大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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またまた狂犬病の話題

本事典では、過去に3回、狂犬病の話題を取り上げている。
噛まれたら症状が無くても医療機関へ
発病者数の増加率が最も高い病気は?
最も死亡率が高い伝染病は?

これで4度目になるが、中国在住の方は、くれぐれも犬に手を出さないように注意していただきたい。

今回のソースは朝日新聞の08年9月6日の新聞で、ネット上では、asahi.comで〈増えるペット、広がらぬ狂犬病予防 中国で流行の兆し〉で見ることができる。
今、新聞とネット記事を並べて比較してみたところ、一言一句までまったく同じだった。

(1)狂犬病患者数が増えている
中国の狂犬病は、過去に1950年代、1980年代に感染者数のピークがあり、それぞれ年間数千人規模の患者が出ていた。
最近の統計数字は次の通りだが、2006年には、3279人に達し、今後も増える見込みだとか。
2001年の発病者数  891人、 死亡者数  854人
2002年の発病者数 1122人、 死亡者数 1003人
2003年の発病者数 2037人、 死亡者数 1980人
2004年の発病者数 2651人、 死亡者数 2651人

(2)ペットの犬が増え、予防接種が普及していないから
大連でも、マンションの中で子犬を飼っている人が増えた。開発区の街頭でもペットの犬を売っており、若い女性がこれ可愛いと、200元300元で買ってゆくのだが、きちんとワクチン接種をする人がどれほどいるのだろうか。
 日本ではペットのワクチン接種は飼い主の義務だが、中国ではどうなのだろうか?

この手の記事は、時間が経つと消されるので、コピーを残しておく。
=====
【広州=小林哲】中国で狂犬病が流行の兆しを見せている。国内の感染者は96年以降の10年で約20倍に増えた。経済発展に伴いペットとして犬を飼う家庭が増える一方、予防接種が普及していないことなどが背景にある。中山大学公共衛生学院(広州市)の研究チームが英専門誌(電子版)で発表した。

 中国国内での狂犬病の人への感染は、50年代と80年代に2度のピークがあり、それぞれ年間、数千人規模の患者が出ていた。87年に政府が対策を強めたところ減り始め、96年には159人に。その後再び増加に転じ、06年は3279人に達した。増加の傾向は今も続き、感染者数はさらに増えるとみられる。

 研究チームの調査では、広東省の患者(03年と04年)のうち、正確な記録の残っていた244人の約6割が、感染直後に傷の消毒など最低限の治療を受けていなかった。適切な処置を受けたはずの6人全員も亡くなっており、ワクチンの品質などに問題があったとみられる。

 狂犬病は、アジアとアフリカを中心に世界で年間5万人以上の感染者が出ている。人から人へは感染せず、日本では撲滅されている。外国からの帰国者の感染例としては、06年にフィリピンから帰国した2人が発症したのが36年ぶりで、中国からの帰国者ではまだ記録がない。

 研究チームの陸家海・副教授は「一部の都市で飼い犬への予防接種の強制も始まっているが、全体としてはまだまだ対策が遅れている」と認める。日本の国立感染症研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官は「中国では犬には近づかず、もしかまれたら、すぐに信頼できる医療機関を受診して」と話す。
=====

コメント

3月に大連に言った時、開発区のマイカルの近くの路上で犬を売っていた。
車に積んで売っていたのだが、結構可愛い子犬ばかり。
でも、やっぱりこんなのも怖いのでしょうね。(汗)

  • 2008/09/11(木) 17:59:09 |
  • URL |
  • こうちゃん #-
  • [ 編集]

そういや

犬といえば、私の出入りしていた工場に番犬がいました。なでようとして吠えられて止めたけど、今考えればやばかったということかな・・・・。鎖なしでしたし。
ただ、その会社とうちの縁が大人の事情でこないだ切れたので、もう(観光ででもなければ)大連に行くこともなくなりそうです。残念。

  • 2008/09/13(土) 09:29:30 |
  • URL |
  • papa_38 #-
  • [ 編集]

>こうちゃん
路上で売っているが犬が直ちに危険かと言うとそんなことはありませんが、注意するにこしたことはない、と言うことです。
1年間の狂犬病患者数が3500人なら、発生頻度は、13億分の3500ですから、およそ40万人に一人となり、比率だけで計算すると開発区で一人と言うことになります。大連開発区での発症例は聞いたことがありませんが、確率的には可能性があるんですね。やっぱり警戒しましょう。

>papa_38さん
番犬は結構ヤバイかも。
狂犬病に罹っている犬は、よだれを垂れ流して目つきがおかしいので分かるようです。
そうですか、大連に行く機会がなくなりましたか。私も仕事で行くことはないでしょうね。

  • 2008/09/15(月) 07:17:56 |
  • URL |
  • でっつ #-
  • [ 編集]

危険予知

中国に出張に行く方に
「犬に触らないようにしてくださいね。噛まれて狂犬病に罹ったら大変ですから」と言うと
「えっ?狂犬病?流行っているんですか?」なんて、のんきなお返事でした。
派遣する会社の方で、指導しないのかしら・・・と不思議に思いましたよ。
ご本人も、自分のことなのだから、予備知識として調べておくべきですね!

日本では、狂犬病予防注接種率が下がってきているそうです。
「うちの犬は外に出さないから」「日本ではもう発症しないでしょ」「猫だって狂犬病に罹るのに、何故、犬だけ注射の義務があるの?」
理由は様々ですが、飼い主の身勝手としか思えません。

狂犬病が発症すると、惨い有様になるそうで・・・
犬や猫なら、苦しそうだから安楽死を、ということも出来ますが。

専門家は、日本での狂犬病の復活が心配だとコメントしておられました。

  • 2008/09/15(月) 18:28:45 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
  • [ 編集]

情報不足はありましたね

そう。出張前にそこまで気を回すべきだったと後から思いました。当時は鳥インフル全盛?でそちらは調べたんですが。当時から領事館情報には狂犬病情報があったので、注意していればわかったと思います。会社もそういう話はしてくれませんでした(日本語のできる病院で診察してもらえる保険に入っているので、何かあったらここへ連絡のことという紙と、インフルエンザの予防接種をするようにという指導だけ)。

ただ、大連滞在中、犬はそれ2匹(2カ所各1頭)しかお目にかかりませんでしたね。不思議。日本みたいに散歩をしているひとはもちろん、つながれた犬もみかけていません。尚、番犬はどちらもきりっとしていたので、発症はしていなかったと思います。

狂犬病は発症前なら治癒の可能性が高いそうですが、発症するときわめて治りがたいとか。おっしゃるとおり、日本でもお座敷犬に注射しない人がいるとか聞きます。飼い主が発症するのは自業自得ですが、他人への迷惑ももとっ考え頂きたいものと思います。

  • 2008/09/15(月) 22:08:23 |
  • URL |
  • papa_38 #-
  • [ 編集]

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