大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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お笑いピンポンショー

中国語では、球技のことを球類運動と言って、球技の呼び方は、△△球と言う。

例えば、サッカーは「足球」
バスケットボールは「籠球」
バレーボールは「排球」
テニスは「網球」
野球は「棒球」
ビリヤードは「台球」
ハンドボールは「手球」
水球は「水球」
バドミントンは「羽毛球」
と言う具合に漢字の意味を当て嵌めているが、この他に、発音から来ているもので、
ゴルフが「高尓夫球」
ボーリングが「保齢球」
などがある。

さて、今日のテーマは、ピンポン、つまり「卓球」なのだが、中国は卓球王国で、多くのチャンピオンを排出していることはご存知の通りだが、ある友達は、卓球のことを「国球」と呼んだ。日本の国技が「相撲」といわれる様に、中国の国の球技は卓球と言うわけだ。
卓球のことを、中国語では何と言うか?
日本語の「卓球」は、テーブルテニスの直訳みたいなものだが、そのまま中国語にするなら「台球」になるだろう。だけど「台球」はビリヤードに取られた。実際は取られたんじゃなくて、余っていたから、ビリヤードに当て嵌められたのだと思うけどね。

実は、中国語では、卓球は、ピンポンをそのまま音訳した「ピンパン球」と呼ばれている。そこで、ピンポンの漢字なのだが、この為に作ったんじゃないのかと思えるような、都合の良い漢字なのだ。
pinpangqiu.jpg

「兵」の字の右足を消したのが「ピン」で、ボールがガラスに当たったような軽い「ピン」という擬声語だ。「兵」の字の左足を消したのが「パン」で、重量物が当たるような思い「バン」と言うイメージらしい。「ピンパン」の漢字は、爆竹のはじける音を表す言葉として使われたようだ。

ともかく、国球といわれるほどの中国卓球なので、裾野は広い。

あるとき、テレビを見ていたら、二人のの男性選手が卓球をしている。スポーツ番組かと思って見ていると、なにやら雰囲気がおかしい。観客の笑い声が聞こえるし。

見ていたら、ついオレも笑ってしまった。

名前を付けるなら「お笑い卓球ショー」とでも言うか、芸名を作って、「ピンパン55号」なんてどうだ?(古ッ!!)

ホテルにしつらえた様な小さなステージで、卓球をしているのだが、その技がすごい。ジャンルで言えば、明らかにお笑いなんだけど、確かな技術の裏打ち無しには成し得ない、高度なお笑い芸だ。サーカスで一番高い技能を求められるのは「ピエロ」だと言う節があるが、ある面納得できるものがある。

前振りが長くなって申し訳ないが、そのときの番組で、この二人がやった芸は次の3つだった。

1)攻守入替え戦
 片方がスマッシュを打つ、相手はロビング(山なりボール)で返す。
 またこん身の力でスマッシュを打つ、相手は卓球台から10メートルも遠ざかって、ロビングで返す。
 また打つ、また返す、また打つ、また返す、、、、、だんだんボールが横の方にずれて行って、ロビングのプレイヤーは、客席まで降りていく、いつの間にか右と左が逆になっているのだ。普通に考えたらあり得ないんだけど、やっちゃうところがすごいんだなぁ。おそらく、この雰囲気は文書では伝えられないだろうな。


2)へそ打ち
 プレーヤーの一人がラケットをベルトに差込みへその位置に固定する。相手が打ったボールを手を使わず、へそ位置のラケットで打ち返す。へそを合わせる人もうまいのだろうが、何と言っても、へそのラケットを目掛けてワンバウンドのボールを返すパートナーの技量が、只者ではないと思う。2回3回ではなく、かなりの回数を続けるのだから、たいしたものだ。


3)2個ボール打ち
 双方のプレイヤーが同時にサーブをして、2個のボールを同時に打ち合う。言ってみればそれだけのことなのだが、タイミングを合わせるのは相当難しいと思う。


オレが見たのは、この3つの技(芸?)なのだが、もっといろいろありそうだ。

話しだけでは分り難いので、是非、読者の皆さんにも見て欲しいと、ネットで画像を探してみたら、あるもんだね。動画を見つけた。オレが見たテレビがこの二人かどうか定かではないが、雰囲気は感じ取ってもらえるだろう。動画はこちらの神業ピンポンラリーを見てくれ。

コメント

へー。

「乒乓球」 という漢字、他にも使われるんですね。
てっきり卓球のためだけの字だと思っていました。
やっぱり卓球は中国。
ピンポンて、何語なんでしょ。

動画の技

小生も少々卓球はかじってまして(高校まで卓球部)、多少コメントできるかと・・・。でっつさんは「お笑い~」と表現していましたが、僕の感想ではアメリカのバスケットでトランポリンとかを使ってダンクを豪快に決めるあの曲芸(?)に近い印象を受けました。中国でいえばさしずめ雑技かな?
さて、動画の「長~いラリー」ですが、かなりの技術を持った二人ですね。おそらくナショナルチーム(現役かOBかわかりませんが・・)のメンバーでしょう。気づかれたかどうか分からないですが、とくにロビング役の人の打球はかなりのスピンがかけられていてうまくスマッシュ役の人が打ちやすい位置にトス?をあげてますね。

  • 2006/01/20(金) 11:14:09 |
  • URL |
  • BEO #-
  • [ 編集]

2個同時打ち

あと、2個同時打ちは僕もやったことがありますよ。タイミングさえつかめば案外簡単にできるものです。ただ、難しいのは完全に同じ軌道・タイミングで打つと真ん中(ネット上空)で2個のボールがごっつんこします(我々素人プレーヤーがやるとだいたいそうなる)。そこをどうクリアーするかがポイントです。

  • 2006/01/20(金) 11:21:29 |
  • URL |
  • BEO #-
  • [ 編集]

ピンポン

Toshi@タイ さんへ

ping-pong(ピンポン)は英語で、略式ではこう言いますが、正式に言う時は table tennis と言います。 大修館ジーニアス英和辞典より引用。

  • 2006/01/20(金) 21:19:26 |
  • URL |
  • hexue #0gXy5ln6
  • [ 編集]

トス?

>BEOさん
この二人、相当うまいとは思いましたが、ナショナルチームクラスですか?
また、卓球用語でトスというのは、初めて聞きましたよ(’-’*) フフ
ボール2個打ちは、テニスで試したことがありますが、うまく行きません。

>管理人のみ閲覧さん
ここで回答するのは変なのですが、あなたのご推察は、残念ながら違います。でも、どこかでご縁がありましたらよろしくお願いします。

>hexueさん
解説ありがとうございます。

  • 2006/01/21(土) 08:34:05 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

いつも知ったかぶりで書いてますんで、間違ってたらすみません。
中国のナショナルチームと言えばバスケNBAの「ドリームチーム」みたいなもので、ナショナルチームの補欠クラスの人でも日本の関西学生リーグとか出れば子供相手くらいの差で楽勝だそうです。(しかも彼は二日酔いで試合に出てたとか・・・^^;)
僕もかつて小学校時代に天津市チャンピオンだったという女の子(小学校で卓球やめて、当時大学生)と試合しましたが、やはり手も無くひねられました。

  • 2006/01/21(土) 15:39:03 |
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  • BEO #-
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