大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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値引きのルール

中国では値引きは当たり前だと思うかもしれないが、近頃は値引きに応じない店も増えてきた。デパートとかスーパーとか、売り場の店員に決定権というか裁量権が与えられていない場合は、全く値引き交渉が出来ない。逆に、値引きをしないで買うのは大馬鹿者と言えるのが、観光客向けの個人商店だ。
中国の買い物では、TPOをわきまえて、妥当な値引き交渉をしなければならない。

人間は値引きをするときに、2種類に大別されると思う。実利を目的として値引きをする人と、趣味で値引きをする人の2種類だ。

オレの場合は、実利主義なので、無駄な時間はかけたくない。定価の2割3割までは、比較的簡単に下げることが出来る場合が多いが、最後の5%あるいは2%を下げるのに、それまでの2倍3倍の時間がかかるのだ。それなら、短時間で獲得できるところで手を打っても然したる実害は無いと割り切っている。

また、絶対金額の視点も必要だ。例えば、「40元のものを25元にさせた」と満足げに語る人がいるが、率は4割近い値引きだけど、30分もかけて、得した金額はたったの15元じゃないか。そもそも、40元の品物は、只にさせたって40元しか得にならないのだから、エネルギーを使うだけ勿体無いってもんだ。本気で値引き交渉をするなら、1000元以上、せめて数百元以上の買い物で頑張りたい。

一方、値引きを趣味にしている人は、絶対金額ではなくて、過程を楽しんでいるようでもある。

中国人の値引きはすごいよ。傍で見ていると、まるで喧嘩だ。双方怒鳴りあいの後、交渉に負けて思いのほか値引きさせられた店側が、怒りが収まらず「ありがとう」の一言も無く、つり銭を放り出して渡すことさえある。

値引きとは違うが、スーパーのチラシを研究し尽くして、あっちの店で玉子、こっちの店で牛乳と、5円、10円を節約して、今日は全部で300円も安く買ったと喜んでいる主婦がいる。しかし、そのために往復のバス代が420円掛かっている事には触れないのだ。これはこれで良いと思う。ストレス解消の手段であり、知的な満足感が得られ、家庭が平穏であれば、誰に文句を言われる筋合いのものではない。

中国に限ったことではないが、値引きには、一応のルールがある。
それは、交渉の過程で言ったことを翻さないことだ。
例えば、1000元のものを
「600元にしてくれ」
と言って、思いもかけず、相手が二つ返事でOKした場合に、
「いや、やっぱり500元にしてくれ!」
などと言うのは、愚の骨頂だ。
国際交渉でも、個人の話し合いでも、交渉ごとでは、一旦言ったことを翻して論理を乱すのは、ルール違反だ。

明日は、オレなりの値引きの秘訣を披露しよう。

コメント

早くおしえてください~い。
私も良く値切りますが、先方がいくらで買うと聞いてきて半額以下の値段を言っても即OKといわれたときはショックですね。もっと安くなったのか?そんなに欲しくなくてもいらないといえなくなってしまいます。
知ってましたか、マイカルの電気売り場の値札の裏に値引きしても良い最低価格が記入されてるのを。私は知らずに定価でかってました。

  • 2006/01/21(土) 10:29:32 |
  • URL |
  • marorotti #-
  • [ 編集]

>>「双方怒鳴りあいの後、交渉に負けて思いのほか値引きさせられた店側が、怒りが収まらず「ありがとう」の一言も無く、つり銭を放り出して渡すことさえある。」

↑の状況 よくありますね。怒るくらいなら売るなよ、って思ってしまうのは日本人的発想でしょうか?

  • 2006/01/21(土) 15:43:57 |
  • URL |
  • BEO #-
  • [ 編集]

秋葉原でも

>marorottiさん
相当思い切った値段付けたはずなのに、二つ返事でOKされると、「しまった!もっと安くいけたのか」と感じますようね。更に損したような気になるから、人間って欲張りですね。
秋葉原の大型電気店に、メーカーのヘルパーとして応援に行ったことがあります。ヘルパーだから、自社製品以外は値段も知りません。そこで教えられたことは、価格票の下に、コード番号みたいな数字が書いてあるのですが、右から何桁目と何桁目の数字を見ると、最低価格が分るようになっていたのです。お客さんから値引きの値段を聞かれたら、その範囲内で答えるように指導を受けました。
マイカルでは、私も値切ったことはありませんでした。

>BEOさん
22日の記事のコメントで、にわか大連人さんが書いていますが、メンツとメンツの戦いの結果なのでしょう。

  • 2006/01/22(日) 19:36:59 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

値引き

中国も2回目となると、お土産を買うときの値引きは少し上手になったかもしれない。
値引き交渉する前に、彼女がいつも「喋らないでね」と私に釘を刺してから、彼女が値引き交渉を始める。
やはり、日本人だと分かると値引きが少ないようだ。
彼女がの交渉値段を聞いてから私が言う言葉は決まって
『不要・不要』とそこから立ち去ろうとする。
店員は慌てて「もう少し下げるから」と言う。
それを聞いても私は『不要・不要』と言って立ち去る。
暫くして、その店の周りを歩いているとかの店員は
「もっと下げるから買ってくれ」と言ってくる。
そこで『○○元なら買う、それ以上は要らない』と返事をすると
最後にはその金額まで下げてくれる。
彼女が「中国人の私より値引きが上手ね」と言ってくれる。
ちなみに先日は100元のポロシャツが
店員は「80元」と言っていたのを
私は『5枚で300元』と言って譲らなかった。
店員は携帯でオーナーらしき人と電話で確認して「OK」が出た。
結局40%引になったけど、本当に安くなったのだろうか?
誰か教えて下さい。

  • 2007/08/18(土) 09:14:59 |
  • URL |
  • こうちゃん #-
  • [ 編集]

場所・店によります

>こうちゃん、こんにちは。
値引率は、店の場所や基本姿勢によって考え方を変えなければならないでしょう。
観光客目当ての土産物屋なら、半額なんてまだまだ甘いし、高級デパートでは、値引きに応じません。

開発区の地元の人から、個人商店で買い物をするときには、言い値の3分の1か、4分の1位から交渉を始めなさいと教えられました。
100元のポロシャツなら、25元か30元からスタートしなさいと。
対応は、店によって全然違います。

  • 2007/08/20(月) 07:14:55 |
  • URL |
  • でっつ #-
  • [ 編集]

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