大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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水道水は自来水

水道水のことを、中国語で「自来水(zi4lai2shui3 ズゥライシュイ)」という。自ら来る水とは、言い得て妙だ。
ちなみに、水道の端末部分のことを日本語では「蛇の口」という。「蛇の口」ではピンと来ないが「蛇口」といえば分かるだろう。この部分のことを中国語では、「龍の頭」と呼ぶ。即ち「龍頭 long2tou2」だ。正確さを期して「水龍頭」と呼ぶこともある。「蛇の口」「龍の頭」とどっちがピッタリかな?
また、日本語で「龍頭(りゅうず)」といえば、腕時計のネジのことを指す。いつからこういう風になったのか知らないがこの三角関係が、何となく面白い。

さて、一般に広く知られていることだが、中国の水道水は飲まない方が良い。また、中国人には、生水を飲む習慣は無く、必ず沸かしてから飲んでいる。あるいは、ボトル入りの飲料水を買っている。

一方、我々日本人は、子供の頃から水道水は飲めるものとして育って来たので、いきなり自来水を飲むなと言われると生活習慣が違うので困ってしまう。
日本でも、近年はペットボトル入のミネラルウォーターが増えて来たので、本当に飲むだけの飲料水なら、ボトルウォーターでもいいだろう。しかし、生活に使用する水には、飲むわけではないが、綺麗な水が欲しい場合がある。

水の要求レベルを厳しい順に並べてみると

1、直接生で口に入る水:
 飲料水、水割り、氷、加熱しない調理水(麺つゆを希釈など)
2、飲むわけではないが、直接口に入る水:
 うがい、生野菜を洗う、食器洗いの水、加湿器
3、おいしさを求める水:
 お茶、コーヒー、水割り、洗米の水
4、加熱調理水、ミルク調合
5、洗顔水、手洗い、お風呂、シャワーの水
6、洗濯用水
7、掃除の水、雑巾掛け、花に水をやる
8、トイレのフラッシュ水
このうち、3番までは、飲料水レベルの清浄度が欲しいな。可能であれば4番まで。

potwater060105.jpg
大連で一般的なのは、左の写真のような大きなボトル水をセットする給水機だ。 一つの蛇口からは熱水が、別の蛇口からは冷水(冷却水ではなく常温)が出てくる。

この大きなボトルが、配達付きで10元だという、容量が16リットルくらいなので、1リットル当たり約10円だ。

このボトル水では、上記1番だけで精一杯だと思う。その理由とは、経済性(お金)もあるが、煩雑さだ。
仮に1日10リットル以上使うとすると、ほぼ毎日ボトルを交換しなければならない。
また、汲み出す速度が遅いので、ヤカンに汲み取るのが精一杯で、食器洗いや洗米には向かない。

じゃあどうしたら良いか?

そもそも、なぜ中国の自来水を飲んではいけないかと言うと、怖いのは「細菌」で、嫌らしいのは「にごり」なのだ。
中国人は、飲み水は必ず煮沸してから飲むと書いたが、その理由は、煮沸することによって細菌を死滅させるためだ。もう一つの嫌らしい「にごり」とは微粒子なのだが、殆どの場合水道配管の鉄が錆びたことによる「鉄錆び」が原因だ。敏感な人なら、鉄の味や渋みを感じるかも知れない。また、洗濯物に染み付いて、何回も洗濯していると、真っ白な下着が次第に黒ずんでくる。

このような中国の自来水を飲むための手段として、オレのお勧めは、日本の浄水器の利用だ。
浄水器の種類は、原理別に分けて「あやしい水商売」のページに、こんなに沢山紹介されている。このページから引用した表を貼り付けておく。
jyosuiki.jpg
このサムネイル図では字が見えないだろうから、クリックして大きくなったところを一度見ていただきたい。

色々な方式がある中で、中国の自来水の怖い「細菌」と、嫌らしい「にごり」を除去できるのは、「活性炭+中空糸」と「逆浸透膜」の2方式だけだ。

「逆浸透膜」方式は、処理水量が小さいので、一晩かけて水タンクに溜めておくやり方になり、水道の蛇口から直接使う日本方式には馴染まない。

オレは、水処理関係の仕事に携わったことがあり、この分野でも多少は知識がある。明日は、「活性炭+中空糸」方式浄水器の原理と、中国でのオレの使用実績を紹介しよう。

コメント

你们日本人可真娇惯!中国有的地方水资源匮乏,能喝上水就不错了,还用这个器那个机的。中国有的地方就喝井水,也没见得身体出什么状况!

  • 2008/04/11(金) 14:51:50 |
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