大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

反日デモ

この事典では、政治的な発言や歴史論主張を趣旨とはしていないので、その手の発言は差し控えるが、この数日の反日デモはひどいし、レベルが低いので、ちょっとだけ言わせてもらおう。

歴史認識の違いや領土問題など、日中にはなお調整が必要な課題があることは知っているが、いかなる理由があろうとも、外交官の安全保障は、当事国の責任であろう。然るに、暴徒と化したデモ参加者が、領事館にペットボトルを投げ込み、投石でガラスを割り、インクを投げたりすることを、警備の警察官が止めようともしない映像を見ると、この国の無責任さを改めて痛感させられる。
こんなことで、2008年の北京オリンピックの警備は大丈夫なのか?国際的にも中国の信頼性を失墜させる事件だ。

デモを企画したリーダーたちは、彼らなりの考えがあってデモを計画をするのだ(その考え方に同意できるかどうかは別の話だが)。当初の計画では、100人、200人の小規模で、反日プラカードを持ってメインストリートを練り歩き、外国のメディアに紹介されれば良い、という程度の話だったのだ。だが、途中から参加した無思想のアホどもが興奮して投石を始め、興奮が興奮を呼びどんどん人が膨れ上がり、最初に言い出したリーダー達も制御不能になり、警察でさえも抑えられなくなった。

いや、警察が抑えられないはずがないだろう。この国の公安の力はそんなものじゃない。常套手段として、放水やらガス弾やらを使えば、デモ隊を分散させることは出来るはずだ。しかしそうなると、興奮した民衆の敵は、日本ではなく、警察そのものにすり替わってしまうので、手を出せないのだ。「警察は、民意を離れて、日本の味方をするのか!」と、

そもそも、後からデモ隊に参加した連中は思想的な背景など何も無く、ただウサ晴らしで暴れればよいので、相手が日本領事館でも、公安自体でも関係ないのだ。胡錦濤国家主席も第二の天安門事件に発展することを警戒していると言う。

悪質なことに、『反日運動のあおりを食って、日本に留学している中国人留学生が2人殺された』とのデマが、ネットに流されているという。反日デモのニュースは、中国国内では報道されていないので、インターネットが彼らの唯一の情報源なのだが、そのネット上にウソを書かれたのでは、たまったものではない。

歴史問題も教科書問題も関係なく、『愛国反日に参加しない奴は非国民』みたいな雰囲気が作られると、更にひどいことになるだろう。ちょうど、戦時中に日本の子供たちが分けも分らず『打倒!鬼畜米英』と叫んでいたように。

今のところ大連では、具体的な動きは無いが、不穏な噂は流れている。以下の噂の真偽は定かではないが、安穏として入られない。
噂1:数件の反日デモの申請が出されたが、市政府と公安が審査して書類不備で却下した。
噂2:日本製品不買運動の携帯メールが飛び交っている。



毎日1回、中国ランキングと、ブログランキングをクリックしてください。人気投票したことになり、順位が上がります。謝謝!
キーワード:愛国無罪、暴動

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://huaihua.blog5.fc2.com/tb.php/57-0c95763d
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。