先ず、金州線の駅の名前は、計画ではこんな風だった。

ところが試営業の時点ではこんな風に変わっていた。

(この写真の出典はこちら)
金州の九里を出発してから東山路までは、計画と実際は同じだ。

(和平路?)については、下で説明する。
その後開発区までの2駅の名前が変わっている。

面白いのは、開発区の一つ手前の駅名だ。
計画では「十里崗」だった。十里とはこの辺の地名で、小さな丘が公園と言うか自然の山になっている地域である。地名を駅名に採用するのは、ごく普通のことだが、実際には「通世泰」駅となった。
通世泰とは、正式名称を「大連通世泰建材有限公司」といい、日本のトステム株式会社の子会社である。十里崗の近くにあり開発区でも有数の規模の会社だが、駅名に採用されるような特別な活動はしていないようだ。
とすると、十里崗と言うよりも通世泰の方が、地元の人にも分かり易いと言うことではないだろうか。
実際、タクシーの運転手に行き先を告げるときに、□□路△△番と言うよりも、◇◇公司と言った方が伝わりやすい。と言うよりも、開発区では□□路△△番と告げて通じた試しがない。

(写真はサンディさん提供)
通世泰站は、中国ローマ字(ピンイン)で書けば、tongshitaizhanとなるのだが、写真に示すようにTOSTEM STATIONと表記されている。日本でも金閣寺をローマ字でKINKAKU-JIと表記する場合と英語でGolden Templeと書く場合があるように、2種類の表記法があるが、中国でも同じような使い分けがある。だけど、明確な決まりはないので、雰囲気でなんとなく決まるようだ。
それにしても日系企業名を冠したTOSTEM STATIONは、かなり珍しいと思う。
日本で警察をアルファベット表記するときに、KEISATSU と書くことはほとんどなく、99%以上の確率でPOLICEと書くと思うが、中国ではPOLICEもよく見かけるけど、制服(ベスト)の背中にJINGCHAと書かれているのも見かける。
ネット情報を眺めていたら、「匯金市場」駅が「和平路」駅に改名されたと言う情報があり写真も示されている。

(この写真の出典はこちら)
本事典読者の大黒さんからも「和平路」駅まで乗車したとのコメントが寄せられているので、「匯金市場」駅は開業まもなく改名されたのだろう。ということは上の駅名案内板はもう既に古くなってしまったということか。
(ありそうな話だなぁ)
