大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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レジ袋有料化

自然界で長期間、腐敗も分解もしないプラスチックによる環境汚染を中国では「白色汚染」と呼んでおり、国家として対策検討を進めている。
環境汚染とエコ対策として、中国では、6月1日から、全ての商店やスーパーでレジ袋を無料で配布することが禁止され、有料化となった。レジ袋提供の際は、商品代金に埋没させることなく、1枚1元とか、0.5元とか明確に袋料金として請求しなければならない。
また、厚さが25ミクロン(0.025ミリ)未満のペラペラのポリ袋は製造禁止となった。厚みがあり、しっかりした袋なら、再利用もできるが、薄っぺらいヘナヘナのポリ袋はすぐに破れるので直ちにごみになると言うわけだ。
中国で1日に消費されるポリ袋は30億枚との報道もあった。(全人口13億人が1日2枚以上使っていることになるが、ちょっと多すぎないか?)

さすがは中国、共産党中央政府の威光で、やるときにはスパッとやる。国民にも概ね歓迎されているようだ。
オレは、大連にいたときから、折りたたみの小さな布袋を携帯しており、コンビニで買い物をしても「袋は要らない」と言って、怪訝そうな顔をされていた口なので、この決定には大賛成だ。

これに対して日本では、一部の地方自治体が業界団体と協議して有料化を定めているところもあるが国としての規定はまだない。 この辺の状況は、2008年4月の環境省発表の調査報告に詳しく書かれている。レジ袋を有料化した自治体の調査によると、有料化前のマイバッグ持参率は20~30%程度だったのが、有料化後は軒並み80%を越える改善が認められている。
ただ、レジ袋の有料化を法的に義務付けると、憲法上認められている「営業の自由」の侵害にあたる恐れがあり、業界団体との調整中だ。 中国と違って、日本では民主主義のルール則ってめんどくさい手続きが必要だが、いずれ同様の規定がなされることを願う。

中国の国の規程はともかく、大連での様子はどうかと、ネットを眺めていたらこんな記事があったので概要を紹介しよう。 市政府を挙げてレジ袋削減キャンペーンをやっているようなので、レジ袋は削減されることだろう。それにしても、相変わらずスローガンが好きな人たちだなぁ。
【出典】http://news.sina.com.cn/c/2008-05-29/232215645447.shtml

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半島晨報 6月1日 「プラスチック制限令」が正式に施行される。すべてのスーパーマーケット、商店、自由市場などの商品の小売りの場所ではポリ袋を有償支給を実施する。昨日の午前中、全国で同時に行われた家庭と地域コミュニティによる「プラスチック拒否行動」の10都市の1つとして、大連市の婦人連合会、大連新聞社は大連熟食品交易中心で、大連市家庭、地域コミュニテと共同主催して「ポリ袋を拒絶して布袋を使う」のスローガン活動を提示して、砂河口区の家庭、熟食品交易中心のテナント、大連海事大学の志願者など千人近い人が活動に参加した。

去年9月、市の婦人連合会、大連新聞社、大連熟食品交易中心は共同で「百万家庭節約と環境保護活動」をスタートさせて、全市の女性と家庭にポリ袋に別れを告げるように呼びかけて、多くの市民と家庭に無料で、1万枚の布袋を配布したことにより、全市で布袋のブームが起こった。

今年、市の婦人連合会は、再び「自分の布袋を自分で使う」キャンペーンを展開して、広場、幼稚園、大学キャンパスに入って、環境保護の理念を提唱して、積極的に応答する人たちに広範な関心を広げた。市長である夏徳仁はこの活動を強く支持して、そして重要なコメントを語った
「省エネとエコロジーは、市政府から一般家庭に至るまで市全体の共通任務です。市の婦人連合会の活動は大変すばらしいことです。 多くの女性と家庭が積極的に省エネ活動に参加することは、市全般の環境保護意識を強めることに利益があり、省エネの観念を発揚していきます。そして、身の回りの小さな事から始めて、一歩一歩ずつ、共に節約型と環境保護型都市を建設していきます」

熟食品交易中心の社長の劉旭波はかつて一つの収支計算をして、そこで得た数字に驚愕した:
熟食品交易中心で毎年使うポリ袋の数は2190万枚に達して、仮に1枚5グラムと計算するならば、百数十トンに達して、もし飛行機からこれらのポリ袋を撒いたら、大連市全体を覆いつくすと。

昨日の活動の中で、大連市の「緑色の家庭」の代表の趙淑はもっぱら《環境保護の精神により、袋から袋へと伝える》の提案をし、全市の家庭に「ポリ袋を拒絶し布袋を使う」を呼びかけ、大きな「緑」の字を協力して書いて、共に緑色の文明、調和がとれていて美しい幸せな郷里を創造ようと。大連熟食品交易中心の社長の劉旭波はまた、《企業は率先してポリ袋を拒絶しよう》と提唱し、市全体の大きいデパート、スーパーマーケット、自由市場、取引センターに対して、意識的に環境保護と生態を守ることの責任と義務を感じ、更にいっそう環境保護意識を強めて、自ら管理を強化して、「白色汚染」との戦いを管理する中で、率先して主役を演じようと呼びかけた。

活動に参加した家庭の代表、熟食品交易中心のたくさんのテナント、大連海事大学の大学生の志願者が次から次へと「ポリ袋を拒絶して布袋を使う」のポスターの上に署名をして、環境保護の精神により、袋から袋へと伝えることを、先ず自分自身から始め、家庭から始めることの必要性を示した。大連熟食品交易中心の現場では今回の活動のために統一デザインで作った1万枚の環境保護ショッピング袋を支給した。
===

コメント

変わりましたね、中国。

以前の中国で買い物をしても、袋もなければ、包んでくれることも無く、そのまま渡されました。
日本で万引きして捕まった中国人が、中国で買い物をする感覚で、自分の袋を用意していたので、計画的犯行だと問題にされたことがありました。
変われば変わるものですね。

そうなのです。
すごいです。罰金もあるので商店は指示にしたがってます。
私は日本にいるときからマイバッグ派でした。もちろん、環境問題も関心があります。
でも、今回の一斉には疑問が・・。
スパーは良いでしょう。これは実行すべきとずっと思ってました。
でも、小さな八百屋では・・・・ミニトマトを入れる小袋さえ置いてないのです。
どうやってレジまで持っていけばよいの???
ミニトマトを持った手では他のものは何ももてない。
ショッピングかごを商店で用意して欲しい。
さくらんぼを買っても。計った後は持って行けと言う状態。
小さなマイバッグを幾つ持てば八百屋で買い物できるのだろう?
結局、自分で購入したナイロン袋を持参する。
これじゃ意味ない・・・・。
なにか、良い方法がないものか・・・・・。
タッパーを持参?小さな布袋をいっぱい作る?
どうにかならないかな?
八百屋で買うのが嫌になる。
欲しい野菜をマイバッグに入れて。レジでさらにまた出して計ってもらう。
そしてまたマイバッグに入れる。
なんか万引きしてるように感じるのは私だけだろうか・・・・。
慣れれば気にならなくなるのだろうか・・・・・・。

  • 2008/06/11(水) 16:38:15 |
  • URL |
  • marorotti #-
  • [ 編集]

極端から極端へ

中国はふり幅が大きいですね。
八百屋さんで小袋も置いていないって。
サービス業では「こうしたら、客がどう動くか」「客が不便に思わないか」と想像を働かせることが大事だと思うのですが。
何も考えていないとしか思えないです。
日本では、豆腐や魚のパック用に、小袋を置いていますよ。

そちらの、他のお客さんはどうされているのでしょうか?

  • 2008/06/12(木) 09:19:39 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
  • [ 編集]

八百屋の袋、クレームが多かったのか、最近はまた置きだしたようです。
でも、指導がはいるとまた,無くなるのかな?

  • 2008/06/13(金) 07:20:17 |
  • URL |
  • marorotti #-
  • [ 編集]

サンディからです

でっつさま
アカシアの売店も1袋1角とか2角とか有料になりました。
ビールを買うときには、でっつさんの例の袋を持参する姿を思い浮かべながら、つい忘れて、払っています。
ところで でっつさんの名前の由来は何でしたっけ。
西郷隆盛の小説を読んでいたら でっつ とか でつ は大工のことだそうで。ひょっとして福島の方でも そう言うのかなと。
以上 掲示板にコメント書き込もうとしたのですが、パスワードが違うとか何とかで遅れませんでしたので、できれば サンディからのコメントとして転記くだされば幸いです。
サンディ

  • 2008/06/14(土) 07:05:15 |
  • URL |
  • サンディ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

いろいろと

>toshi@タイさん、お久しぶりです、まだしばらく続けますので時々コメントをお願いします。
ご指摘の通り、中国の変化は大きいですね。国の決定は絶対なので、唐突に変化が起こります。

>marorottiさん
生の現地情報をありがとうございます。
「決まりだから」と開き直るのも中国の特徴ですね。私は経験していませんが、容易に想像できます。でも、お客さんの立場をもう少し考えて欲しいですよね。
子供の頃を思い出すと、
 ・豆腐は鍋やボールを持たされて買いに行きました。
 ・八百屋とかでは、新聞紙に包んでくれました。
 ・気の利いたお店では、新聞紙で袋を作っておいて利用していました。
 ・肉やでは、経木(「きょうぎ」って読むんだけど知ってますか)を三角に巻いて肉を包んでくれました。
せめて、新聞紙くらい用意して欲しいですよね。
八百屋の袋が復活したそうですが、規定違反じゃないんですか?杓子定規に摘発されたりしなけりゃ良いんですがねぇ。

>カンカンさん
極端から極端へ、その通りです。でも、今更始まったことではありませんけどね。何も考えていないっていうか、国の決まりだからしょうがないってことでしょう。

>サンディさん
そうですか、アカシア売店でも有料ですか、当然でしょうがねぇ。
でっつの由来は、Dalian Economic and Technological Development Zoneの頭文字をとって「DETDZ」すなわち「でっつ」です。

  • 2008/06/14(土) 07:30:12 |
  • URL |
  • でっつ #m/aUcm4U
  • [ 編集]

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