大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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米価

日本の米の値段って、自主流通米が出始めてからいろいろだ。現在、普通の米ならキロ当たり350円程度だろう。それに対して、大連の米は、36円だからざっと十分の一だ。
dami050322.jpg
写真は、上の写真は大連のスーパーで買った普通の米の表示ラベルだ。「単価2.80」とは、キログラム単価を示している。現在の元レート、12.7円/元で計算すると、36円/キロに相当する。
「黒龍江大米」とあるが、「黒龍江」とは、産地が「黒龍江省」で「大米」は普通の米のこと。因みに「小米」はアワを指す。炊飯器で炊いて普通に食べて、特に問題はない。ただし、「魚沼産こしひかり」なんかと比べると、味は落ちるかもしれない。

米の値段って、日本ではいろいろな価格の標準資料に使われるよね。
例えば、昭和20年の米価は××円だったから現在よりも映画館の入場料が高いとか安いとか。
ただ、昔のように米だけが主食の食生活ではなく、食品が多様化しているから、以前のように画一的には言えなくなってきている。ましてや、中国では米の価格が物価の中心だとは、とても言えないのだから、以下は数字の遊びにしかならないが、、、。

日本の米価の遍歴は次のようになっている。(価格は米1表(60kg)の政府買入中心価格)
1868年(明治元年) 1.69円
1912年(大正元年)   8.32円
1926年(昭和元年)   12.7円
1950年(昭25年)  2,064円終戦直後
1960年(昭35年)  4,117円
1970年(昭45年)  8,272円大阪万博
1980年(昭55年) 17,674円バブル前
1990年(平成2年) 16,500円バブル崩壊
2000年(平12年) 15,104円

昭和に入ってからインフレに合わせて、凄まじい勢いで価格が上昇していることが分かる。中国の米の値段だが、2.80元/kgであるから、上の表と合わせるために60倍すると168元/60kgになる。

現在の為替レートで計算すると、2,200円となり、昭和25年に相当する。しかし、人民元はその2~3倍の実力があるといわれているので、仮に3倍すると、6,600円となり、昭和40年頃に相当するから、日本より40年遅れている?って。
まぁ、ただの数字の遊びで大した意味は無いが、こんな比較も面白い。

また、現在の日本での大卒初任給は20万円くらいなので、初任給で350円/キロの米が約10俵買えることになる。一方、中国の大卒初任給は、地域や職種によってばらばらだが、大連開発区では1,500元程度(上海なら2,300元か?)だから、2.8元/キロの米を約9表買えることになる。
こうしてみると、人件費と米の値段って釣り合っているようにも見える。
キーワード:米価、初任給、経済
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