大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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カントリーリスク(1)

中国で6年間仕事をして、無事に帰国できたことを喜んでいるのだが、振り返ってみると、中国におけるカントリーリスクのトップは交通事故のリスクだったような気がしている。
中国の交通事故事情については、
   中国の自動車は日本の42倍もの人を死なせる
   交通事故が多いのは?
   運転手のつぶやき
などの記事で紹介しているとおり、日本よりも圧倒的に事故頻度が高い。

会社の運転手には事あるごとに「安全第一」「別着急」(急ぐな、いらいらするな)と教育し、必ずシートベルトを締めて事故に備えていたし、プライベートでは一般のタクシーよりも安全と思われる顔見知りの「白タク」を利用していた。
安全のために 「白タク」を使う。などという理屈は、中国事情に通じていいない日本人には幾ら説明しても分かってもらえないだろう!!
「白タク」は、違法だから、もし事故を起こしても補償をしてくれないだろう、その通り。
「白タク」は、違法だから、もし警察に摘発されたら、その場で降ろされるかもしれない、その通り。
「白タク」は、違法だから、メーターが無いので、言われるがままの料金になる、その通り。
「白タク」は、違法だから、正規の領収書を発行してくれない、その通り。
だけど、どんな理屈よりも、事故に合わないことが、一番優先すべき事項だ!!一般のタクシーよりも「白タク」の方が事故率が低いと思う。
10元20元の近距離はともかく、空港や大連市内に行くときには、馴染みの「白タク」か馴染みのタクシーを呼ぶのが当たり前で、現地の中国人もそうしている。
万一事故に合ったときには、こんな理屈を百万回唱えても、コンプライアンス信仰の日本人には通用しないことは分かっているが、身の安全のためには、理屈よりも実践だ。

中国のタクシーは、一昔前の日本の「神風タクシー」のように、乱暴で飛ばすし、実際事故を起こしており、オレ自身の目撃件数も一般自家用車よりも多いように感じている。
また、タクシーは、メーターを不法に捜査して、雲助に豹変する可能性がある。

それに対して、顔見知りの「白タク」の方が安全運転で信頼できる。
「白タク」連中は、顔で商売しているので、信用を失ったらその地域で商売できなくなる(もともと違法なのだから、通報でもされたら大変だ)。 だから、安全運転で信頼性を高めようとしているのだ。
料金についても、タクシーメーターと同等の料金しか請求しない。不当に高く請求すると信用を失うから。
「白タク」賛美が過ぎた感があるが、白タクでも性質の悪いのはダメで、その見極めが必要なのは当然のことだ。

社用車の安全教育、安全な白タク利用、などの防衛策を講じていても、中国の交通事故は怖い。
もらい事故の危険性だ。
 赤信号で停止したところに追突する車。
 直進車にぶつかってくる右左折車。
 後方を確認しない突然の車線変更。
 こんな事故も、日常的に発生しており、数多く目撃してきた。

こうして冷静にみると、6年もの間、事故が自分に降りかかってこなかったのは、ラッキーとしか言いようが無い。
実は、北京のタクシーに乗っているときに、一度だけ軽く追突されたことがある。運転手は「追突されたので、調べに時間がかかる、申し訳ないがここで降りてくれ!」と料金は請求しなかった。

この一度だけで済んだのは、奇跡的だったかも知れない。

コメント

白タク

私は白タクしか使ったことがないです。空港から会社までは会社の車でしたが、それ以外は当然自費。その時に、私の知り合いのタクシーを紹介するよ、と言われそのま使っていました。まぁマージンもあったかなぁなどとは思いましたが、最初は顔を立ててあげる上でも良いかと思って。

料金的にはタクシーだとこんなもんといわれている料金より10~100%程高かったかな。(開発区~空港で60元位。開発区内だと10元。)でも車は日本メーカーの現地生産車でこぎれいにしてあるし、運転手さんはカタコト日本語でいろいろと説明しながらどこへでも連れてってくれるし、丁寧だし。知り合いの紹介ということもあって安心して使っていました。ちなみにどこからか調達して発票もしてくれましたね。

その運転手さん曰く、なんでも日本車を2台持っていて、うち1台でタクシー商売をしているとか。べんちゃらでしょうが、日本メーカーのものが一番壊れない、壊れても安く付くと言っていましたね。ワーゲンは運転しやすいけど良く壊れるとか、美国車はふわふわしていやだとか。ウンチクのある方でした。

振り返ってジェッタのタクシーは何しろみためで汚れていてあんまり乗る気になりませんでした。やたらと客引きをしようとギロギロとみられるのも好きではなかったし。なんか獲物を狩るような目でした。偏見かもしれませんが。アンテナの根元に必ずと言っていいほど巻いてあったぼろ切れ?が汚れを強調しているようで尚やでしたね。(感度がよくなるんですと。単にアンテナの接地不良じゃないの・・・)。

高い費用を払っていたとは思いますが、快適性と安心とバーターしたと考えれば別段どうとは思いません。強いていうと現地の白タク相場を上げてしまったかどうかが気になる(もうし分けない)というところです。

  • 2008/04/29(火) 13:55:41 |
  • URL |
  • papa_38 #-
  • [ 編集]

Re:白タク

>papa_38さん
「安全のために白タクに乗る」 大連住在の日本人には良く知られた処世術なのですが、日本にいる人たちには分かってもらえませんよね。
開発区~空港が60元ならメーター通りです。値上げ前だとしても50元程度でしたから、まぁまぁでしょう。
不快タクシーの極地は、強制乗り合いタクシーでした。私が乗車中に、道端で手を上げてる人がいると、停まって「お客さんどこまで?」と聞く、「じゃぁ、乗って、この人はもうすぐ降りるから」なんて言われて、乗り込んできたことが、2度3度ではありません。白タクなら絶対ない。これだけも価値があります。

  • 2008/05/01(木) 21:09:59 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

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