大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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縫製工場の出荷風景

縫製工場の出荷風景だよ。
yifuren051109.jpg

人が顔を覗かせているのは、ビルの6階だ。
このビルの下には、出荷用のトラックが駐車している。
ビルの6階の窓と、下に停まっているトラックをロープで斜めに結びつけて、ハンガーにつるした衣服をロープを伝ってトラックへ下ろしている。

合理的といえば合理的だが、工場で生産した製品の出荷方法としては、あまりに大胆な扱いではないだろうか。
この日は、風が強かったので、衣服が回転したり、風で押し戻されたりしていた。

中国の企業の行動パターンを観察していると、安全性とか、品質保持とかで、90%よければ(逆の表現をすれば10%くらいの危険率があっても)やってしまうような印象を受けている。

実際、この出荷方法でも、これまで事故は無かったのだろうが、風に煽られている様子を見ると、安全性に問題を感じた。
作業者の安全性を無視した「炭鉱事故の続発」が批判されている中国産業界だが、このような軽作業一つ見ても、安全性にかける費用や配慮が足りないことが伺える。

逆に日本では、99%安全でも、残りの1%を心配して行動が遅くなるとかコストがかかるとか、あまりに行き過ぎた結果となり、それも問題だと思う。
人命に関わる部分は、当然慎重であるべきだが、直接人命に関わらないようなところまでも、バカみたいに費用をかける必要は無い。

コメント

出張お疲れ様でした。
いやぁ~好きだな、こういうの。日本人には(もとい、小生には)、こんな発想は出てこない。おおらかというか、大胆というか、無謀というか、中国では連凧が盛んだから、こんなこと考えついたのかしらん。もしかしたら中国でどこでもやっている、あたりまえの事だったりして・・・。
リスクアセスメントなんていう考え方は全く無いのでしょうね中国には。日本では無理やりリスクは無いか無いかと分析させられて、可能性があれば、事前にそれを容認できるところまで低減するなんていうのは、あたりまえ、と、と、と、つい最近までは思っていました。甘かった、、、、、、、耐震偽装があってからは、もしかしてこんな事やってんのは小生だけなんかなんて被害者妄想的になったりして(苦笑)。細かいことばかりやってると、「10%位のリスクがあったっていいじゃん、やっちまうべ」なんてやってみたいね。

  • 2005/12/21(水) 18:34:28 |
  • URL |
  • はくらくてん #-
  • [ 編集]

物が物だけに「危ない」という感じは受けませんが、それ以前に「パレット積みしてフォークリフトで搬出しろよ!」って突っ込みいれたくなりますね。この工場の建物建ててから「あ”、エレベーター作んの忘れた!」とかいう会話しているのが目に浮かびます。

  • 2005/12/22(木) 08:20:23 |
  • URL |
  • BEO #-
  • [ 編集]

品質保証課長談話

>はくらくてんさん
是非はともかく、発想が豊かですよね。
でも、日本でこれをやろうとしたら、品質保証課長が飛んで来て、こう言うでしょう。
「直ちに止めなさい!!」
「風で飛んで通行人に当たって怪我でもさせたら、会社の責任問題になります!」
「捩れて服地が傷んだら客先の信頼を失う!」
ってね。

  • 2005/12/22(木) 08:33:22 |
  • URL |
  • でっつ #-
  • [ 編集]

生活品質の差

こんにちは。
ネットで情報を調べたら、偶然にこの記事を見ました。ものすごく面白くて、笑いがとまらなかった。

というのは、僕は中国人で、現在日本の貿易会社で生産管理の仕事をしているからです。ほぼ毎月大連へ出張しています。写真のような華麗なやり方じゃないけど、3回から飛行機の脱出用の滑り台みたいなものを使って製品を運んぶことを見たことがあります。当時僕も大変びっくりしました。

や、文化の違いは当然なことで、中国と日本の生活品質の差の表れでもあると思いますね。でも、消費という言葉の立場から、流行という言葉に合わせて考えれば、決して日本のような値段を張っても100%のいいものがほしいというのが絶対ではないとおもいます。もし日本の標準を基準としたら、この世界にきちんと生活できる環境がほかにいくつあるでしょうか?極端に言えば、ほかの地域の人たちは非人間的な生活をしているともいえるだろう(いいすぎかな^^)。

日本ではお客たちが商品に対する許容範囲は、販売者にリードされていると思います。客がどうこう要求するより、販売者は基準をだしています。実際の日本の消費者は、それほど品質にうるさいとは僕は思いません。アメ横のやるうりの大盛況をみればわかることです(デパートと市場は違うけれど)。

もちろん、適当すぎるというのはよくないですが、あまりにも神経質でものことをやってたら、人間が病気になるでしょう。この生活のレベルを支えるのに、サラリーマンは12前に帰宅できない、子供の教育に時間がない、健康問題が出てくる、いったい何のために働くだろうという疑問が当然出てくるでしょう。

僕は今日本で仕事をしていて、幸いうちの小さい会社はそんな厳しくないですから、大手のサラリーマンよりはわりとゆっとりに仕事ができます。なんだろう?日本のみんなは、もっと面白く仕事ができたらなと思いますね。

個人の意見ですから、なにか間違ったことがあったら、ご了承ください。

  • 2006/03/29(水) 16:25:37 |
  • URL |
  • kyo #-
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書き込みありがとうございます

>kyoさん
日中、生活品質の差という考え方はありそうですね。
日本の過剰品質もどうかと思うことが多いですが、中国雑さに改善を求めたいことも沢山あります。

  • 2006/03/30(木) 07:35:09 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
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