大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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餃子(ジャオズ)と餃子(ギョーザ)

ジャオズ(中国語による「餃子」の読み)とギョーザ(日本語による「餃子」の読み)は似て非なるものだ。
ジャオズは、中国においては特に生活に密着した食材で、各種の祝日では家族がそろってジャオズを食べるのが慣わしになっている。
中国人にとっては、特別な食べ物といっても良いくらいだ。
以下、中国餃子と日本餃子の違いをあげてみよう。

1、ジャオズは主食、ギョーザは副食
 中華料理をご馳走になると、最後に主食はいかがですか?と問われる。
ここで言う主食とは、米飯、餅類、チャーハン、麺類、餃子(ジャオズ)、饅頭などである。日本ではギョーザは、主食を食べるためのおかず、あるいはお酒のつまみ的な存在だが、中国のジャオズは、主食の仲間なのである。
080210gyoza.jpg
(写真は、日本のギョーザの例)

2、ジャオズは主食であるが故に、皮が厚い
 日本のギョーザは、皮が薄くて、パリッと焼き上げたところをガブリと噛み付いて内部から浸み出る汁と一緒に具をを味わうものだ。あくまでも餡(具)が主役で、皮は餡を包んでいる補助的な役目に他ならない。
 ジャオズは、逆に、皮を食わせるためのおかずとして餡(具)があるのだ。
 レストランで一般的なジャオズの注文の仕方は、1皿とか2皿という呼称ではなく、1斤(500グラム)とか半斤(250グラム)のように目方で頼むことが多いのも、主食ゆえんの習慣だろうか?

080210jiaozi.jpg
(写真は中国の水餃子の例:日本のギョーザと違って、もこもこして、ボリュームがある)

3、ジャオズは水餃子が基本で、焼くのは余り物

 日本でギョーザといえば焼くのが当たり前で、水餃子は、特殊な専門店の料理である。
また、日本で水餃子と言うと、スープの中に餃子が泳いでいるワンタンのようなものを示すことがあるが、中国の水餃(シュイジャオ)には、汁はない。生餃子をお湯の中で数分間茹でてから取り出して、皿に盛り付ける。
 蒸餃子も同様で、蒸し器の中で数分間蒸してセイロのまま出すか、皿に盛り付ける。
 焼餃子は鍋貼(グオティエ)などと言い、極論を言えば、前の日の余り物があるから焼いて食べようか?という感じで、メインの食材とは認識されていない。
 ジャオズは水餃子が主体なのである。
 天洋食品の毒餃子事件については、中国ではあまり報道されていないが、報道では「水餃中毒事件」と報じているのが普通だ。

コメント

割愛された

少しばかり書き込もうと思っていたら、後半部分が無くなっていた。 
的確な論説だったように思う。

  • 2008/02/11(月) 21:43:52 |
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  • hexue #HdCTe9Y6
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