大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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スピード違反で捕まった

会社の車で移動しているときに、突然警察官の指示で停止させられた。
警察官が寄って来て、運転手に降りろといっている。
運転手は、免許証を持って警察官のところへ行ったまま、しばらく戻って来なかった。

車に戻って来てから、
「どうしたんだ?」と、オレ。
「スピード違反です!」と、運転手。
「えっ! どこで? 何キロオーバー?」
「分かりません」
「分かりませんって、証拠があるんだろう」
「何にもありません」
「じゃぁ、言いがかりじゃないか!」
「そうかもしれないけど、中国では、警察官が違反だといったら違反なんです」
「そんなことがあるか」
「しょうがないんです、警察は強いから、、、、、」

運転手は、その後、指定された場所に行って、100元の罰金を払って来た。経緯はどうであれ、仮にも法律違反の罰金を会社の経費で処理するわけにも行かず、運転手に被せるのも可哀想なので、オレが100元を運転手にあげた。

この運転手は、中国人としては珍しいくらいに慎重な運転をする。右折左折のときは勿論だが、車線変更でも律儀にウィンカーを点滅するし、高速道路でも制限速度を厳守している。逆にオレなんかから見ると「もうちょっと飛ばせよ!」と言いたくなるくらいだ。実際には言わないけどね。総経理の指示によって飛ばしましたなんて言われたら大変だし。

で、あの時にも、周囲の流れにのって走っており、スピード違反といわれる様な速度は出していなかった。(と思う)

そもそも、スピード違反なら、何らかの証拠を提示して速度を確定するものだ。例えば、赤外線速度計とか、レーザードップラー速度計の記録とか。中国にもカメラ式の無人自動速度取締機が設置されているので、これで速度とナンバープレートを写されたら仕方がない。

もっと原始的な方法で、パトカーや白バイの追尾記録というのがある。

オレが18歳のときのことだ。友人のバイクを借りて田舎の国道を気持ち良く走っていると。
突然「ウゥー! ウーウゥー!」
「前方のバイク止まりなさい、直ちに停止しなさい」と。
「なんだろう、オレは関係ないけど、ひとまず止まっておこう」
「ウーウーゥーゥー」
前方にサングラスをかけた白バイが止まって
「はい、免許証を出して!」
「えっ、オレかよ!」
「免許証、持ってないの?」
「いぇ、ありますけど、オレが何か? した?」
スピード違反、56キロオーバー
「56キロって、オレそんなに出してないっすよ」
「これ見て! ほら96キロだろう」
なるほど、見ると、白バイに装備されている追跡追尾用のスピードメーターの針が96キロで固定されている。
どうやら、こういうことらしい。
18歳の馬鹿小僧が、借りたバイクで有頂天になって飛ばしているところを、隼のような白バイ野郎が追尾して時速96キロで仕留めた。この国道は、制限速度が40キロなので、56キロオーバーという立派な成績をあげた。
そもそもあのバイクはおんぼろで、時速80キロを越えるとバックミラーが振動して後方が全然見えなくなることが問題だったのだ(と責任転嫁)。
今なら、点数12点+略式裁判で罰金7万円くらいで済むのだが、当時は交通点数制度がなく、しかも未成年者だったために、親と一緒に家庭裁判所に呼ばれて大変だったんだから。

まぁ、ともかく、こんな原始的な装置であっても証拠を突きつけられれば仕方がないと思うが、何の証拠もなくスピード違反だという、中国の警察官はいかがなものか!

警察官が3人で手分けして次々とスピード違反者を量産しているようだったが、3人の警察官が各々調書作成で手がふさがっている間に通過した車両はラッキーというしかない。

いや、逆か!
理由もなく捕まった方が運が悪かったということだろう。

コメント

難しい問題です。

タイのバンコクの高速道路でも、よくスピードの取締りをしています。
スピードガンで測定しているだけなので、証拠となるような物は何もありません。
でも。
日本だと、ねずみ捕りに捕まったとき、もっともらしい紙を出してきますが、本当にその車の速度を測定した物かどうかというのは、わからないんですよね。
スピードガンで測定するときも、コサインエラーというエラーが出ますし。
白バイ、パトカーの追尾のときでも、本当に自分のバイクを追いかけたときに、追跡追尾用のスピードメーターが止められたのかどうかわかりませんし。
もっともらしいけれども、よく考えると証拠にならない証拠を出してくる日本の警察の方が、いやな感じがするのは私だけでしょうか。

最近は、供託金は無くなったのですか。大昔、たしか400元くらいを事前に公安に供託し、違反時には配布したカードで即納付となっていました。しかし、警官がカードリーダーを持ち歩いているのを見かけないので、実際は不明でした。あれは、その後どうなったんでしょう?

だから中国なんです。

真っ赤なBMWのナンバープレートが1119の友人は交通違反で捕まったことがありません。政府関係の車と思っているらしいです。でも、日本からその車を持ってきた関税が200万円でナンバープレートが300万円だとか・・・。

  • 2006/12/29(金) 00:08:27 |
  • URL |
  • manta #-
  • [ 編集]

>Toshi@タイさん
コサインエラーは知りませんが、追尾ストップメーターはいい加減ですよ。追跡のために加速しているときかも知れないし。
でも、あまりあてにならないとしてもなんか証拠がないと反論も出来ませんよ。

>nabeさん
供託金も違反カードも知りません。
運転手は、違反を記録した紙切れを持って、現金で罰金を払いました。

>mantaさん、はじめまして。
関税が200万円でナンバープレートが300万円って、車両本体よりも高くないですか? すごい人がいるもんですね。

  • 2006/12/29(金) 17:33:38 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

自分は悪名高き神奈川県警が地元でしたので、日本の警察も、反則金は警察官一人ひとりに、ノルマがあるもんだと思ってました。
自分が、オートバイ乗っていた頃が、ガンマを筆頭とするツースト全盛の頃でした。
今思えば、そんなことありえないだろうと思うのですが、当時、まことしやかに伝えられたのは、第三京浜で、ガンマが白バイナナハンをぶっちぎり、逃げ切ったというものでした。
いや、ありえん、ありえん。
大連は、明るいうちは婦人警官が交通整理にあたっていますが、日が暮れたら帰っちゃうんですね。
すべての交差点に、信号灯せよと思う私は、日本人でしょうか。

  • 2007/01/15(月) 23:54:07 |
  • URL |
  • 青云 #-
  • [ 編集]

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