大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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映画をポケットに入れて出かけよう

音楽をカバンに入れて持ち運ぶようになったのは、ソニーがウォークマンを発売してからだ。その後MDの時代を経て、現在ではmp3圧縮フォーマットのおかげで、シリコンミュージックなどと呼ばれ、本体は100円ライターほどに小さくなり、音楽がワイシャツのポケットに入るようになった。

mp3の発展形で、動画も扱えるようになったのがMP4と呼ばれる規格だが、フォーマットがいろいろ入り乱れて難しいし、ミニ動画そのものをMP4と呼んだりするので、実際のところ訳が分からない。
日本では、iPod以外にあまり見かけないのだが、中国にはMP4プレイヤーがたくさん販売されている。 日本で宣伝をしていないのは、おそらく著作権を意識してのことだろう。

オレが買ったのはこれだ。
0701218oppomian.jpg
製品名:OPPO MP4 PLAYER、 MODEL:V5I
メモリー:4GB
表示パネル:3インチTFT液晶〔1600万色〕320×240ドット
対応フォーマット:MP3,WMA,AVI,XVID,JPG
音声出力:12+12mW(32Ω) S/N比90dB
电  源:充電式リチウムイオン電池内臓
接続方式:高速USB2.0
重量:76グラム
寸法:87×54×11mm(クレジットカード・サイズ)
購入価格は、およそ800元
FMチューナーが付いているのでFMラジオになるし、長時間録音器としても使える。カレンダー、時計機能もある。勿論、普通のmp3プレイヤとして音楽を聴くことも出来る。
中身を全部消してしまえば、4GBのメモリーカードとしても使える。
こうして、機能を並べてみるとすごいね。

ワイシャツのポケットにも入る、ジャスト・クレジットカードサイズで、スイッチ類が側面についているので、ボディ全体を画面として大きく使えるのがウリだ。こいつにDVD映画を丸ごとコピーして持ち歩き、電車の中や喫茶店の待ち合わせのときに映画を見ようという魂胆だ。

AVIフォーマットに対応しているのなら問題ないだろうと、ろくに説明も聞かないで買ってきた。
早速パソコンにつないでみると、USB接続だから外部ディスクとして簡単に認識された。
DVD映画をフリーソフトでAVIフォーマットに圧縮してこいつに移した。
期待して見ていると「FORMAT ERROR」だって。
mp3の音楽は問題なく再生できたのだが、動画はダメだ!

さぁ、困った。
仕方がないから販売店に行って聞いてみると、専用の転換ソフトがあるというのだ。
なぁんだ、早くそれを言ってよ!と言うより、聞きもしなかったのだが。
と言うわけで、専用ソフトをもらって持ち帰り、パソコンにインストールして作業を始めようと思ったら、字が読めない
いやいや、中国語が読めないわけじゃないんだ。 丸5年も中国で暮らしているのだから中国語の漢字だったら、辞書を引きながらでも何とかなるものだ。 じゃぁどんな状態かと言うと
071218bakemoji.jpg
こんな有様なのだ。
日本語WINDOWSシステムで展開すると、フォントが化けて記号になってしまう。色々手を尽くしたがどうにもならない。日本語バーションは勿論、英語バージョンもないという。

中国語のWINDOWSシステムで開くとこんな具合になるはずなのだ。
071218oppo.jpg
これなら大体の見当はつく。

またまた販売店に行って、販売店の画面上の状態をメモして、文字は読めなくても位置関係でボタンの意味を覚えて帰ってきた。(後で分かったことだが、こんなに苦労しなくても、この専用ソフトは、メーカーのサイトからダウンロードでき、PDFフォーマットの説明書で、ボタンの位置は明らかにされていたのだった)

どうにかこうにか出来たファイルをこいつに読み込ませたら、ちゃんと画像と音声が出た。
やった、やっと使えるようになったと思ったのだが、まだまだ苦労は続く。

というのは、この専用転換ソフトは、音声や字幕を選べないのだ。主音声と字幕無しになってしまう。
DVDには、例えばアメリカ映画なら主音声の英語の他に、副音声として、中国語、日本語、スペイン語などがあり、字幕は、英語、中国語、日本語、韓国語、タイ語などたくさんの情報が埋め込まれている。この中からオレが欲しいのは、日本語だけだ。
日本の映画なら、日本語音声字幕無しでOKだが、アメリカ映画となるとどうしようもない。
結局、この専用ソフトではどうすることも出来なかった。

その後研究を重ね、今、オレは、2段階の変換をしてDVDをコピーしている。
まず、アメリカ製のDVD変換ソフトで、日本語音声と日本語字幕を選んで、WMVファイルを作る。次にこのWMVファイルを、前述のOPPO専用の転換ソフトを通して、OPPO用のAVIファイルにするのだ。この一連の作業に7時間ほどかかる。とは言っても、寝る前にパソコンに仕掛けておけば、朝には出来上がっているので、さしたる手間ではない。でも、映画を見るのにここまでやるのかって感じがしないわけでもない。

DVDディスクには、モノによっては10GB近い情報が詰め込まれているが、不要な外国語情報を取り除き、小さな画面用に圧縮すると、0.4GB程度まで小さくなる。このプレイヤーのメモリーが4GBなので、映画が約10本分収まることになる。
これだけあれば、長期の出張で時間を持て余しても、十分に凌げるってもんだ。

オレは携帯型のDVDプレイヤーも持っているが、やはり大きいし重い。
0701226tv.jpg
そりゃそうだ。直径12センチのDVD円盤を回転させるのだから、ワイシャツのポケットに入るはずがないし、バッテリーだって重くなる。

ともかく、OPPO MP4のおかげで、快適な環境が整った。
画面は小さいが字幕も読めるし、画質も満足だし、ストーリー展開は全く問題なく追える、音声はMP3なので迫力十分だ。
さぁ、映画をポケットに入れて外出しよう!

すごく魅力的なツールだと思うんだけど、こういうのが日本で流行らないのは、著作権の問題があるからだろうな。
日本の機器メーカーが、DVD映画を丸ごとコピーする専用ソフトを提供したら、コンプライアンス上の問題になり、めちゃめちゃ叩かれるに違いない。

コメント

う~ん

こりゃ、欲しいですね。
明後日の29日からまたまた大連に行きますので、買って見たいですね。
でも、帰ってからOSが日本語WindowsXPだから、
でっつさんのように器用に変換できるのかしらと思っちゃいます。
ところで、大連の何処で売っていますか?
今回は、初めて外国で新年を迎えますし、正月休みを利用していますから
1週間の滞在予定です。

  • 2007/12/27(木) 17:25:59 |
  • URL |
  • こうちゃん #-
  • [ 編集]

AppLocale

もうボタンの場所を覚えてしまったら必要ないかもしれませんが、中国語専用ソフトを日本語WindowsXP上で動かすのに文字化けしてしまった場合には、Microsoftからサポート用ソフトとして提供されている、AppLocaleというのを使うとうまくいくかもしれません。Googleすると、使い方を説明したページも含めていろいろみつかると思います。

  • 2007/12/27(木) 23:41:31 |
  • URL |
  • Erlang #nL6A2.tM
  • [ 編集]

どこの電気店でも

>こうちゃん
OPPOは有名なブランドなので、MP3を扱っている大きな電気店であれば、どこでも扱っていると思いますよ。奥様の力を借りて、使い方をよく聞いておくことですね。覚えたつもりでもすぐ忘れてしまうので、メモに残すことが大事です。

  • 2007/12/28(金) 07:10:28 |
  • URL |
  • でっつ #-
  • [ 編集]

Re:AppLocale

>Erlangさん
貴重な情報をありがとうございます。
今のところ、問題なく動いていますので大丈夫です。
今までに、システム絡みのソフト導入で、別のところに障害が出たり動かなくなったりと結構痛い目を見ているので、システムソフトには臆病になってしまいました。

  • 2007/12/28(金) 07:15:32 |
  • URL |
  • でっつ #-
  • [ 編集]

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