オリンピックのことを中国語では、本来は「奥林匹克国際運動会」と書くのだが、忙しい現在ではこんな長ったらしい言葉は使われず、新聞でもテレビでも、「奥運会」と略されている。また「奥運」だけでオリンピックの意味に使うことも多いし、極端な場合は「奥」の一文字でオリンピックを意味する接頭語として使うこともある。
北京オリンピックには、28の競技があるそうだが、その名前を中国語でどう書くのか、北京オリンピックの公式ページから、ピクトグラムと中国語と英語の表記をコピーして、紹介する。
北京オリンピックのピクトグラムは、篆書体の要素を取り入れたデザインだそうだが、ちょっと分かりにくいかな?
先ず「アーチェリー」だが、「箭」は、矢の意味なので、文字通り矢を射ると言うことだ。
日本語なら、日本の弓と西洋の弓を区別するために、「洋弓」と書いている。

続いて、陸上競技だが、「田径」と言うとは想像もできなかった。どんな由来があるのだろうか?

バドミントンは、普段から使っている「羽毛球」で、問題ないな。

次は野球だが、中国語では「棒球」となる。

バスケットバールは、かご球で、字は違うが意味は日本と同じだ。よく考えたら英語でも同じだった。

ボクシングは、「拳撃」だが、日本語の「拳闘」とどちらが名訳かな?

カヌーは、フラットウォーターとスラロームのに2種目がある。スラロームは、激流回旋とすごい表現になっている。

自転車は、おなじみの「自行車」となるのだが、トラックレース、ロードレース、マウンテンバイクにMTXの4種目がある。

馬術は、簡体字になっているが日本語と同じ。

フェンシングは、「撃剣」、該当する日本の漢字表現はなんていうのかな?

サッカーは「足球」で、大連の人なら誰でも知っていると思う。

体操競技は、日本語と全く同じ体操だが、日本語では素っ気なく「新体操」と呼んでいるところを、中国語では「芸術体操」としている、英語では、リズミカルな体操ということだ。

ハンドボールは、そのまんま「手球」だが、日本ではむかし「送球」と呼んでいたことがあるそうだ。

ホッケーは、「曲がった棍棒の球」だって、文字通りだね。

柔道は、そのまま柔道。

「近代五種」は、「現代五項」となる。そもそも種目のことを中国語では項目と言うのだから、このような漢字使いになるのは当然だ。ピクトグラムは馬術と紛らわしいが、左側に5つの点々があることで見分ける。

ボート競技は、競艇と同じ意味。

セイリングは、ヨット競技と言う方が分かりやすい。

射撃は、簡体字に直しただけ。

ソフトボールを「塁球」っていうんだ。英語のベースボールを直訳したら「塁球」だよな。

水泳競技は、競泳、飛込み、シンクロナイズドスイミング、水球の4種目。
シンクロナイズドスイミングを、「花のような泳ぎ」と言うのが面白い。

卓球は、中国語でピンパン球。

テコンドーは、発音に合わせた漢字を当てている。

テニスは、ご存知「網球」だが、このピクトグラムを見て、テニスファンとしてはちょっと意外だった。
というのは、バックハンドの両手打ちをイメージしていると思うのだが、両手打ちなんて、クリスエバートが1970年代に使い始めてから、まだ30年足らずの新しい技術なのだが、世間では、テニスを代表するフォームとみなされているようだ。

トライアスロンは、「鉄人三種目」って言うんだ。

バレーボールは、日本と同じく「排球」だが、ビーチバレーは、「砂浜バレー」。

ウェイトリフティングは、「挙重」という。

レスリングは、「摔跤」、難しい字だが「摔」は、投げると言う意味。

各競技の中にいろいろな種目(中国語では「項目」)があるが、これらについては、オリンピック競技種目一覧表のサイトを参照してくれ。
