大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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大連の日本人(コールセンター)

大連に住む長期滞在日本人を、次の5つのカテゴリーに分けた。

1、日本から派遣された駐在員
2、現地採用の日本人従業員
3、永住覚悟の自営業
4、留学生
5、コールセンター


今日は 5、コールセンターだ。

「コールセンター」って何だろう?

一番分かりやすいのがパソコンの問い合わせだ。会社によってはサポートセンターと呼んでいるところもある。ちょっと話が飛ぶがサポートセンターの面白い話をまとめたサイト「絶対サポセン黙示録」を紹介しておこう。面白いよ。

パソコンを買ったは良いけど、説明書をいくら読んでも分からないトラブルは、メーカーに電話をかけて問い合わせるのだが、何回かけても「話し中」だったり、適切な対応が出来なかったりして、サポートセンターの評価がパソコン購入の決め手となる時代があった。パソコン雑誌にメーカーごとの電話対応比較表が載ったりしていた。平均「話し中」回数7回とかね。

サポートセンターの充実はパソコンメーカーにとって当然の責務であり、「話し中」が多いと評価が下がるので、回線数はどんどん増えていった。こうなってくると、自社ビルの中で正社員を使っての対応ではコストが合わなくなってくる。で、どうするかと言うと、比較的人件費が安い田舎に大きな電話センターを作り、派遣社員やアルバイト社員で対応しようとした。

その後、電話料金の低下やインターネットの普及とあいまって海外に拠点を置いて、日本向けの電話サポート業務を請け負う会社が出てきた。自社で海外コールセンターを展開するメーカーもあるが、問い合わせがパターン化された内容であれば、マニュアルを整備して、外注した方が安く付くから、業務委託することになる。デル、ライブドア、業務請負のマスターピースなどが、「コスト減」を目的に大連へコールセンターを移した。

0120-012345なんてダイヤルして、日本国内で喋っていると思ったら、実は大連に転送されていた、なんてことが現実に起こっているのだ。

コールセンターの業務は、大きく分けて顧客からの電話を受ける「インバウンド」と、 雇い主から渡された名簿を見て電話をかけまくる「アウトバウンド」に分かれる。

「インバウンド」の代表は、サポセンと呼ばれるパソコン関連の問い合わせだろう。各種のクレームもあるだろうし、訳の分からない嫌がらせもあるだろう。
パソコン以外でも、インターネットの発達に呼応して電話での応対は増えてきた。
「テレビショッピングの24時間受付」
「証券会社の電話注文」
「ゲーム機など各種業務用自動機器の問い合わせ」
「銀行などの資料請求の対応」


「アウトバウンド」は、顧客名簿を元に、コールセンターから積極的に電話をかける方だ。ダイレクト販売・アンケート調査・料金請求など。具体例としては、
「株式売買や先物取引などの投資案内」
「太陽電池パネル応用のオール電化設備の売り込み」
「お墓を買いませんか?」
「車検が期限満了になりますよ」
「ローンのお支払日が到達しております」
「叙勲者への記念品のご案内」
「お得な電話回線に切り替えませんか?」

他にもオレなんかが思いつかないような用件が沢山あるのだろう。

話は飛ぶが、オレの日本の自宅は、家内が留守を守っている。
「もしもし、でっつさんはいらっしゃいますか?」
聞いてみると、株取引、先物取引、アズキ、大豆、金、銀などの商品取引、果てはパラジウムとか聞いたこともない暗号のような品物が、今買い時とか、、、、、、、。
「でっつはいません、興味ありません」
と言っても、とうとうと話し始める人たち。
こんなことが続いて、家内は、昼間は電話を取らなくなってしまった。

コールセンターと言っても、「もしもし」と電話で話をする業務ばかりではなく、インターネット経由の情報インプットやデータの整理もある。

さて、ここで、大連にコールセンターを作るメリットに考えてみよう。
国際電話が安くなったから、海外に拠点を移すのは良しとしよう。しかし大連にコールセンターを作っても、中国人の対応では、やはり問題がある。データのインプットなどコンピュータ処理なら問題ないが、直接顧客と話をする業務となると、如何に流暢だと言っても、やっぱり日本人とは違う。特に、クレームの電話に、おぼつかない日本語の対応では更に顧客を怒らせる結果にもなりかねない。

そうなると日本人を派遣しなければならない。日本人を派遣すると高くつくから困った困った。
そこで、コールセンターを運営する企業は知恵を絞った。

日本には、仕事にあぶれた若者が沢山いるじゃないか。
彼らに呼びかけた。

中国大陸で働きながら中国語を学ぼう。
往復の飛行機代は会社が負担する。
ビザ申請の手続きも費用も会社が手配するよ
中国語を勉強しながら、お金までもらえる。
働きながらの勉強だから経済負担は最小。
スキルアップのチャンスをつかむのは君自信の決断だ。
さぁ、明日から大連で働きながら勉強しよう!

ってなもんですな。
夢のような言葉が、書き連ねられている。

この辺の事情は、ライブドア インターンシップとかマスターピース語学留学インターンシップのサイトに載っているので、例としてみてもらおう。
うまい仕組みを考えたもので、日本人の若い労働力を月5万円で使おうと言うんだ。
大連での、寮、中国語レッスン料を会社負担といっても、この方面の経費はとても安い。これらの若者を日本で採用したら月20万円は必要であることを考えると、経費を加えても半額程度の費用でまかなえるのだ。

だけど、コールセンターの仕事って、向き不向きがはっきりと現れるようだ。
クレーム担当になると、毎日毎日、朝から晩まで
「申し訳ありません、この度は深くお詫びします」
「ごめんなさい、担当部署に伝えておきます」
「申し訳ありません、ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」
、、、、、、、、、、、、
「なによ! 私のせいじゃないよ、いい加減にしてよ!!もう責めないで」

謝り疲れて、気がおかしくなる人だっていることだろう。

じゃぁ、謝らないで、怒る方なら良いかというと、これはこれで辛いものがある。
例えば、ローンの催促だって、やってられないよ。
「もしもし、いつもニコニコあくとくローンでございます」
「あ、サラ金さんか、返却期限って今日だっけ?」

「お客様のローンの支払日から既に2日過ぎています」

「あっそうか、うっかりしていたな、ちょっと待ってくれる?」

「本日から2日以内に残り8回分全額ご返済頂かないと、お客様の勤務先、渡辺部長に連絡させて頂きます」

「おい、そりゃねぇだろう。8回分全額なんて金がねぇよ。ちょっと待てよ。渡辺部長に知れたらクビだよ!」

「また、更に2日を過ぎますとお子様の担任、中村先生に連絡する決まりになっています」

「担任は中村先生って言うのか。良く調べたな。って、子供まで巻き込むのかよ、止めろよ」

「いつもニコニコあくとくローン契約書第32条3項の小さい字を良くご覧ください」

「字が小さいし、そんなもん、読む奴ァいねぇよ」

「契約書一式に虫眼鏡が入っていますのでご覧になれるはずです。これからも、いつもニコニコあくとくローンをご利用くださいませ」

「馬鹿やろー!おまえの母ちゃんでーべそ!」

いくらなんでもこんなことはないだろうが、ローンの督促なんて言葉は丁寧でも似たものだろう。

【コメントから抜粋、akanasさん:海外からの督促は法律上できません。】
(筆者の無知ゆえに、面白おかしく督促の例を書いたが、大連からこのような応対は出来ないそうだ)

コールセンターの仕組みを知ったときに最初に頭に浮かんだ言葉が「人さらい」だった。分けの分らない若者を、言葉巧みに誘い出して、日本の半値でこき使う。需要と供給のバランスが取れているから、これに応募する人も多いのだろう。

なんの目的意識も持たずに、国内でゴロゴロしているプータローと比べたら、外国に夢を求めて応募する若者の方がオレは百万倍も好きだ。意欲を持って応募するのは大いに結構だ。

だけど、夢だけを膨らませて、現実を見極めないと「騙された」という結果になりかねない。会社は騙している訳じゃない。恐らく、コールセンターの業務については、事前に説明しているのだろう。
だけど、毎日20回以上も「申し訳ありませんでした」と言いなさいとか、あるいは、相手が怒鳴り返すのを聞かない振りして「期限までにお支払いください」と言って気分が悪くなるとか、具体的な問題点は説明しないのだろうな。
24時間体勢の職場なら、夜間労働のシフトもあるし、体力的にきついと感じることもあるだろう。

実際にオレの知人でも
「コールセンターは人間にできる仕事じゃない」
と言って、さっさと止めて、大連で別の会社に就職した人がいる。こうなると、会社が負担した大連までの飛行機代と、ビザ申請費用などを返却しなければならないし、中国語が殆ど話せないので、就職先を探すのだって楽じゃない。

実際、この人だって、苦渋の選択を強いられた結果なんだ。
言葉は悪いけれど、「人さらい」にあって大連に連れて来られ、中国語は全然分らない。コールセンターの仕事は3日やったらもう嫌になった。さて、どうする? 知り合いもいない。すがるようにフリーペーパーをかき集め、電話をかけまくってやっと就職したところは、コールセンターより若干待遇が良かった。

ここで、コールセンターに応募しようとする若者に言いたい。世の中にそんなに甘い話は無いんだよ、って。相当な覚悟をして、最悪は飛行機代を返却するくらいの覚悟で応募しなさいって。一方、自分自身の努力によってちゃんと中国語をマスターして、更に上を目指す人たちがいることも事実だ。

人の気持ちって、感受性は人それぞれだから、上記のような業務もあまりストレスを感じずにこなす人もいるのだ。そういう人にとっては、コールセンターは天職かもしれない。コールセンターの仕事を1年間きちんとこなして、更に上のプログラム(現地法人就職、日本本社採用)に達した実績を残した人もいる。

「コールセンター」を5つのカテゴリーの一つとして独立させたが、留学生上がりが現地就職先としてコールセンターを選んだ場合は、「2、現地採用」の範疇に入れるべきだろう。彼らは、多少なりとも中国語を話せるから。

コメントから抜粋
遼寧省営口市在住さん

コールセンターからのステップアップって本当にあるんですかね?

特に中国語学習歴ゼロの場合、「中国語学習もできる」みたいなことが謳われてはいるんだけど、実際には「大連外国学院」みたいな正規の教育機関じゃなくて、いわゆる街の「駅前留学」式の私立語学教室みたいなところでの授業を受けるようなので、1年ぐらいで果たしてどの程度のレベルまで学習できるかはかなり疑問ですね。

俺の経験で言えば、日本の大学で中国語を専攻した学生でもないと、ゼロから始めた場合、たとえ正規の学校(大学の漢語進修クラスなど)で学習しても、2年かそこらで「ビジネスレベル」なんて、かなり「夢のまた夢」に近いと思いますね。
だいたい、学校で中国語を教えてる先生たちのほとんどは文学部の出身でビジネス現場の経験のある人間はほとんどいないし、教科書自体がそういう内容のものはほとんど使いませんから(入門レベルでは文法の解説などが主ですから、当然なのですが)、よく言われる「ビジネスレベル」というのに到達するためには、学校の勉強だけでは全く無理で、2~3年の学校での勉強を卒業した後、現場で少なくとも3年ぐらい修行しないと、とてもそのレベルに達しないと思いますよ。
俺が言ってるのは、「同時通訳」とか「技術翻訳」とか言うようなハイレベルの話ではなく、商談の通訳とか、工場での現場指導とか、その程度のレベルの話でも、ということです。

だから、若い人たちがコールセンターの「甘い勧誘」に引っ掛かって、
「1年やったけど、結局、何にもならなかった」

というようなことにならないようにして欲しいと思いますね。
雇う側は1年ぐらいのコールセンター経験と「中国語学習」で到達するレベルがどの程度のものかはよく知っていますから、初めから長期雇用するつもりなんか更々無くて、「使い捨て」を目的にしているのがほとんどだと思います。


コメントから抜粋
BEOさん

渾身の力作ここに完成、ですね。^^


でっつさんの知人の方がおっしゃる
「コールセンターは人間にできる仕事じゃない」

のような感想を持つかどうかは、雇われた会社(つまり派遣会社)がいいかどうかというのもさることながら、どこの会社の仕事を請け負っているか、が大きくものをいいます。
また、同じ会社(クライアント、といいます)の中でも部署がいろいろあって、大変な部署(クレーム処理とか)とそうでもないところがあるようです。確かにクレーム処理は誰にとっても嫌な仕事ですが、内心
「別にオレの責任でこうなったんじゃないし」
「言いたいだけ言わしとけ」
と思いつつアカンベーでもなんでもしながら言葉だけは
「申し訳ございません」
を連呼できるような性格のひとであれば勤まると思います。

コールセンターをやってて困ったことの一つに声帯に異常をきたしたことです。やはり客相手にしゃべるとなると無意識に普段より高い声で話しているわけで、それを1日11時間とかやっていると自然と声帯が「伸びて(本当に伸びているかは不明ですが、そういう違和感があった)」しまうんですね。これは職業病だなと思いました。

コールセンターをやってるメリットとしては、基本的にシフト制なのでいつでも休みが自由に取れること、オフィスワークなので体力的には楽なこと、そしてでっつさんのおっしゃるような社会的背景があるため、どんな不況のときでもある程度の求人は恒常的にあること、などでしょうか・・・。いくつかコールセンターを転々としていればそれほどクレームが舞い込まないようなクライアントにもめぐり合えるでしょう。実際、クレームが次々舞い込むような会社は定着率が悪く、次々人が入れ替わっていくという状況にあるようです。

コメント

昔の「満州開拓団」みたいですね。
今も昔も大陸には夢希望などありません。
日本人が日本人を騙しちゃイカンよ。

  • 2006/08/07(月) 09:56:44 |
  • URL |
  • あああ #-
  • [ 編集]

開発区のコールセンター(アウトバウンド)

***大連歩合級制度 【歩合給①】 月次ポイントインセンティブ 入社 1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目 4ヶ月目以降
歩合基準 15回線 25回線 35回線 60回線
歩合給 300元 500元 1000元 2000元
上記プラス基準以上の回線数×6元支給
【歩合給②】 月次ランキングインセンティブ 月次契約数1位・・・・・・・・・10000元 月次契約数2位・・・・・・・・・8000元 月次契約数3位・・・・・・・・・5000元 月次契約数4位・・・・・・・・・3000元 月次契約数5位・・・・・・・・・1000元

歩合給例 基本給3000元、入社1ヶ月目従業員 100回線契約し月次3位だった場合 歩合給 8810元 =300元(15回線分の基本歩合給)+510元(100回線-15回線分)+5000元(月次3位分)+3000元(基本給) 歩合給例 基本給4000元 入社4ヶ月目従業員 200回線契約し月次1位だった場合 歩合給 16840元 =2000元(60回線分の基本歩合給)+840元(200回線-60回線分)+10000元(月次1位分)+4000元(基本給) 【歩合給③】 半期インセンティブ 半年間トータル1位・・・東京旅行(最高級ホテルスイートルーム宿泊)+30000元 半年間トータル2位・・・20000元 半年間トータル3位・・・10000元 半年間トータル4位・・・5000元 半年間トータル5位・・・2000元

  • 2006/08/07(月) 10:32:06 |
  • URL |
  • 青云 #ZDHr0Fa2
  • [ 編集]

コールセンターからの

ステップアップって本当にあるんですかね?

特に中国語学習歴ゼロの場合、「中国語学習もできる」みたいなことが謳われてはいるんだけど、実際には「大連外国学院」みたいな正規の教育機関じゃなくて、いわゆる街の「駅前留学」式の私立語学教室みたいなところでの授業を受けるようなので、1年ぐらいで果たしてどの程度のレベルまで学習できるかはかなり疑問ですね。

俺の経験で言えば、日本の大学で中国語を専攻した学生でもないと、ゼロから始めた場合、たとえ正規の学校(大学の漢語進修クラスなど)で学習しても、2年かそこらで「ビジネスレベル」なんて、かなり「夢のまた夢」に近いと思いますね。
だいたい、学校で中国語を教えてる先生たちのほとんどは文学部の出身でビジネス現場の経験のある人間はほとんどいないし、教科書自体がそういう内容のものはほとんど使いませんから(入門レベルでは文法の解説などが主ですから、当然なのですが)、よく言われる「ビジネスレベル」というのに到達するためには、学校の勉強だけでは全く無理で、2~3年の学校での勉強を卒業した後、現場で少なくとも3年ぐらい修行しないと、とてもそのレベルに達しないと思いますよ。
俺が言ってるのは、「同時通訳」とか「技術翻訳」とか言うようなハイレベルの話ではなく、商談の通訳とか、工場での現場指導とか、その程度のレベルの話でも、ということです。

だから、若い人たちがコールセンターの「甘い勧誘」に引っ掛かって、「1年やったけど、結局、何にもならなかった」というようなことにならないようにして欲しいと思いますね。
雇う側は1年ぐらいのコールセンター経験と「中国語学習」で到達するレベルがどの程度のものかはよく知っていますから、初めから長期雇用するつもりなんか更々無くて、「使い捨て」を目的にしているのがほとんどだと思います。

>「あああ」さん
近頃は海外では日本人が一番アブナイのですよ。
それが良く判ってれば、大陸には「夢も希望も」いっぱいあります(笑)。

渾身の力作

ここに完成、ですね。^^
でっつさんの知人の方がおっしゃる「コールセンターは人間にできる仕事じゃない」のような感想を持つかどうかは、雇われた会社(つまり派遣会社)がいいかどうかというのもさることながら、どこの会社の仕事を請け負っているか、が大きくものをいいます。
また、同じ会社(クライアント、といいます)の中でも部署がいろいろあって、大変な部署(クレーム処理とか)とそうでもないところがあるようです。確かにクレーム処理は誰にとっても嫌な仕事ですが、内心「別にオレの責任でこうなったんじゃないし」「言いたいだけ言わしとけ」と思いつつアカンベーでもなんでもしながら言葉だけは「申し訳ございません」を連呼できるような性格のひとであれば勤まると思います。
コールセンターをやってて困ったことの一つに声帯に異常をきたしたことです。やはり客相手にしゃべるとなると無意識に普段より高い声で話しているわけで、それを1日11時間とかやっていると自然と声帯が「伸びて(本当に伸びているかは不明ですが、そういう違和感があった)」しまうんですね。これは職業病だなと思いました。
コールセンターをやってるメリットとしては、基本的にシフト制なのでいつでも休みが自由に取れること、オフィスワークなので体力的には楽なこと、そしてでっつさんのおっしゃるような社会的背景があるため、どんな不況のときでもある程度の求人は恒常的にあること、などでしょうか・・・。いくつかコールセンターを転々としていればそれほどクレームが舞い込まないようなクライアントにもめぐり合えるでしょう。実際、クレームが次々舞い込むような会社は定着率が悪く、次々人が入れ替わっていくという状況にあるようです。

  • 2006/08/07(月) 12:45:57 |
  • URL |
  • BEO #-
  • [ 編集]

シリーズ完結!

長編シリーズお疲れ様です!
いつ読んでも「読ませる文章」で、今回も興味深く拝見しました。
わたしも日本、大連とコールセンターで働きました。
やはり電話にしてもメールにしても、接客業であることには変わりがないので、接客業及びサービス業に向いているかどうか、良く考えてからのほうがいいでしょうね。
日本のお客様は礼儀正しいので、「こんなに簡単に御礼を言われる仕事もそうはない」と私自身は思っておりました。喜ばれると嬉しいのは、どんなサービス業でも同じですから。
あ、それと督促や催促は日本以外では出来ないんです。(法律で定められてるので)

  • 2006/08/07(月) 20:28:43 |
  • URL |
  • akanas #6SCEPhGY
  • [ 編集]

コメントありがとうございます

いつもながらですが、皆さん、コメントありがとうございます。
特に今日は、私の考えの及ばないところに、丁寧なコメントを頂き、記事に深みが出たと感謝しています。

>あああさん
騙している訳ではないのでしょうが、受ける側がいいとこだけを取ってしまうのでしょうね。人間誰しも都合の悪いところは聞こえないものです。

>青云さん
こんな具体的な数字を書いていいんですか?
トップセールスになるとすごんですね。東京旅行(最高級ホテルスイートルーム宿泊)ですか。底辺をうろうろしている人ばかりじゃなくて、そういう人もいるってことですね。

>遼寧省営口市在住さん
完全にオレの不足点を補ってくれているので、本分に転記させて頂きました。

>BEOさん
コールセンターの経験談を分り易く解説してくれたので、本文に転記させて頂きました。

>akanasさん
大事な点のご注意ありがとうございます。
読者に誤解を与えないように、本文中に注意書きを添えました。
ところで、akanasさんの「思い煩うことなく愉しく生きよ」ですが、相変わらずseesaa.netが開けないのでコメントをかけませんが、RSSリーダーで概要は読めますので、「ぐーるぐる」「反省」「旧暦7月7日」も全部見ています。
7月29日の「可哀相なのかな?」は当ブログの反応のようにも受け取れました。模しそうだとしたら、私は可哀相だとは思っていません。今日の記事にも書きましたが、日本でうだうだしている連中よりも百万倍好きです。頑張っていることは、それ自体が魅力です。

  • 2006/08/07(月) 22:42:00 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

インターンシップ

今回の文章を何度か読み直し、少し思うところがあるので書いてみる。(ちょっと真面目に)
このコールセンター云々に、やや、違和感を覚えた。今回のテーマには、大きくインターンシップとは、または、インターンシップに於けるコールセンター業務は、まっとうな商売か?が正しい認識ではないかと思える。
でっつさんの中にまず、「コールセンターは人間にできる仕事じゃない」という考えがあり、それをもとに組み立てられた意見に感じる。
私は、BEOさんやakanasさんのように、コールセンター勤務経験はないので、正直、ネットや人づての話ししか知らないので、本当に最低最悪な仕事なのかは判断できない。
しかし、大連でかなりの数の人が実際この職業につき、それぞれの思いでこの業務に励んでいる実態があるのは事実である。
5番目の棲み分けは、やはり、インターンシップが適切だったのではないかと思えてならない。
日本在住者が、たいして考えもせず、異国に、でっつさんが言うよう「人さらい」に、自分からすすんで掴まっていく仕組みがこのインターンシップ制度なのではないかと思う。
遼寧省営口市在住さんの意見、「コールセンターからのステップアップって本当にあるんですかね?」も日本からインターンシップ制度で来たコールセンター勤めの人で、「大連でステップアップした人は本当にいるんですかね?」が正しい解釈に思えてしかたがない。(遼寧省営口市在住さん、勝手な意見ですみません)
でっつさんの主題が、騙されて、または何も考えないで**たーぴーすや**ぶどあ等の口車に乗らずに、自身の責任で、この地、大連に来いよ。であれば、コールセンター従事者に、あまりにも失礼じゃないのかと思い、この区分けに違和感を感じたので、書いてみた。
**たーぴーすや**ぶどあは、利潤を追求する企業として、まっとうな、ある意味頭のいいシステムをインターンシップという言葉を利用し、構築していると思える。そして、食い物にされ、しゃぶられるのは、やはり、そうされるだけの理由がある、考えるのが嫌いな人々なのはしかたがない現実だろう。

でっつさんの、仏の心が通じる様、

「中国で活躍」の夢をひらくインターンシップ
躍動する中国で活躍してみたい。
しかし、中国語の習得や、中国での就業チャンスをどうつかむか、大きな壁があります。
こんな悩みを解決するのが、「インターンシップ制度」です。
「インターンシップ制度」とは、***社が、あなたと中国受入企業との架け橋となり、あなたのご希望に沿った就業機会をご提供する「就業体験研修制度」です。
この制度を通じて、語学力を磨き、中国の社会や文化をよく知り、多くの人脈を築くことによって、将来、「中国での本格就業」という夢に挑戦して下さい。
また、中国とのビジネスを志す方には、中国のビジネス感覚を磨く絶好の機会となります。
さあ、あなたも、中国への扉をひらいてみましょう。

このようなたわけた文章を読んで、「いや、ちょっと、まてよ」と自分の頭で考える人が、一人でも増えれば、今回のテーマは成功だったと考える。

  • 2006/08/07(月) 23:17:19 |
  • URL |
  • 青云 #NtAfpdTw
  • [ 編集]

うーん、ステップアップというか、コールセンターを踏み台に某日系会社の総経理になった人知ってます。
もう一つは私が知り合った社長さんが、私にコールセンター勤務の経験もないのに、「うちの商品を扱う工場の近くに、その顧客のアフターケアをするコールセンターを開くから、そこのリーダーになってくれ。給料は1万元出す」って言われたことがあります。自信なくて、断りましたけど。
外に出るきっかけは何だっていいんじゃないでしょうか。安易に来たって、借金して帰るわけじゃないし、逆にいい出会いがあって、そこから何かが始まるかも。

日本語教師はコールセンターの人よりさらに待遇悪いんですが、貧乏覚悟で来てるところがまたちょっと別ジャンルでしょうか。「人はパンのみで生きられない」どころか、「夢を食べて生きる職業」ですし。職業斡旋のルートには乗りませんしね。楽しいと言えばこれほど楽しい仕事はないな、って思ってます。

  • 2006/08/08(火) 00:21:47 |
  • URL |
  • zhongdao #-
  • [ 編集]

コルセンと言っても・・・

私は某米系コルセンで働いていましたが、給料は月1.5万元ほど貰っていました。
最高で2万元貰っている年下の女の子もいましたし・・・。
ライブ○アが派手に日本で募集するようになってから極端に相場が安くなったんです。
入ってくる人間の質も、相場と共に悪くなって行きました。
「給料に人間の質は一致する」って言うのが当時の偽り無い実感でした。(当然ですけど・・・)

それにしても8時間労働の3交代をやらせて、おまけの中国語教室しか無いのに「インターンシップ」と名乗るのは詐欺でしょう。無知に付け込まれて騙される方が悪いと思っても、さすがに昼にそれらしき人たちが食堂で疲れている姿を見ると、その境遇には同情しましたよ。まだ続けているみたいですが、経営陣の気がしれません。

  • 2006/08/09(水) 14:04:30 |
  • URL |
  • 元大連コルセン勤務 #-
  • [ 編集]

応募する側にも理性を求めたい。

>青云さん
(ちょっと真面目に)対話を求められると腰が引けてしまうでっつです。

>コールセンター従事者に、あまりにも失礼じゃないのかと思い、
>この区分けに違和感を感じたので、書いてみた。

わたしが言いたかったことは、青云さんのお考え通りです。
コールセンターが悪いのじゃなく、安易なインターンシップ制度が議論の対象になるべきだと言うことですね。
コールセンターの業務そのものを第5分類にしたつもりではありません。コールセンター業務が引き起こしているインターンシップなる制度に疑問を呈しているのです。
コールセンターが出来たことにより
(正確に言えば、コールセンターが求めるインターンシップ制度に応募した日本人が沢山大連に来たことにより)
大連の日本人賃金が下がったと言う噂は良く聞きます。

コールセンター以外に、このようなインターンシップが成立するでしょうか?

コールセンターにも、特殊な能力を必要とする業務もあることでしょう。そういう業務に携わる人は、インターンシップではなく、正社員募集やヘッドハンターなどで採用するのではありませんかね。少なくとも、インターンシップよりは、高級で優遇しないと、優秀な人は集まりません。
だけど、インターンシップで求めているコールセンター業務の特徴は、日本人のように日本語が話せれば、それ以外に特別な能力が必要ないことでしょう。設計技術とか、機械操作技能、調理技術、優れた接客能力、多人数の管理能力などなど長時間の経験を要する能力を求めない。なおかつ、相当数の人数が必要。
となると、今の頭ではコールセンターしか思いつきません。

きっかけはどうあれ、この経験を、自分の人生にプラスになるように捕らえてくれれば良いのですが、「騙された」と憤慨する人も少なくないようなので、このような記事にしてみました。これから応募しようとする人がいたら、ちょっと考えてもらいたいと。
応募する側にも、自分で考える責任があると思います。

>zhongdaoさん
日本語教師にも二通りあると思います。
日本語教師をやるために大連に来た人と、大連に来たから日本語教師をやっている人です。
前者は、生活は苦しいかも知れませんが、それこそ夢を食べて心は満足でしょう。お金は貯まらないかも知れないけど、そういう人生は素晴らしいと思います。教え子達が、それこそ日中の架け橋に育ってくれれば、教師としてのかけがえのない楽しみでしょう。

>元大連コルセン勤務さん、はじめまして
1.5万元、2万元貰っていれば、文句はないでしょうね。
要求される能力を下げたとしか考えられません。
事前説明を良く聞けば、賃金が馬鹿みたいに安いことも、仕事が厳しいことも分るはずです。
また、仕事をしながら夜学で勉強をすることがどんなに大変であるかは大連に行かなくてもちょっと考えれば分ることです。(3交代シフトなら夜学とは限りませんが)
にもかかわらず、甘い夢だけを追って、結果的に「騙された」と言うのは、応募する側にも相当問題があると思います。

  • 2006/08/11(金) 17:07:42 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

自己責任で

正に"インターンシップ"で大連に滞在している者です。
もちろんコールセンターの業務も一年以上やりました(現在は別業務です)。
>甘い夢だけを追って、結果的に「騙された」と言うのは、応募する側にも相当問題があると思います。
と仰っているのに激しく同意です。
自分の何に会社がどれだけお金を払ってくれるのかを考えていない人が多いと思います(中国への渡航費用会社もち、要求はネィティブな日本語だけって楽な仕事の訳ないですよね)。
実際待遇に文句の多い人は仕事の出来も総じて悪かった気がします(あくまで弊社内を見た感想で一般論ではありません)。
私が選んだ会社は社員が正直な人が多く、制度が未整備なことがありありと分かりましたがその方が面白いと参加しました。
幸い弊社の授業水準は高く大連大学、遼寧師範大学で留学生に中国語を教えている先生方に教えていただき0から始めて一年に満たない期間でHSK6級(中国の大学に語学試験なしで入れるレベル)を取らせていただきましたし現在一年半で8級まで取れました。
私は満足しています(もちろんまだビジネスレベルではありませんが)。
要するに自分の何を売って何を手に入れられるかだと思います。
確かに過大な期待を抱かせるHPもありますがそれを見極められない人はどんなところに行っても文句を言っている気がしますがいかがでしょうか?

  • 2006/09/17(日) 23:52:14 |
  • URL |
  • tac #-
  • [ 編集]

生の声

>tacさん
経験者の生の声を書いていただきありがとうございます。
偉そうにこんなことを書いていますが、私自身が現場に接している訳ではありません。ごく少数の知人からの声と、大連の社会現象から判断して書いたものですから、経験者がどうのように感じるのか強い関心がありました。
ご意見を拝見すると大きな誤りはなかったようで安心しました。
前向きに物事を捉えることが出来る人は、どんな環境でも文句(愚痴)を言わずに自分の身になる行動を取れるものです。
tacさんが仰るとおり、文句言いはどこに行っても文句言いですね。

  • 2006/09/19(火) 07:20:36 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

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インターンシップが紹介された

大連雑学事典-大連の日本人(コールセンター)愛読ブログの一つ「大連雑学事典」でうちのインターンシップが紹介された。記事も興味深く読み応えがあるが寄せられたコメントも面白い。結構このプログラムも賛否両論があって、ネガティブ方向にもポジティブ方...

  • 2006/08/07(月) 20:47:09 |
  • 大連-奥の裏道
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