大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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海賊版カーネーション

今日は、ちょっとした臨時エントリです。

今日は母の日ですね。
中国語ではお母さんのことを「媽媽」〔マァマ〕と言うので、5月14日は「マァマの日」ということになります。英語のママを連想させる面白い言葉ですね。
でも正式には、「母親節」〔ムゥチンジェ〕と言います。

母の日にはカーネーション(中国語で「康乃馨」〔カンナイシン〕という)を贈りますが、中国から日本に輸入されるカーネーションの8割強が、日本で登録されたカーネーションの品種が中国で無断増殖され、育成者権を侵害した違法栽培のいわゆる「海賊版」として問題になっています。平成15年の種苗法改正で「収穫物」の育成者権が認められるようになり、罰金も1億円に引き上げられました。

中国の海賊版製品は、当事典でも何度も紹介しており、めずらしくもありませんが、花まで海賊版とは恐れ入りました。
追記です。
母の日の今日、ぶらぶら散歩していると、花屋さんが路上にカーネーションなどの花を並べて、特売をしていました。

10歳くらいの男の子が、紅いカーネーションを1輪だけ買って包装して貰い、大事そうに抱えて行ったのが印象的でした。
1本2元でした。

コメント

へぇ~

中国でも本日「母の日」ですか。
もしかして、アジア全域で母の日?どこが発祥の地なんでしょうかね?

カーネーションの海賊版の話は私も聞いたことがあります。
台湾の苺もだとか。著作権とか開発した側の苦労とか、全然考えないし、また考えていたら金儲けが出来ないから、余計なことは無視するのでしょうね。
中国の友人が「映画や音楽が無料ダウンロードできますよ、あなた、欲しいか?しようか?」と親切で言ってくれるのですが「要!」とは言い難いです。
観る時間もないから、いいよ、不用。とやんわり断りますが、内心複雑ですわ。私も作製側に関わったことがあるので、創る立場についてしまうから。といって、彼らに著作権うんぬんを言ったところで、大海に石を投げ込むようなもの。制度をなんとかしないとどうにもならんです。

  • 2006/05/14(日) 10:40:30 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
  • [ 編集]

日本人も

上のコメントですが、日本人も平気でコピー品を利用していますね。
若い人に多いです。やっぱり創る立場に立ってみないと、わからないのかな。

  • 2006/05/14(日) 10:43:04 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
  • [ 編集]

世界中であるらしい

母の日は日本だけの習慣で、また中国がパクッたと思っていた。カンカンさんの素朴な質問で、エッとなってウィキペディアで調べてみると、
「母の日(ははのひ)は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日。日本やアメリカでは5月第2日曜日に祝われているが、世界中で様々な日で行われる。スペインでは5月1日、北欧では5月の最後の日曜日。」
ということでした。毎回勉強になります。

  • 2006/05/14(日) 12:19:26 |
  • URL |
  • はくらくてん #-
  • [ 編集]

日本人かな。

このカーネーションのコピー版の問題。
元々日本人が絡んでいるように思うんですよね。
日本人が海賊版を中国で作るために、日本から種だか苗を中国に持って行ったのではないかと。
だって、中国人がわざわざそんなことをすると思えないし。

品種のパクリはちょっとオレにとってはきつい話ですね。技術的には簡単なんです。開発する努力の何万分の一(何十億分の一)の力で作れるんではないですか。日本国内では種苗法によって新しい品種の特許によって守られています。しかし歴史を見てみると、昔から日本人も植物遺伝子を求めて中国(等)の植物を不正に持ち込んでいたようです。オレの知っている限りでも、(他国の植物で昔からあるものですから種苗法なんて関係ありません関係あるのは植物防疫法でしょう)、たとえば雲南省で植物の一部分を取って、種や球根なら最高ですが、茎や葉などでも一部があれば多くの場合はいろいろな技術で植物を復元できることができます。植物防疫なんて関係なく持ち込むのです。
こんなこと中世のヨーロッパでもあたりまえだったようです。たとえば、世界中で有名な百合の品種「カサブランカ」「ルレーブ」なども日本の品種をヨーロッパで改良したものです。百合の世界ではこのジャンルを「オリエンタルリリーと言っています。西洋しゃくなげ、菊、花しょうぶなどなど日本や東洋のもの(遺伝子)がヨーロッパで改良されていろいろ作られています。そんなことを考えると、乱暴な言い方ですが日本のカーネーションやいちごの品種を無断で使用・繁殖されても別にたいしたことではないのかもしれません。でも開発と、パクッて儲けるのは違いますよね。

  • 2006/05/14(日) 18:41:44 |
  • URL |
  • はくらくてん #-
  • [ 編集]

海賊版と言っても

>カンカンさん
母の日が世界中で行われていることは、下のコメントではくらくてんさんが答えてくれましたね。
私は、中国の海賊版DVDは、ある意味で基幹産業になっていると思っています。映画やテレビドラマが、2時間分で5~6元で買えるから大型テレビやDVDプレイヤーが売れているのだと思っています。もしも、安いメディアがなかったら、大画面テレビもDVDプレイヤーも売れ行きががた落ちでしょう。
中国公安が本気で海賊版DVDを取り締まったら、電気機器産業に打撃を与え、その結果電子部品産業、および流通を含めた周辺産業も被害を受けます。そうなったら、中国経済はガタガタになってしまうでしょう。緩やかな経済の減速どころの話しでは済まなくなります。
以上、最近私が唱えている持論です。

日本人である私も、日本のテレビ番組のDVDのお世話になっています。人間とは弱いもので、こういう環境に居ると流されてしまいます。

>はくらくてんさん
母の日について、調べて頂いてありがとうございます。参考になりました。

>Toshi@タイさん
「日本人が」と言うよりも、「日本の企業が」関わっているようです。
茎がしおれ、縮こまった小さな花はカサカサのような粗悪品が多いのですが、中には日本の種苗会社と正式契約を交わし丁寧に栽培されたものもあるそうですから。

>はくらくてんさん
種苗法改正によって育成者の権利がきちんと確保されたのが平成15年と言うことなので、それ以前は無法地帯だったわけですね。時の流れですから、過ぎてしまったことは仕方がないのでしょう。今、現在努力している人たちの権利を尊重しようということなのでしょう。

  • 2006/05/14(日) 22:14:53 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

種苗法

そうですね、日本では平成15年ようやく種苗法が改正されました。
海賊版を輸入した業者が罰せられることにより日本国内への持込を封じる法律です。
生産側(中国)も購入する側(日本)が”NO”と言えば作るメッリットがなくなります。
良い法律だと思います。
以前は園芸大国オランダのGメンが足を棒にして昆明、上海辺りを捜査してました。
以前は はくらくてんさん がおっしゃる通り”やったもん勝ち”的な事が横行していました。


失念してました

母の日だったんですよね。
いやー、忘れてました。毎年、ヤフーショッピングで、自宅に花を宅配していたのですが。失敗、失敗。
植物の苗栽培、えー、ちょっと忘れてしまいましたが、確か今年からどこか、日本で有名な、ゆりだか何だったかの企業がここ大連で栽培作業を始めるというのを聞きました。
また一人、駐在日本人の苦労が始まるはずです。
コピー商品に関しては、私もでっつさんと同じく壊滅させることは、この国に生きている人々にとって大きな不幸にしかならないと考えています。
たとえ、諸外国に何を言われようとも、政府はポーズだけで、無くなることは無いでしょう。
そして、これは過去日本が高度成長して、近代国家に変身してこれたのとは違い、永遠に、所得含め二重構造でしか存続し得ない中国では、無理でしょう。
可能性があるとすれば、今の共産党一党支配の崩壊後でしょう。
当日、コメントもせず、長々失礼しました。

  • 2006/05/16(火) 09:27:21 |
  • URL |
  • 青云 #Zjokcj32
  • [ 編集]

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