これは一過性の流行ではなく、どんどん普及が進んでいるようだ。
大連晩報ネットでこんな記事を見つけたので紹介する。
http://www.dlwb.com.cn/dlwb/news/jsp/shownews.jsp?id=130459
要旨はこうだ。
・1元食器のことを集中消毒食器と呼ぶ。
・健康嗜好に合って、市民の受けも良い。
・洗う水量が減り、健康にも、環境にもよく、衛生管理もしやすいので、全国規模で普及が進んでいる。
・積極的に食器集中消毒センターを設立する動きもある。
・その一方で、運用基準が定められていないため、いい加減な洗浄で済ませる悪質な業者もみられる。
・早く、きちんとした管理基準を定めなければならない。
以下、翻訳。
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大連晩報 2008−06−18 文/本誌記者 唐楓

およそ1年前から大連市では、大型中型のレストランで消毒食器が使われ始めた。消毒食器は1セット毎に消費者から1元のお金を徴収する。市政府の関連部門ではレストランは客から1元を徴収すべきではないと呼びかけてきた。しかし記者は最近では大中規模レストランばかりでなく小型の飲食店でもこの集中消毒食器が普及しはじめ、例によって1元の料金を取っていることを発見した。1元徴収については禁止されてはおらず普及の勢いが増している。その理由は、客自身が「1元で健康を買う価値がある」と思っている多くの消費者がこのような心理を抱き、消毒食器に心を開いているからである。
しかし集中消毒食器は本当に清潔なのか? 1元で本当に健康が買えるのか?
数日前、記者は「集中消毒」会社の一人の作業員から次のようなことを聞いた。
彼が所属する集中消毒会社は、手作業の現場で自分も含めて僅か3人の作業員が、いわゆる「集中消毒」の作業をしており、その実態は、手作業で食器を洗いその後擦って、、、、、。と。
記者は、この関連の基準書を探したが、この分野は新しい業種なので、今のところ集中消毒食器に関する基準書はない。この一連の調査の後、記者は思わず一握りの冷や汗を禁じ得なかった、1元で健康を買うことには本当に注意が必要だ。
消毒食器は、大連では至る所で盛んに使われている。現在、あまり大きくないレストランに入れば、どこでも集中消毒食器を享受することができる。一般には、飯椀、皿、茶碗、コップ、スプーンの5点と箸を加えた6点の包装されたセットが1元である。記者は、昨日、開放広場付近の新装開店から間もないレストンランで見ていると、すべてのテーブルの上にこの種の食器がプラスチックの薄膜で包まれて並べられており、お客が席に着くとすぐに、係員が、「食器を開けますか?」と聞き、記者が観察していた2時間余りで、すべての客がこの種の集中消毒食器を選択していた。
この数日来、記者は、青泥洼橋、西安路など繁華街のレストランを訪問したところ、基本的にはどこでもこの集中消毒食器を使っていた。青泥洼橋のあるレストラン経営者が記者に語った、自分では今年の初めからこの食器を使い始めたが、今や多くのレストランがこの集中消毒食器の契約をしていると。
大量に使うのは、便利で環境に良いからだ。
今年の二つの会議で、市の政協委員で大連開発区の聚仙楼の支配人韓吉光が一つの提案書を書いた、すなわち「速やかに集中消毒食器を広める提案」である。
韓吉光は考えた、大連は観光都市であり、流動人口が多く、その規模も大きい。飲食店のレベルの差はまちまちで衛生条件もばらばらだ。高中レベルのレストランは基本的に消毒設備を有しており、衛生レベルを保つことができる。しかし、多くの中小の飲食店には食器消毒設備はなく、衛生防疫条件は要求レベルを維持することができない。そのため、飲食店の食器は、集中消毒食器に統一して、衛生面の合格率を高くしようとする提案だ。韓吉光の提案は、集中消毒と集中輸送をする食器消毒センターの設立だ。集中消毒による環境保護の効果も明らかになったので、この方式により無駄に使われる食器盆、使い捨ての箸を淘汰し、資源を節約し、また一歩一歩、防疫目的に到達する。
更に飲食店の廃水処理量が大幅に減少し、周囲の環境を改善すると共に、汚水のたれ流しが減少する。
その他に衛生管理監督部門の監視管理にも利益がある。各レストランが各自に行っていた消毒から集中統一消毒方式に変更することによって、衛生管理部門はこの消毒会社を管理するだけで、食中毒などの発生を未然に防ぐことができる。
食器の集中消毒は、レストラン、お客、社会の三者にとって有益である。
だが、消毒企業は、玉石混交なのが実態だ。
集中消毒は現在全国で始まっている。韓吉光委員の情報によれば、現在国内では杭州、温州など30の都市で食器の集中消毒が行われていて、毎日400万セット以上の食器が社会に提供されている。広西では、大規模の食器消毒会社が1社で数万セットの食器を消毒し、広西では、飲食店が第三者の消毒会社が提供する食器の使用を推奨する政策を打ち出し、使い捨ての箸をなくし、2006年8月には、深センに最大の消毒センターを設立した。
関係者の話によれば、大連の消毒会社は昨年末から順次増え続け、現在20社余り、だけど、いくつかの消毒会社は家庭内手作業方式である。大連市のある消毒会社の責任者である任さんが記者に語ったところによると、彼の会社は昨年の6月に成立し、当時は大連には、食器消毒会社は、わずか2,3社しかなかった。目下、この会社は大連で40以上のレストランに集中消毒食器を配送している。毎日午後3時に消毒食器を配達し、同時に前日使用した食器を回収する、これらの消毒食器は1セットの消毒コストは0.8元だが、レストランでは、客から1元を徴収している。
ある企業内関係者が記者に語った。
集中消毒と言うけれど、消費者には見えない部分がある。
彼らが言うには、自分が以前勤めていた消毒会社は、小さな家内工業で、自分自身を加えても3人しかおらず、椀や箸を手洗いして、洗った後プラスチックフィルムで包装しているだけで、「実はとても汚い!」いくつかの小企業では工業用乾燥機を使用しているが、いくつかの会社では家庭用消毒機を使っており、条件は劣っている。甚だしきにいたっては全く消毒されていない。 また、あるところでは、大きな洗い桶の中で洗いその後、布で拭き取るだけでコストを0.6元に下げることによって、悪質な競争をしている。
基準が定められていない。
記者は理解した。目下わが国には、これらの集中消毒の企業運営の基準が定められておらず、多くの汚れが残され、菌も残留している?かも知れない。
・普通の白磁器食器の強度は低いんじゃないか?
・壊れ易いんじゃないか?
・高温に耐えられるのか?
・300℃を超える高温殺菌の遠赤外消毒乾燥機を通したのか?
調査中、多くの市民が集中消毒食器に対してこのような疑問を持っている。1元を徴収すべきかすべきでないか、多くの人たちの関心は、変化している。
1元で健康を買うことができますか?
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