大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【東西】

勘違い中国語シリーズ029【東西】

東西は(dong1xi1)と発音すると、方角を表す東西だが、(dong1xi)と「西」を軽声で発音すると、「物品」を意味する単語で、生活の中でごく普通に使われる。
会話の中で「物品」を指す時には「物品」よりも「東西」を使うことが多い。例えばショッピングは、「買東西」と言う具合に使うし、
「赤くて丸い品物って何だっけ?」は、
「赤くて丸い東西って何だっけ?」と言う。

「東西」が「物品」を表すようになった由来は、中国人に聞いても多くの人は知らないというが、オレの調べた範囲で二つの説ある。

説一
古くは、中国の商人は、東で塩を仕入れて西で売り、西で別の品物(例えばシルク)を仕入れて、東で売る。
商人が物品を買い付ける行動パターンを表した言葉で
「東辺找找、西辺找找」(東の方を探して、西の方を探して)
というのがある。ここから、「東西」が物品を表すようになったと言う説。

説二
中国古代の素朴な唯物論と弁証法思想を具えた哲学理論である五行学説では、世界は木、火、土、金、水、の五種の属性を具えた物質から構成されていると考えた。それ故に世界の万物、あるいは現象はすべて“五行”の属性を根拠に分類することができる。例えば一年は春、夏、長夏、秋、冬の“五季”に分けることができ、気侯変化は風、暑、湿、燥、寒の“五気”に分けられ、方位は東、南、中、西、北の“五方”に分けられる。これによると、
 「東」の方位を代表するのは「木」、
 「南」は「火」、
 「西」は「金」、
 「北」は「水」になる。ここでは関係ないけど「中央」は「土」。
昔の人は、竹かごで物品を運んでいた。そのときに、「東の木」と「西の金」は竹かごに入れられるけれども、「北の水」と「南の火」は、竹かごに入れることが出来ない。そこから、竹かごに入れることが出来る物品を指して、「東西」になったと言う説がある。

どちらの説が正しいのかは、分からないし、どちらも正しくないのかも知れない。

余談だが、商店の門は、物品の流通が良くなるように、東か西に向かっているのが良く、北や南を向いているのは縁起が良くないとされている。
月、木の定期更新とは別に、日本人が勘違いしやすい中国語を、不定期に紹介している。

コメント

これは、一番最初の読めるのに、意味がつうじん(分からん)言葉でした。
教科書を読んで、分からない言葉は辞書引きますよね、でもこの東西は、方角だと思い込んでいて、文意が意味不明でした。
懐かしい思い出です。いや、今でも、中国語はサッパリですが。

  • 2007/01/16(火) 00:01:45 |
  • URL |
  • 青云 #-
  • [ 編集]

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://huaihua.blog5.fc2.com/tb.php/526-3065ad5d
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。