大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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中国語はカタカナでは書けない

ニューヨークでは、日本には「Lタイプ」のラーメンと「Rタイプ」のラーメンがあると囁かれていた。つまり、店によって「Lamen」と書く場合と「Ramen」と書く場合があるからだ。「La」「Ra」もカタカナでは「ラ」としか書き様がない。日本語にはの区別がないからだ。「Ha」と「Fa」は「ハ」「ファ」で区別できるし、微妙な母音も例えば「dog」が「ドッグ」でも「ダッグ」でも何とか通じるものだ。

以前に、中国語学習において、カタカナ表記は無視して塗りつぶしてしまうことだ、百害あって一利無しと書いたことがある。今日はその理由を説明しよう。但し、ピンイン(中国ローマ字)が分からない人には、どうにも伝えようが無いが、紛らわしい音を想像しながら読んでみてくれ。

中国語をカタカナで書こうとすると、英語以上に無理がある
中国語では、「L」「R」と同じように、カタカナで表記すれば例えば「ラー」としか書きようが無いが、実際の発音は2種類ある紛らわしい発音が英語以上に沢山ある。いくつか例示してみよう。

「xi」と「shi」はどちらも「シー」としか書き様がないが、明らかに違うし使い分けないと誤解を生むことが多い。「西式(西洋式)」は「xishi」で「実習」は「shixi」と言う具合だ。 いわば「shi」は「シー」と「スー」の中間の音。

「ji」と「zhi」は「ジー」と書くしかないが、実は全く違うのだ。「zhi」は本によっては「チー」と書かれていることもあるが、これも問題だ。

「チー」と書いたら一般には、「qi」か「chi」を連想する。「qi」の字は沢山あるがパッと思いつくのは「七」だし、「chi」なら「喫(食べる)」だ。「chi」は「チー」と「ツー」の中間の音と思えばいいかな。

「cha」と「che」はどちらも「チャー」と書くことになる。フォークリフトは「叉車」と書いて発音は「chache」だ、カタカナ読みの「チャーチャー」では絶対通じない。
万里の長城の長城は「changcheng」だが「チャンチャン」では通じない、困ったもんだ。「che」は「チャ」と「チュ」の中間の音かな?

「xiang」「xian」=「シャン」、「shang」「shan」=「シャン」
「n」と「ng」の区別、これは、もう日本人には無理だ。
同様に「man」「mang」「men」「meng」=「マン」がある。

「再見(さよなら)!」=「zaijian」だが、 これも本によっては「ザイジェン」だったり「ツァイチェン」だったり「ザイチェン」だったりいろいろだ。これに四声が加わるから、更に分からなくなる。

キリがないから止めよう。とにかく、中国語のカタカナ表記には無理があるのさ。中国語を勉強するなら、テキストのカタカナ表記は塗りつぶしたほうが良い。



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キーワード:カタカナ表記、発音、中国語、漢語、同音

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