大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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促成応急日本語の本

ダイソーの百円中国語じゃないけど、中国人が簡単に日本語を覚えるための本をみつけた。定価6元だ。
shuoriyu051120.jpg

タイトルは、「説日語」(日本語を話せ)という、小冊子だ。

一般には、日本語の学習においては、共通の発音のベースを作るために「あいうえおかきくけこ」のひらがなとカタカナの読み方を教えてから、日本語の学習に入るのだが、この本は、促成応急口語のサブタイトルがあるように、文法とかの解説は無く、何の脈絡も無くただひたすら発音を覚えるような構成で、あまり実用的とは思えない。
例文として
「今日は、早めに、家に帰らなくちゃならないんで」

とあるが、このまま棒読みすれば良いんだけど
「今日は、少し早く帰らなければなりません」
と変化すると、全く対応できない。

日本で最初に外国語を学ぶ本には、殆どの場合、カタカナで発音が書いてあるが、中国では、カタカナが無いから困る。

こういう表記法は初めて見たのだが、この本では、漢字だけで読み方を書いているのだ。
下にそのイメージを示す。
warimasita.jpg

見て分かるとおり、
1行目には「わかりました」と日本語があり、
2行目には「明白了あるいは知道了」と中国語の意味があり、
3行目の漢字は、全く意味を成さない
「ワーカーリィマーシーター」
と読める漢字の羅列だけを書いている。
これは面白い。

中国語には、音が上がったり、下がったり、押し込んだりの四声という声調があるが、日本語代替は、第1声(棒読み)を多用している点で、工夫しているなと思う。
上の右側「やってみます」の「って」(促音)が中国語には無いので、苦労する。

この漢字の羅列を、日本語を知らない中国人にそのまま読ませてみると、それらしい日本語に聞こえるから不思議だ。
日本語は、棒読みでも通じるから、初級学習の段階では進歩が速いのだが、その反面幾ら勉強しても、です、ます、である、だ、など語尾の変化が限りなくあり、更には、敬語やら丁寧語やらがドンドン出てくるので嫌になる、とは、日本語修行中の中国人の言葉だった。学べば学ぶほど難しくなるって。

コメント

きっと万葉仮名ってこんなのりで作られて、それがいまの仮名に変わっていったんでしょうね。
宴会芸で「中国人が話すへんな日本語」をやるのに使えそう(笑)。
窪他西窪就郭固尽畳斯。
↑なんとよむんでょうしょーか?(決して字化けじゃないよ)

  • 2005/11/28(月) 08:30:58 |
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  • BEO #-
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これ俺も見たことが

あります。まあ、笑える内容ではあるんだけど、こんなので幾つかのフレーズを覚えても、全然応用が利かないですね。ちょうど、日本の旅行ガイドブックに出ている「カタカナ中国語」みたいなもんですね。
以前にある中国人が、ちょうどこれと同じような本を持って来て、「日本に働きに行くんだけど、日本語を教えてほしい」と言うので、「こんなもので覚えてもダメだな。自分の言いたいことを二、三言は言えるようになるかも知れないが、相手が言ってることが判るようにはならないだろ。だいたい、こんな物で楽して日本語を覚えようという、甘ったれた根性が気に入らねぇ。出直して来い!」って追い返しましたよ。

>BEOさん
問題、判りましたよ。
「ワーターシーワー、ジゥグゥオグゥジンディェスー」ですね(笑)。

ワーターシワー

>BEOさん、
ワーターシワージウグオグージンデイス。(’-’*) フフ

  • 2005/11/28(月) 10:28:28 |
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  • でっつ #-
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英中韓旅行会話

>遼寧省営口市在住さん
そうなんですよね、「英中韓3カ国旅行会話」とか「すぐ使える英仏独旅行会話」なんてのがありますよね。
例えば、銀行で:
「日本円を両替してください」
「今日の為替レートは幾らですか」
なんてのが、3ヶ国語で、しかもカタカナで書いてる旅行会話の本を良く見かけますが、まず使い物になりません。
かろうじて質問が出来ても、答えが聞き取れません。
この本も、それと同じですね。

  • 2005/11/28(月) 10:36:59 |
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  • でっつ #-
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おっ、外を見ると

雪が降り始めましたよ。今年初めてだ! でも、積もりそうもないな。
大連はどうですか?
BEOさんの問題、でっつさんからも、正解が出てますね。

30分ほど前から雨が

夜には雪に変わるとの天気予報ですが、大したことは無いでしょう。
風が出てきたけど、気温は5度ですから、このまま雨で終わるかも。
それにしても、今年は雨が多かった。そのため、壁からの雨漏りがあちこちで発生して、汚らしくなってしまいました。修理しましたが、また大雨が降れば漏れてくるんだろうな。

  • 2005/11/28(月) 10:55:10 |
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  • でっつ #-
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毛羽焼き

私のよく行く日本料理店で、板前が”鉄板焼き”と言っているつもりでしょうが、私には、”けばやき”に聞こえるのです。いくら、”鉄板焼き”と発音を教えても、”けばやき”に近い発音をします。
ためしに、3,4人の中国人に”鉄板焼き”の発音をさせたところ、やはり
”けばやき”と、発音する人がいます。一度お試しください。
笑える話ですが、服務員に鉄板焼きを注文したところ、鉄板焼きは品切れと、板長が言っています、と言う事、この服務員も”毛羽焼き”
と発音して、オーダーを出したようで、大笑いした事がありす。
書く言う私も、che1 zhan4 のzhan4の発音を貴方の発音は味噌だ
と言って笑われます。

  • 2005/11/28(月) 13:36:54 |
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  • hm #-
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促音が難しい

>hmさん
本文にも書きましたが、中国語には、促音(「っ」)が無いので、発音の感覚がつかめないようですね。また、有気音・無気音の区別と、清音・濁音とも微妙に違うようです。
その難しい二つの要素が重なった「テッパン」と言う発音は「テーバン」になりがちです。
「テーバン焼き」となると、日本人の耳には、「テーバ焼き」⇒「手羽焼き」と聞こえてしまうのでしょう。

zhan4の発音は、カタカナで書けば「ジャン」となるのでしょうが、私の耳には「ザン」に近く聞こえます。jiang4は口を横に伸ばして発音するように心掛けていますが、すぐ忘れてしまいます。
私にとって最大の課題は、「-n」と「-ng」の区別です。これはもうあきらめました、何度聞いても分かりません。単語として覚えるしかありません。

  • 2005/11/28(月) 14:20:02 |
  • URL |
  • でっつ #-
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結局、聞き取りできないとだめなんですよねぇ。
私も今、これで苦労してます。
お友達の女の子に家庭教師頼もうかなぁ...。
(ギャラ以外に食事とか珈琲店行ったりして余計金かかりそうな予感...)

『促成応急口語日語』『英中韓3カ国旅行会話』等の本が出版されているのは、その需要があるからでしょう。確かにこれでは会話にならず実用性からいっても役立たずですが。
それだけ、中国における日本語の重要の幅が広がっていることの象徴ではなおでしょうか。

  • 2005/11/28(月) 22:30:35 |
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  • KM #NscJhb76
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妄想!

>花花牌子さん
(ギャラ以外に食事とか珈琲店行ったりして余計金かかりそうな予感...)
自分で予感を妄想しちゃいけませんよ。

>KMさん
特に大連では、日本語の需要が強いのかもしれません。
ジーンズなど衣料品を買いに行って、私が日本人と分ると、「これ、安いよ」なんて、日本語で話しかけてくる人が沢山います。こういう人に、何故日本語を勉強するのか聞くと、決まって「日本に行きたいから」と答えます。
金儲けの国、黄金の国「ジパング」妄想がとても強く感じられます。
実現するとなると、まずパスポート取得、ついで日本の査証取得で、相当な時間を浪費するはずです、場合によっては不可能かもしれない。あげく、日本に行ってもばら色の展開はまず無理です。
「日本は物価が高いから生活に困る、止めとけ」と言うのですが、大丈夫我慢するからと言って引きません。実際に、日本にいける人は、殆どいないでしょう。

  • 2005/11/28(月) 22:51:11 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
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語学考

私は海外で生活や仕事をした事のない、単なる旅行者なので、言葉に関しては気分的に楽である。 サラリーマンゆえに海外旅行の経験は多くはなく、訪問した都市もたかだか30都市に満たない。 頭が悪いので語学も殆んどダメ、かろうじて英語のレベルが中学生程度か。
経験則から言えば、英語が話せ、絵が描けるなら、世界中どこでもとは大げさでも、まず何とかなる。 あくまでも旅行という範疇での話だが。

訪問する国の言葉は、「おはようございます」 「こんにちは」 「ありがとうございます」 「すみませんが....」 「ごめんなさい」 の5語だけは覚えるようにしている。 あと、強いて言えば 「これはいくらですか?」 くらいだ。

なまじ質問文を現地語で言おうものなら、何を言っているのか分からない現地語の答えが返ってくるからだ。 実際は、頭が悪い上に、言葉を覚えようという気持ちが無いのが本質ではある。 大切なのは、度胸と用心と、異論はあろうが笑顔か。

ベルサイユ宮殿へ行くのに、パリのサンラザール駅でこう言った。 「ベルサイユパレス ドゥ シルブプレ」(ベルサイユ宮殿まで2枚お願いします)、これで切符が買えた。 しかし、「ケス クセ ?」(これは何ですか?」とは聞かない。 フランス語で答えられてもチンプンカンプンだから。 スーパーでハムは買えなかった、オバサンは英語が分からなかったし、私はフランス語が話せなかったので、残念ながら諦めた。

大連の天津街で欲しかった数珠を買うのに、値段は付いていたが 「トォー シャオ チエン?」と聞くと、案の定、早口の中国語が返ってきたが、値段は既に分かっているので不安はなかった。 「ピエンイー イーティアル パー?」と聞いてみたが、女店員さんはニコッと笑いながら首は横に振っていた。 「アイル テイク ディス」 「シエ シエ」 こんな旅や買い物をしているが、結構楽しいものだ。 日本語はまず使わない。 
しかし、語学ができると、この何万倍も楽しい事だろう。 それでも、めげずに旅をする。

外地で生活や仕事をする諸兄には語学にいそしんで頂きたい。



  • 2005/11/28(月) 23:19:16 |
  • URL |
  • hexue #0gXy5ln6
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中国人が一番苦労するのが「え行の音」ではないでしょうか。
「説日語」の例文でも”いただけますか?”の”け”の音標(?)が
さりげなく「開kei」になっているではないか!あんた上海人か?!と
突っ込みたくなってしまいました(笑)。
ちなみに広東語には「ke」「che」「se」という発音はあるので広東人は
「え行」には強いはずです。(促音=入声もあるし・・・)

逆に日本人が苦手とする発音に
「就」「醤」「間」といった複合母音があります。それぞれ「チウ」「チアン」「チエン」と発音するところを「チュー」「チャン」「チェン」になっちゃうんですよね(中国人にはその逆の現象が起きる)。僕自身も少し気を抜くとたちまちこの現象が出てしまいます。

  • 2005/11/29(火) 09:59:19 |
  • URL |
  • BEO #-
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黄金の国

実際日本で3年働いた中国人が帰国して、家建てたり車買ったりしているのを見て思うのでしょうね。
「日本で働けばお金が沢山溜まってばら色の人生が過ごせる」と。

しかし、何故、日本のお金が中国では10倍の価値になるのか、いまだに分かりません。
一言で片付けると、「経済の仕組み」ってやつですか?
これをきちんと説明できる人はほとんどいないと思う。

  • 2005/11/30(水) 01:23:25 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
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