大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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中国が自動車輸出国だって!

中国が「自動車輸出国」になったと言うが、実感としてピンと来ない。
2005年1~10月の統計速報によれば、中国の自動車輸出台数が輸入台数を上回ったそうだ。これだけで、自動車輸出国というのもどうかと思うのだが、実態は

輸出車
 台数は13.5万台
 商用車が多く乗用車は少ない
 低価格車がが中心で1台平均8,336ドル

輸入車
 台数は12.8万台
 乗用車とSUVで9割を占める
 高級車が中心で、1台平均価格は29,180ドルと輸出車平均の3倍以上。

台数で僅かに輸入車を上回ったが、金額は圧倒的に逆転なので、実態としてはまだまだ。
単に安いから売れている現状を打破し、品質、ブランドなどの競争力の向上が今後の課題だそうだ。
会社の運転手の話では、中国の自動車はブレーキ故障が多いので危険だとか言うし、外観がとても立派な大型豪華バスを購入した近くの会社では、1年も経たないうちにクラッチ系統を全交換する羽目になったとか、よくない噂が聞こえてくる。自国民が納得できない製品を外国に出すって、問題じゃないのか?

数日前のNHKで、バイオリンについても、同じようなことを報道していた。
オレは、知らなかったのだが、世界のバイオリンの2割は中国製なのだそうだ。だけど、安かろう悪かろうの代名詞で、練習用にしか使われていないとか。そこで、プロの演奏家にも使ってもらえるような、高級品志向の改革を進めているそうだが、安物イメージから高級ブランドの地位を確保するのは並大抵じゃない努力と時間が必要だよ。

ついでに、経済大国中国の一面を紹介しておこう。
2004年のGDP集計によると、上方修正された中国のGDPが、イタリアを抜き世界で6位になり、5位のフランスに迫る勢いだ。
ちなみに上位国は上から順番に、米国、日本、ドイツ、イギリス、フランス、中国、イタリア。

ところが、一人当たりのGDPに目を向けると、中国は世界平均の半分にも及ばず、100位以下の状況だ。中国13億人の中に、生産に関与しない人口が如何に多いかを象徴している。
一人当たりGDPトップは、ルクセンブルグで、2位はノルウェー、以下アメリカ、スイスと続き、日本は6位だ。
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国内も世界2位

今日の夕方の報道で、05年の車の中国の国内販売が575.8万台、輸入車16万台の合計592万台で日本の国内販売585.2万台を上回り、世界第二位になったと発表されました。一位はアメリカで不動だが、中国の592万台は販社の在庫も含まれているとのこと。

それにしても、でっつさんはアンテナが高いですね(情報が早いですね)。確か、船会社か何かの合併情報も前日にエントリーしていましたよね。中国の貿易黒字が史上最大規模ですが、これからどのように進むのでしょうね。中国全国民に平等に分配するはずはないだろうし。共産主義の定義のひとつに確か、「必要に応じて分配する」というのがありましたよね。たぶん今の中国にはこの富を分配する考えは無いでしょう。

  • 2006/01/13(金) 17:27:51 |
  • URL |
  • はくらくてん #-
  • [ 編集]

自動車はまだまだ増えるでしょう

そうですね、夕方のニュースに出ていましたね。

中国の自動車は日本の42倍もの人を死なせる(http://huaihua.blog5.fc2.com/blog-entry-81.html)の記事に書きましたが、中国の自動車保有台数は2400万台に対して、日本の自動車保有台数は7400万台なんです。狭い国土で既に中国の3倍の自動車が走っているのですから、 中国の自動車がドンドン増えて、販売台数が逆転するのは、時間の問題だったのでしょう。

輸入車台数が16万台(?)あれ、私の記事の数字と違うなと思ったら、私の記事は、10月まででしたから、1.2倍すれば約16万台でぴったりです。

造船会社の合併情報は、遼寧省営口市在住さんのコメント情報を転記したものです。私はたまたまその日に、造船所の紹介記事を書いたのがタイムリーだったというだけです。

富の配分ですが、上の記事に書いたように、GDP(国民総生産)は世界6位ですが、一人当たりで見ると100位以下です。つまり、生産にかかわっていない人がおそらく半数以上いるのです。そういう生産しない人たちに富の分配が行くとはとても思えません。考慮の対称にさえなっていないでしょう。沿岸と内陸、都市と農村、この差は、日本人が想像しようとしても、到底し得ない、それ以上の現実があるようです。私も分りません。

  • 2006/01/13(金) 19:47:58 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
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