大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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読めないサインが中国流

以前に、花文字書きを紹介したが、今日は「署名デザインをつくります」の商売だ。
「花文字書き」と同じように、道端にサンプルを並べて、重石で留めている。
sign050402s.jpg
(写真をクリックすると大きくなります)
中国では、いろいろな書類に印鑑ではなくて署名することが多い。アパートの賃貸契約とか労働契約とか、日本なら、個人の契約でも判子を押さなければならないが、中国では殆どの場合は署名で済ませる。中国って印鑑の国かと思っていたが、意外にも日本よりも欧米に似ている。ただし、法人の公式書類には、必ず登録した印鑑が必要になる。

個人の署名だが、生真面目に楷書体で書く人は極めて少なく、みんな個性的な読めない署名を書くのだ。だから、こんな商売が成り立つ訳だな。

1回5元ということなので、オレの名前でデザインしてもらった。恐らく読めないと思うが、万一素性がバレるとヤバイので、写真は見せないことにしよう。

依頼するに当たって、与えられたメモ帳にオレの名前を書いたところ、おっさんが名刺サイズの紙を取り出すと、いきなりサラサラっと何かを書き出した。だけど全く読めない。仮名だが例えばこんな具合だった。
kinosi.jpg

「おい、英語じゃなくて漢字で書いてくれよ」
「まぁまぁ慌てなさんな、慌てる乞食は貰いが少ない」
と言ったかどうか分らないが、書いた紙をひっくり返して裏側から見せられた。するとどうだ、オレの名前が漢字で書いてあるじゃないか、つまり、裏文字、別名、鏡文字を書いたのだった。これには、正直びっくりした。恐らくあの様子だと、どんな漢字でも鏡文字を書くことが出来るのだろう。
試しに上の文字を鏡に映してみてごらん。

鏡文字は、いわゆる「つかみ」で、まじめに3書体ほど書いてくれたが、ずばりこれで決まりというほど気に入ったものはなかった。
だけど5元ならまぁ満足だ。

野良仕事の賃金が時給1~2元工場労務者の工賃が時給3~4元なので、ものの5分で5元獲得とは、時間単価はすごく高いことになる。でも、いつも仕事がある訳じゃないから、楽じゃないと思うよ。
キーワード:サイン、設計、デザイン

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