら、その方が良いと思いますよ。
お互いの存在を確認できれば、最悪の事態は避けられると思います。気付かれなければ、無条件で跳ね飛ばされるかも知れませんから。

  • 2005/11/16(水) 23:32:04 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

でっつさんの写真が私の思ってるところなら、よく知ってるところです。

以前、監視がいなくて、信号も少なくて、他の場所の道ができてなくて、混雑してたときは、金州からこの道路に入るときは、片側6車線になってました、片道二車線の道路なのに。対向車線の二車線と路側帯を使ってたわけです。

大連市内から金州方向では、本来左折禁止なのに、左折する車が後を絶ちませんでした。その上、誰も信号を守らないので、朝夕は数百メートル移動するのに1時間かかってました。三方向から好き勝手に行きたいとこに行こうとするわけです。朝夕はまさに無法地帯でした。

私は信号があるかどうかも確認しませんけど、妻には注意されます。ルールをちゃんと守れって・・・。副総経理もルール厳守です。個人差は激しい国ですね。

  • 2005/11/18(金) 00:32:38 |
  • URL |
  • zhongdao #wLMIWoss
  • [ 編集]

ステップ横断出来ない訳

前回中国へ行った時も、
今回中国へ行った時も、
道路を横断するとき、彼女が「危ない」と言って
まるで子供のように私の手を引いてくれます。
その度に「我不是你的孩子」と言い返していました。(笑)
ところが何故そのような事が起こるのかな?
と思っていましたら

分かりましたよ、分かりました。
私が道路を横断する時、右を見て車がいないので渡ろうとします。
そうすると、車が突然左から来ます。
中間地点まで渡ったら、直ぐ、左を見て車がいないので渡ろうとします。
そうすると、車が突然右から来ます。

そうです、日本人は昔から歩道を横断する時は
「右を見て、左を見て、もう一度右を見て、渡りましょう」
と教わっています。それが身に付いているんですね~。
日本では車は左側通行だけど、中国は車は右側通行だったんですね
そんな事頭では分かっていたのだけれど、習慣がそうはさせてくれませんでした(汗)
やっと、今回の3日目に気がつきました(笑)

  • 2007/08/08(水) 09:51:47 |
  • URL |
  • こうちゃん #-
  • [ 編集]

交差点は危ない

>こうちゃん
そうですね、右見て、左見て、もう一度右見て渡る。
それじゃ、ダメです。
最初は、左見て渡る。センターラインまで達することが目的で。
センターラインまで達したら、おもむろに右を見る。
身体に染み付いた感覚はなかなか消えませんね。

直線路ならこれで良いのですが、交差点となると前や後ろからも攻めてきますから、危険です。たとえ横断歩道が合ったとしても。
横断歩道がなくても、交差点よりも直線路のほうがずっと安全です。

  • 2007/08/08(水) 21:05:23 |
  • URL |
  • でっつ #-
  • [ 編集]

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