大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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ハルビン5(街並)

黒龍江省には、漢字が意味を成さない変な地名が多い。
ハルビン、チチハル、ジャムスなど、元は満族の地名だったので漢字がなく、発音に合わせて適当な漢字を当てはめただけなのだ。 このような地名は、内モンゴルのフフホトや、ウイグルのウルムチなど、もともと漢族の領地でなかったところが、現在は中国の領土になっている地域では色々残っている。

ハルビンとは、満族の言葉では、「偉大」とか「優れている」という意味だそうだ。ちなみにジャムスは「墓地」だとか。

ハルビン市街地の象徴的な建築物として、日本名「聖ソフィア教会」がある。中国語表記では「聖索菲教堂」となる。
下の地図では、「猶大新会堂跡地」(ユダヤ教会)と表示されているが、現在では、「ハルビン市建築芸術館」として公開されている。
入場料15元の入場券の裏にはこんな風に書かれている。
(大分手抜きだが)
ハルビン市建設芸術館は、街の歴史、文化及び建築芸術の専門展示場として活用しており、全国重点文化保護物件であるソフィア教会堂と市の指定建築物であるユダヤ教会堂の二つの部分からなる。
ソフィア教会堂は1907年3月、ロシア東シベリア第4歩兵師団随行教会として作られ、同年、その基礎の上に木造の教会を建築した。1923年再建築から9年後の1932年11月25日完成した。高さ53.35メートル、土地面積721平方メートルで、国内で最も保存状態の良い典型的な拝占庭式建築物(辞書にも載っておらず意味不明)である。教会内部には、《ハルビンの古い写真》と《館が保管している芸術品》を展示している。


080217sophia.jpg
以前は、この回りにはバザール小屋が立ち並んであまり衛生的な環境ではなかったが、今では周辺の整理が進み、きれいな広場になっている。

080216chuda.jpg
ソフィア教会から、北のスターリン広場につながる石畳の道が、中央大街である。今では自動車の通行が規制されているが、昔々は、馬車が走っていたらしい。表面を見ると煉瓦くらいの大きさの石畳だが、1個1個の石が、実は奥行き(深さ)が30センチもあるので、とても強い耐久性を持っており、100年を過ぎた今でも補修無しで使っている。

約100年前に、ロシアがアジア進出の拠点として鉄道を建築したことから、ハルビンの発展が始まり、国境に近いこともあって、ロシアチックな雰囲気が漂っている。

080217huamei.jpg
街を歩いて昼時になり、飯を食うことになった。
ハルビンの名物料理といえば、餃子だそうだ。ハルビンの餃子を食べたら他の地域の餃子は食べられないという。餃子は餃子で思い込みがあるのだろうが、もう一つの名物はロシア料理だ。

ハルビンのロシア料理ならここだと言われる「華梅料理店」に行った。
1925年にマルス・レストランとして開業した歴史あるレストランである。店内は、改装したばかりだとかで、結構きれいだったし、ロシアチックな雰囲気を醸し出していた。
ここで世界三大スープ(ボルシチ、トムヤンクン、〔フカヒレ〕or〔ブイヤベース〕)の一つであるボルシチと、ロシアパン、ロールキャベツ、ミニステーキなどを食べた。

080223haerbinmap.jpg

コメント

異国情緒~

ため息が出るくらい、綺麗な街並みですねえ。
ゴミもみあたらないし。
写真を拝見しているうちに、私も行って見たくなりましたよ。

昔の建物の方が丁寧に造ってあるので、現代の建築物より丈夫だと聞いたことがあります。(中国の場合)
観光の目玉ですから、よもや開発の名目で取り壊されることはないでしょうけれど。

ところで!
お料理の写真が無いですね!
てっきり「これがボルシチ、お味は・・・」と来ると思ったのに。
撮影する時間が無かったのでしょうか?

  • 2008/03/01(土) 17:12:00 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
  • [ 編集]

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