まず、毛沢東の紙幣だが、上から、100元札、50元札、20元札、10元札、5元札、1元札の6種類だ。一番大きな100元札の寸法が155mm×77mm、小さな1元札が130mm×63mmだ。(1mm未満切捨て)

毛沢東紙幣には、1999年版と2005年版の2種類がある。
上の6枚の紙幣の中で、20元札だけが1999年版で、他は全て2005年版だ。一目見て分かる違いは、新紙幣には透かし部分に気泡のような丸い粒粒が追加されたことだ。上の写真の20元紙幣だけ粒粒がないことから、1999年版(旧版)だと分かる。 2005年版新札については、2005年版100元新札の記事に詳しく書いている。
下に示した旧紙幣で存在していた2元札はなくなったが、その代わりに20元札が新設された。使用する貨幣価値が、一桁上がったということなのだろうか?
続いて、流通数は年々減少しているが、今でも使われている旧紙幣だ。
上から順に、100元、50元、10元、5元、2元、1元の順だ。

旧100元紙幣は、手持ちがなかったので、あるサイトの画像を使わせてもらった。
手持ちの紙幣の発行年は、50元が1990年、10元と5元が1980年、2元は1980年と1990年、1元札は1996年だった。
以前は、初乗り8元のタクシーに乗ると、お釣りとしてクシャクシャの2元札を返されたものだが、最近はほとんど見かけなくなった。
これらの旧紙幣は、徐々に減少し、いずれ流通しなくなるのだろう。
1元未満の補助貨幣が「角」で、「角」の紙幣は、5角、2角、1角の3種類があるが、最近は硬貨に地位を奪われ、紙幣を見る機会はずいぶんと少なくなった。

「角」の更に下の補助通貨単位は「分」だが、実際に市民が買い物で「分」貨幣をやり取りすることは全くない。電気代の計算とか、銀行の利息で計算上存在するだけだ。過去にはこども銀行券と揶揄された「分紙幣」が存在したが、2007年3月末を以って廃止された。現在、「分」の単位まで現金清算するなら硬貨を使うしかないが、通常は切り捨てている。
