大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【花】

勘違い中国語シリーズ003【花】

日本語で「花明り」といえば、桜が満開の時に桜の花びらに反射するほのかな明かりだし、
「花筏」は散った花びら水面を流れるさまを表しているし、
「花垣」「花霞」「花衣」など、花を使った言葉にはロマンチックなものが多い。もちろんここでの「花」は桜とは限らないが、フラワーの意味で使われている。

中国語でも「花」はフラワーの意味があり、それから派生した、煌びや、華やか、ギラギラ、色とりどりなどいろいろな意味があるが、なんと「花」を動詞として使うことに驚かされる。

「花」を動詞として使うなら「ヒラヒラする」とか「艶やかである」とか、「飾る」とかのイメージじゃないかな?

「今日は、あなたに花銭させちゃいましたね」
って、どういう意味だろう?
「花銭」ってお祝い金じゃないよ 。

「花銭」とか「花時間」って、なんか良いイメージだよね、ところが全然違う。

中国語で「花」を動詞に使うと「消費する」と言う意味になる。
だから「花銭」「お金を使う」と言う意味だし、
「花時間」は時間を費やすことになる。
決して、古典的な使い方ではなく、日常的に使っている動詞だ。

ご馳走になった後で
「今日はあなたに、花銭させちゃったね」
(お金を使わせちゃったね)と言う具合だ。

「花心血」ではなんと「心血を注ぐ」という強烈な意味になる。

この他に、花にまつわる単語として、
「老眼鏡」のことを「花鏡」と言い、もはやオレにとっては手放せないものになっている。「花」には、目がかすむと言う意味があるので、そこから来ているのだろう。

「花心」は、「浮気心」。

「花子」は、なんとなんと「乞食」のことだ。全国の花子さん気にしないでね、所詮外国のことだから。

ところが、驚いたことに、日本の「漢和辞典」を調べてみたら、「消費する」「目がかすむ」の意味や「花子」が乞食を意味することが載っていたのだ。【大修館 新漢和辞典 三訂版】  【三省堂漢和辞典 第四版】
でも、こんなことを知っているのは、1億2千万の日本人の中に1万人もいないだろうから、「花子さん」安心してください。

「花花公子」はプレイボーイのことで、ウサギのマーク(バニーガール)で知られている「プレイボーイ」ブランドの商標にも使われている。

月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

コメント

かわいそうに

全国の花子さん、知らなかったとはいえ。
中国に行くと、そのように思われるんですね。
そういえば、「石田」という名字がありますけど、中国語だと、「役立たず。」という意味になるとか。

フミコさんも・・・

字は違いますが、「文子さん」も中国では「蚊子」と同じ発音なのでかわいそうです。

ところで・・・
>Toshi@タイさん
バンコクでのクーデターで日常生活に支障はないのでしょうか?

ちなみに・・・
皆さん、タイで女性に向かって「きれい」と言うのはやめましょう。タイ語で「キレイ」というのは「ブス!」という意味だからです。

  • 2006/09/30(土) 12:56:28 |
  • URL |
  • BEO #-
  • [ 編集]

他にもありました

花甲(還暦、満60歳)
花絮(こぼれ話、雑門、ゴシップ記事)
花招(あの手この手、からくり、ペテン)
花_滑冰(フィギュアースケート)       _:木へんに羊
花_游泳(シンクロナイズドスイミング)   _:木へんに羊

  • 2006/09/30(土) 13:20:57 |
  • URL |
  • hexue #0gXy5ln6
  • [ 編集]

「花子さん」は

幸いなことに、現代ではあまり使われなくなった名前ですね。
「トイレの花子さん」「学校の花子さん」を連想するので、親御さんもあまり我が子につけようとは思わないでしょう。

それより、「石田さん」ですよ。「役立たず」って・・・辞書で調べましたが載っていなかったです。スラングですか?
ポピュラーな姓ですし、うちの会社にも「石田君」いますので。

実習生たちによく聞かれるのが
我孫子という町があるって本当ですか?ということです。
バッカヤロ~みたいな、罵倒言葉らしいのですが。(千葉県我孫子市の方すみません)中国人たちには大変ウケます。

なまじ漢字の国同士で、かといって全く同じ意味でないところが、やっかいというか、面白いというか。

  • 2006/09/30(土) 19:29:46 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
  • [ 編集]

役立たず。

BEOさん、ご心配ありがとうございます。
タイでは問題なく、普通の生活をしております。
カンカンさん、私も辞書で見たことがないのですよ。
中国で聞いただけで。スラングなのでしょうか。
でも、「石田」、石のある田んぼ。
確かに役に立たないなー、と納得しているのですが。

花という中国語には、「費やす」という意味以外に、 「だます、言葉たくみ に言うことを聞かせる」という意味があり、花花公子= プレイボーイ ですね。
スラングで、花様=実力のある男、お金や地位のある男 とかも使うそうです。
又聞きなので、真偽は分かりません。


  • 2006/10/02(月) 01:09:35 |
  • URL |
  • 青云 #-
  • [ 編集]

「花」いろいろ

>Toshi@タイさん
「石田」が、「役立たず」の意味だとは知りませんでした。

>BEOさん
乞食と蚊とどっちが良いか? 究極の選択と言うのが流行りましたね。
「うんこ味のカレー」と「カレー味のうんこ」とどっちを食べる?っ手やつです。

>hexueさん
「花」には、いろいろな意味がありますね。
ところで、「木へんに羊」は、「様」の簡体字です。

>カンカンさん
「我孫子」のことは知りませんでした。
「なまじ漢字の国同士で、かといって全く同じ意味でないところが、やっかいというか、面白いというか。」
激しく同意です。そんな例を紹介したくて、このシリーズ「勘違い中国語」を書き始めました。ただ、浅学菲才の身を棚に上げて、思いつきで書いていますので、皆様の訂正や追記を頼りにしているところです。

>Toshi@タイさん
突然のクーデターには驚きましたが、国王の存在があればこその安定ですね。
確かに「石の田んぼ」は役に立たない。

>青云さん
「花」の意味は、良いことばかりではなく、「天然痘」とか「娼妓」とかむしろ変な意味が多いようです。手元の辞書に寄れば「被花了」で「流血した」ことになるそうです。

  • 2006/10/06(金) 11:05:20 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://huaihua.blog5.fc2.com/tb.php/468-a8159532
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。