大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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特権階級優遇リーグ

大連アマチュアテニス大会の記事で紹介したテニス大会が予定通り、23日に開催された。

種目は、男子シングルス、女子シングルス、ダブルス(男女の区別無し)の3種目、、、、、のはずだった。トーナメント方式なので1回負けたら即退場の厳しいルールだ。日本だったら、コンソレーション(敗者戦)があって、少なくとも2試合は参加できるように配慮するものなんだけどなぁ。

ところが、会場に行ってみたら、トーナメントとは別にリーグ戦のグループが作られていた。A組、B組、各々4チームが総当りリーグ戦を行い、A組、B組の1位同士が1,2位決定戦、2位同士が3,4位決定戦をすることになっている。4チームのリーグ戦だから、勝っても負けても3試合は出来る計算だ。一緒に行った仲間から
「なんだぁ? どうしてリーグ戦があるんだ?」
「俺もあっちが良いなぁ」
「3試合も出来ていいなぁ」
などと不満やら羨望やらの呟きが聞こえて来た。オレも同感だ。

実は、オレはリーグ戦の中に組み込まれていた。
オレの実力からすれば、もしトーナメントだったら第一試合か、第二試合で負けてとっとと帰る羽目になったはずだ。リーグ戦に入れてもらったおかげで、リーグ戦3試合と決勝トーナメント1試合の4試合をこなして大満足、身体はがたがたになった。だけど、今一つ府に落ちない点があった。どうしてオレがリーグ戦のメンバーなのだろうか?

リーグ戦に組み込まれた人たちの背景を考えてみた。
まず、オレだが:
日本人参加者40名の内、オレが所属するクラブから25名が参加しており、これをとりまとめがオレだ。選手集めに汲々としていた事務局にとってはとてもありがたい存在だったはずだ。
同様に別のクラブの代表者もリーグ戦のメンバーにいた。
色々な会社に依頼して、沢山の賞品を集めて提供してくれた人もリーグ戦のメンバーだ。
また、強力な後援団体として名前を使わせてくれた団体の人たちもいた。このテニス大会の格を上げるのに大いに役に立ったはずだ。

リーグ戦に入っている人は、こんな風に訳ありの人ばかりなのだ。
ここから先は、オレの勝手な想像だがおそらく9割方間違いないだろう。

つまり、この大会に尽力した人たちに対する優遇処置であると取らざるを得ない。一度でも負けたらお終いのトーナメントでは不満が残るだろう。「リーグ戦でゆっくり楽しんでください」と言わんばかりだ。
事前に配布した大会要綱に書かれていない「特権階級優遇リーグ」(えこひいきリーグ)を勝手に作り、しれっと運営しているのが中国的な恩返しなのだろう。
日本では絶対にありえない。
日本では、何らかの形で感謝の意思を表示する工夫はするが、テニス大会の本質である試合の運営に手を加えるなど全く考えられない。
たかがテニス大会の運営だが、同様な考え方は、会社の中でも、政府の行事にも蔓延していることだろう。
その結果、交通ルールを無視した政府幹部の優先通行なんかが行われるのだ。

コメント

自分の懐が痛まないエコヒイキは、それが、当たり前となってしまえば、正義というか、自己の内に神を見出すことは難しいでしょう。
怒られるから、しない。
誰も見ていないから、インチキする。
これは、表裏一体の感覚でしょう。

天知る、地知る、子知る、我知る、寧(な)んぞ知るもの無しといわんや、は中国漢の時代の言葉なんですけどね。

  • 2007/01/15(月) 23:51:31 |
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  • 青云 #-
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