大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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【晏子責ジュウチュウ】 

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晏子がジュウチュウを責める。

斉景公は、とても鳥が好きで、いつも色々な鳥を捕まえた者に、奨金を与えており、ジュウチュウと言う名の一人の男を、捕まえた鳥の管理人に任命した。

ある日、ジュウチュウは不注意で、管理していた鳥に逃げられてしまった。斉景公はかんかんに怒ってジュウチュウを処刑する準備をさせた。
晏子はこの事件を知って、急いで斉景公に面会して、斉景公に言った。
「ジュウチュウは罪を犯しました。
私が奴の罪状を列挙しますから、それを聞いてから、王は、ジュウチュウを処刑する判断をして下さいませ」

斉景公は晏子の言うことに同意した。
そして、晏子は、ジュウチュウを連れて来させて、斉景公の面前でジュウチュウの罪状を述べ始めた。

「大王は、お前を鳥の専門管理人に任命したが、不注意で鳥に逃げられてしまった、これが第一の罪状である。
お前が鳥を逃がしたために、大王は人を殺さなければならず、大王は殺人者の汚名をきせられる、これが第二の罪状である。
もし諸国の王がこれを聞いたら、我らが大王は人命よりも鳥を大事にすると思い、これにより大王の威信を失ってしまう、これが第三の罪状である。」

晏子は、一気にジュウチュウの三つの大罪を挙げた後に、王にジュウチュウの処置を求めた。

晏子が、ジュウチュウの罪状を読み上げているときに、既に斉景公は我に返って、手を振りながら
「殺すな、殺すな、ワシが怒ったのは間違いだった。臣下の指摘のおかげで分かった」
このように、斉景公はジュウチュウを殺さなかっただけではなく、更に遺憾の意を表示した。
同時に、晏子に対して感謝の意を示した。

智謀にたけている人が正面から批判してもうまく行かない状況の下、往々にして側面から迂回する方法を取ることで成功することがある。

南京市で鳥インフルエンザの死亡者が出たことで、また騒がしくなってきたが、鳥インフルエンザについて自分なりに解説した記事があるのでご覧ください。鳥流感

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