大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人民元対ドルレート21%上昇

2005年7月21日の為替制度改革実施以来、中国の人民元の対ドルレートの累計上昇率は7月16日に21%を上回った。
米ドルで現地給与をもらっている人たちにとっては、目減りが気になるところだ。
2005年以前は、100ドル紙幣を両替すれば、手数料を差し引いても約800元を手にすることができたが、今じゃ700元を割り込み、650元くらいに下がってしまった。
グラフで表すとこんな具合だ、下に日本円の元レートを並べておく。(出典:Wikipedia)
CNYUSD0807.png

JPYCNY0807.png

ドルは2005年までは固定相場制なので平坦な直線だが、2005年から下降を始めた。変動相場制とは言っても、かなり管理色が強く、変動は少なく波動がなく一方的にどんどん下降している。
一方日本円は、特別な管理をされていないようで、市場レートをそのまま表しているので、日々変動しながら推移していることが分かる。
日本円を持っているなら、今度円高になった時に両替しようなんて狙う楽しみもあるが、ドルは変動しないので、持っているドルは、とっとと元に変えた方が良い。

中国で働く日本人駐在員の現地給与は、米ドルで支給されている会社が多い。これは、日本企業が数多く進出するようになった1997年以降8年間は、実質的に1ドルが8.27~8.28元の固定相場制だったので、為替レートが個人の生活に影響を与えないように、また日本から海外送金ができる外貨だったから、米ドルを選んだ結果だった。

ところが、2001年に中国がWTOに加盟してから、国際取引が急増して経済発展につながったのだが、この間、諸外国、特にアメリカから人民元切り上げの要請が強まっていたため、中国政府は2005年7月21日から、通貨バスケット制による変動相場に切り替えた。切り替えた当初は、1日の変動は0.3%以内に制限し、その変動も緩やかなものだったが、2007年5月21日から1日の変動幅を0.5%に拡大した。

それ以前の人民元管理は次のようなもので、一時は、1ドルが3元まで下がったことがある。
* 1949年 - 1971年 固定相場制
* 1972年 - 1980年 通貨バスケット制
* 1981年 - 1993年 二重相場制
* 1994年 - 1997年 管理フロート制
* 1997年 - 2005年 固定相場制
* 2005年 - 現在  管理フロート制・通貨バスケット制

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://huaihua.blog5.fc2.com/tb.php/768-877d991f
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。