大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

簡体字解体新書3(偏旁を残す)

前回に引き続いて、文字の一部を残した簡略化だ。

偏だけを残した文字をいくつか紹介しよう。
shaqinli.jpg
見ての通り「殺」「親」「離」だが、容易に想像できる。
 :
 :
 :
zajinlei.jpg
「競」の字は、偏を残したのか、旁を残したのか良く分からない。
 :
 :
 :
逆に旁だけを残した文字もある。
luwufu.jpg
形成文字においては、旁には音を作る役割がある。「録」は簡略化されたが、「緑」と「禄」はもとの字のまま使われている。
「復」と「複」はこの簡体字に統一されたが「腹」は元のまま残っている。
 :
 :
 :
字形の一部を残したように見えるが、もともとあった簡単な字に置き換えた文字もある。
shengyun.jpg
「昇」は御馴染みだから分かると思うが、「陞」の字は見たことがないだろう。これはリットルを表す字で、日本は「一升瓶」の升の元の字だ。日本では「昇」と「升」を別の字としているが、中国では「升」一文字に統一してしまった。
「云」はもともとあった「云」と言う字(「云々」と言う言葉に使われる、「話す」と言う意味)に、「雲」を便乗させた置き換え字なのだ。
 :
 :
 :
更に、繁体字を少し簡略化してから、更に字形の一部を残して省略した文字もある。左が繁体字、右が最終的な簡体字である。
changuan.jpg
「産」の繁体字は、なべぶたの下がバッテンになっている。
「関」の繁体字は見たこともないが、簡体字は、日本人には分かりやすい。
 :
 :
 :
xianke.jpg
顕微鏡の「顕」の文字も一度簡略化の段階を経て最終的に偏だけを残した。
「殻」の字も良く見ると、繁体字は横棒が一本多い。この字は、日本の「売」と良く似ているが、一部がつながっているところが違う。

コメント

すばらしい!

すごい!よくこんなこと気付きましたね。
目からうろこです!
あと、jpgファイルの作り方もすごく上手くできてると思いました。

  • 2009/04/20(月) 12:51:59 |
  • URL |
  • iwataro #mQop/nM.
  • [ 編集]

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://huaihua.blog5.fc2.com/tb.php/657-785211d4
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。